28-43 GGMスタンピード 罰則は罰する側が決める事
そして次の日に事件は起きた。遥さんが数人の難民の男性の襲われたのだ。時間は昼間、そして遥さんは格闘少女でもある、はっきり言って指2本であしらったらしい。そして難民何の警察はない。そこで彼女は部下の数人のエルフに頼んで…その全員をダンジョンに捕えることにした。
「何をするんです?」
そこに、私は牧場の管理者として呼ばれた。
「実は最初にあんたの牧場を襲ったのは二つあるんだ。一つは初めての村だったこと、そして…私の能力を試すためだ。」
「遥さんの能力?」
ついでに男性は15名いる。それが縛られ拘束されている。外傷はほとんどないな。
「で、ガルさんだっけ、聞いてみた。こっちの法律どうなってるの?って事。そしたら、犯罪犯したら死刑か…犯罪を受けた側が勝手に決めていいんだと。」
そう言えばこの辺は商品が集まってできた土地でしかも、その商人たちは他国からくるだけでこの鉱山に興味があるだけで住人には興味が無かった。だから…行政府含め誰も法律さえないのか。あれでもガルさんは…かなり人道家という口で、優しいらしい。
「だから、連れてきた。まあここでお前ら、襲って来たんだ。何をされても文句は言えないよな!」
「家族が来たらどうするんだ?」
「それをガルに頼んだ。襲った奴らをわざとガルに頼んで公開して…犯罪を犯したらこのキャンプ場から追い出すと。こっちは金を払って養ってるんだ。文句言うなら出てけとな。」
それに苦い顔をする。難民の話は・・・・あの悪魔から聞いたことがある、難民の支援に積極的ではないのは…難民の多くが腐るからだ。乞食に慣れ手を出す事だけを覚えている人間は手しか出せない。
そして…彼らは支援を受けるのを空気と一緒に感じる。だから、内部で犯罪も犯す。そして人間性欲含め貯まる物がある。それを防ぐことはできない。もっとひどい事を言えば娯楽もない何もない場所で閉じ込められているのだ。・・・気が狂ってくるのだと。そして…その解除法はただ一つ。追い出すことだ。だがそれが国の政策の関係で出来なくて歯がゆいと女史は言っていた。スーパーモデル並みの美人の肉体がある悪魔を見て今の俺の事だよ!と怒鳴りそうになって覚えていた。
「一応言っておくと、私も…大方これから会うダンマスも全員…人間じゃない。」
その言葉に男性たちが遥さんを見る。
「で、あたしはあることを我慢してきた。それが吸血だ。正確には…ダンジョンからエネルギーはもらうから死にはしないんだ。が、飢えは止められない。」
「私に見せて…どうするつもり?これを見せながら飯を食えと?」
「…そうなのか?」
「データは後で見せてくれればいい。」
私は踵を返し立ち去ることにした。人殺しのシーンは見たくないが、問題が起きてきたのは事実だ。




