表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
1546/1813

28-47 GGMスタンピード これぞ正にパンモン経済

そして、全員が周回できたこと、苦戦はしたものの戦えることが分かった事と、そして猫車に大量に積まれた食糧。まあ、つまみ食いもしたそうだが、買取カウンターでこれらを買う事も言った上で解散した。

そして、それは他の従業員幼女も目の色を変えることになった。8代の猫車に満載された食糧。それがショップに吸い込まれていく。でこのパンモンアイテムの買い取りはちょっと特殊だ。当然こっちがお金を払うのだが、このアイテムは”売却”が可能だ。正確にはこれをDPに変換できる。なので買い取りは無制限だ。ついでに買ったアイテムの売値は最低2倍。設定可能である。だが、労力もかんがみて飲食の利益率である3倍値にした。嫌ならパンモンもって…は無理か。そしてこれは難民たちに衝撃を与えた。いや、最初のインパクトはキャラバンの人間たちだった。この食料の束の半分はこっちが買い取りお金に買えて、後は彼女たちの意思を尊重して分配したうえで家族に食料を持って帰った。そして次の日に来たのはまずはキャラバンの女子供たちだ。どうもガルさんが考えたらしい。パンモンを手に入れて来いと。但し全員に契約させた。総勢7名だった。少ないと思うなかれ、キャラバンの子供は地味に農村部で人手として売れるので未成熟の子しか残らないのだ。阻止てガルさんが責任を取るという事と、パンモン使用可能地域以外では”一体以上展開できない”を条件に契約した。一体は、ガルさんと契約の上だ。ついでにエルマさんもパンモン展開できるか確認したところ、可能だったため、パンモンを渡した。遥さん?もう渡した。後はガチャの仕様ともう一つ難易度を上げると出てくる”卵”の存在を語った、他のゲームだと捕えるとか、仲間にするとかあるんだけど、このゲームではない。稀に手に入る”卵”を手に入れて、孵化させるかガチャで手に入れるしかない、しかも今のガチャはコラボ系ガチャなので、フィールドには出ないはず。ただ、頭を悩ませていた。

「やってみるか、合成もできるんだろ?無駄にはならんのか?」

 ガルさんもゲットした、最初の一体は海猫だ。

「まあね。但し最大対数50体は越えれない上に厩舎に登録するでないと、置けないから。ガチャが回せなくなるの。手持ちの最大は6体。3体が展開可能。」

「男衆でもできるのか?」

「出来る。確認済み。ただし…それが原因で私は故郷から追い出されたんだ。」

「は?」

「どうもペットとしても戦力としても有能過ぎるんだ。パンモンは死んでも厩舎まで来て金額払えば蘇生するんだよ。生き返るんだ。」

「そうなのか!?」

「ああ、意思疎通ができるまで仲が良くなれば偵察もできるし、手伝ってもくれるの。但し言語は覚えない。」

「それがあるか、でもこのエルフガチャとか、あるだろ?」

「一応ね、金額高いけど人間と同じ大きさのモンスターよ。」

 一応ガチャにはゴブリンガチャと、アニマルガチャ、エルフガチャが置いてある。ついでにエルフのガチャ上位は職業持ちだが…合成結果に変動はなかった。がノームに職業が付く点が違った。エルフのシチズン(市民)とゴブリンのウォーリアー(戦士)の融合だと、どっちの能力からもスキルを付け継ぎ、剣術と農耕の双方を持っている。

「人手として使えるか…。検討してみる。」

 ガルさんが帰って行って、ガルさんも何か考えているんだろう。只契約の上で広げるなら…。そして帰って行った後に鑑定を行うと。契約のスキルがレベルアップしていた。しかもいつのまにか2個もだ。


契約締結LV3 (特異系) お互い同意の上でのみ契約が可能。契約6種。 必要DP176000DP


 契約の種類を思い浮かべてみると、定期契約、通常契約、従属契約、不均等契約、自動更新契約、商業契約


このうち通常はいままでと同じだが、罰則が契約内容の禁止項目の”無意識的回避”及び罰則の”段階強化”になっていた。そして定期契約は商品と金銭が必ず消失して交換される契約書だ。例えば毎号ついてくる本を銀貨5枚で買う契約をすると、その本をその辺に置いておくだけで、勝手に転送され、お金を支払われる。お互い対価は何でもいい。ただし…その際に支払えない場合はその時だけ必要分の金額を…スキルで規定された支払える範囲で自動で支払う。そしてその契約の破棄が宣告されてその契約書は消滅する。その分この契約書は”最大MP”を食うので、ありがたいにはありがたい。そして骨的なものだが。この契約書にかかるMPの負担は”相手に付加させる契約も可能”だ。この場合は相手が死んだりすると消滅する。ついでに子供たちにしたパンモン契約はこっちを使ってる。

 従属契約はこっちが金額などを支払う代わりに”命令権”を得るという奴隷契約みたいなものだ。但し生命の危機や重大な価値観の喪失には抵抗可能だ。…なおエチエチは価値観の喪失に関わるのでアウトらしい。可能な契約を結べばOKらしいが。その代わり払う最低限度の金額さえこの項目次第で上昇する。その為、極度に不利な契約は不可能だ。

 不均等条約は相手とこっちの条件を”同等”にしないという条件が付加された契約で、元々の契約はすべて、お互い利益不利益が”同等”である。という条件が付く。が不均等は毎日銀貨を払う代わりに払えない場合は契約書の効果で死亡する。など無茶苦茶な事を言っても成立する。但しその無茶苦茶具合に応じて最大MP対価が大きくなる。これは全ての契約書に適応可能だ。

 商業契約は組織相手に契約をし、その所属する全員が適応される巨大契約だ。これにMPは消費しない。その代わりお互いの組織が残る限りこの契約書は消滅しない。当事者が死んでも無意識でその項目を履行し続ける。その分契約コストはすべて”この契約で利益を得る側”が負担する。しかも有利度合いが大きいほど大きくなる。で、この契約の恐ろしい所はそのコストが何なのか契約するまで分からない上に…そのことは破棄されるまでお互い気が付かない。という特性がある。

 最後の自動更新契約は契約時に”お互いに宣告し了承しない限り同条件を継続する”という項目が追加できる。これにより自動で契約が誰かに引き継げるなど、様々な継続特典が付く。これは”契約書が消滅する事態”であっても契約が持続するという悪魔的契約でもある、当然更新時に再度MPが要求される。

途中ですがこれ以上日数が経つと秋を過ぎてしまうので、急いで作ってきました。ここからしばらくは秋スペシャル”GGMスタンピード 作戦名:実りの秋”となります。お楽しみに

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ