28-40 GGMスタンピード 吸血鬼の女性はどう見てもお姉さま
そしてレベルアップが久しすぎて忘れられていた、パンドラ牧場のメニューのオープンは合成と設定にした。
『メニュー機能”合成”が解禁されました。追加施設:合成研究所”を作成可能です。追加施設”2進合体””3進合体”、”マージバフトライ”、”ファクター2進合体”、”ファクター3進合体”、”武器合成”。”強化合成”が解禁されました。設定の開放に伴い、各所の設定が可能となります。』
全然わからん、合成はモンスターを合体させる必要がある。今日か手段として思いついて行った。まずヘルプ確認。うーん。まず合成研究所では”2進合体”、”3進合体”、”強化合成”が可能だ。これはパンモンを2種、違う種族を駈け合わせて全く別の種族にするのが。”2進合体”また、これを3体にしたのが”3進合体”だ。で強化合体はこれはどちらかの種族にして、スキルや身体特徴の一部とレベルを”元の種族”に足すという合成法だ。パンモン、結構奥が深いな。でダンマスの方のモンスターの進化にはレベルが最大まで欲しいのが多く、その為に大量に欲しい。これモンスターのダブりほぼなくなるぞ。さらに調査すると鍛冶屋に”武器合成”が確認できた。鍛冶屋で売っている道具に限り”品質”、”最大耐久度”、”魔力”が上がる武器同士の合成以外に…。なぜかパンモンが装備できる武器として登録させるパンモンと武器の合成もこの合成内で行えるようになった。これが適応されるのは主にゴブリン系のモンスターとエルフ系のモンスターだ。でわからないのが、ファクター2進合体と、ファクター3進合体だ。で、思い出したのが遥さんだ。あの人は日のファクター持ちのダンジョンマスターだ、意味が分かるのでは。
「遥さーん。」
なんか、検証して置きっぱなしにしておいた”小”のフィールドに遥さんが立ってモンスターとバトルしている。それを遠巻きに見ているのが少女たちだ。
「はぁぁぁぁ!」
そう言えば遥さんはヴァンパイアでしかも昼間の方が強いという不思議さんだ。小の場合のフィールドは敵が延々と出続ける。でもパンモンを展開しないとモンスターが出ないので、放置していたんだが…。
「ねえ、君たち、学校は終わったの?」
「うん。終わったからここで待ってる。」
少女たちは従業員という事で新しく手に入った杭で小学校、畑、宿舎の建設を行った。小学校は来た人間にカリキュラムを設定しそれを教える施設だ。
「遥さん、聞きたいことがある!」
「ちょっと待って!」
そう言うと後ろ廻し蹴りで巨大蟻をけ飛ばす。そして蟻は霧散していった。そして滑り込むようにフィールドから出ると、それ以上モンスターが出ることが無かった。凄いな…。
「出る!」
足元からペットが出てきて…。そう言えば確かパンモンとかでないと戦えないモンスターと何で戦ってるの?そして遥さんと、あ、あれは初期の歩き草だ。でも色々おかしいな。
「いやあ、いい運動になった、久々にいいな。」
そう言えば結構遥さんは戦闘ジャンキーなのか?ダンマスが全員これなら怖い。
「さて、みんなすまないな。」
なんか女の子たちの顔がキラキラしている。確かに女性で強いというのは珍しいんだろうな。
「いえ!」
一人が緊張して答える。
「…この方は確かに武人として強そうですな。」
よく見ると、数人のキャラバンの人々も加わっていた。確かに戦っている。
「ただ注意してね。この戦闘フィールド・・・出れば何も起きないけど、相手が死ぬまで繰り返すからね。」
流石に注意しないといけない。
「そ、そうなのか!?」
「検証しているけど、倒れていても普通に襲ってくるから。」
慌てて誤魔化したけどこのフィールドは深夜に検証した所…はっきり言って鬼畜仕様だった。小さくなってもモンスターの出現ペースと数に変更なし、そこは”カスタムで調整しないとダメだった。その為小さくなる毎に乱取りの仕様になっていく。ついでにこれを使ったパンモン育成法があるので、放置してある。出れば襲ってこないという仕様の為と、”小”という…大体一軒家程度の大きさの幅なので、コンパクトで設置しやすいのが特徴となっている。そのお手軽とは裏腹に命の危険があるからだ。ついでにパンモンがいないと襲ってこない上に、本来はパンモンしか殴れないはずなのだがパンモンが0であるときにはその場にいるモンスターは残って人間を襲ってくる。だからエミルの設定と、ゲームの仕様のあいの子になっているのだ。その為に命懸けの訓練だと分かった。ついでに私のモンスターだと、ぎりぎり初期設定が耐えれるだけで、設定変更はしなかったはずなんだ。そう言えば遥さんはモンスターであり”ヴァンパイア”だ。で解説によるとこれがエルフの”中位”であり、エルフと同等と書かれている。が解説によるとどうも隠し種族の疑いがある。シルキーもどうもゴーストの進化系らしいからな。




