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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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28-39 GGMスタンピード ガチャスキルと自販機スキルと区別がつかない場合がある。

 そしてまずガルさんが提案したのは

「その遥の姐さんを紹介しましょう。できれば商会に入って欲しいですが…。」

…いや遥さんは私の姉じゃないって。

「ガルさんの商会って大きいの?」

「キャラバンをして団体で移動する関係上・・・通るルートの街道上に店を建てる。それ以外に移動販売も行うが、基本は要所に商店を置く。そこで食料を補充しねぇと、この人数の食料の確保が難しいんだ。その為、各地に情報ネットワークがあるが…その中でいくつもの商路を持つ商会も、我がボスコドーレ商会はカナン国に向かう数少ない商会で長いんだ。商路が。」

 詳しく聞くとガルさんは俗にいう”番頭”とか”取締役員”クラスの人らしい。本社がカナン国だ。で、キャラバンはその商品を運びその前に商店に集めさせた情報を基にルートを決定し馬車を集めたり派遣したりして商店に商品を送る仕事だ。これがさらにスマートになると”卸業”とか”物流業者”とかになるっぽいがそう言う仕事だ。ここの銀は貨幣としてこの大陸に広がっているので、主要地域だという。当然各地の治安も期待できない。荷物を奪いに来る村人、盗賊そう言うのは無数といる。その為キャラバンのメンバーは基本武闘派であり、最悪の商品として”武力”を売る場合もあるという。まあ崩れると山賊とかになってしまうらしいが商会の中にはそう言う山賊商会も存在している。そして何より驚いたのは…ガルさんの親方がカナン国宰相である。ただ金にうるさいだけのおっさんであり、ガルさんは嫌いだったらしい。なので、大森林往復組と、調達側でチームを分けて効率化している。

「武闘派ね。」

「当然な、俺達は命を狙われることも多いんだ。だからこそ、苔人を倒せば利益が出るとみてる、が、どうもダンジョンとかいうのがある可能性があり、スキルとかがあるんだよな。できれば・・商会の為にも

狙いたい。」

「で、私と。」

「こう見えて、それなりに強いんだぞ。」

 ガルさんが、服から腕をまくり、力こぶを見せる、見せるほど腕力あるんだ。

「レベルが21だな。確かに…、」

 モノクルで家訓する。計算と言語しかないが、確かに強そうだ。

「何だ?そのレベルって?」

「強さの指標だな、ほらこれ。」

 ガルさんに鑑定のモノクルを渡す。

「うわ、なんか数字が見える。もしかしてこれ?」

「ああ、基本数字が高いほど強いって事らしい。スキルもそこに書いてある。」

「あ、本当だ、あんたにパンドラ牧場・・・って奴と、後なんだ?ガチャって?」

「こっち向けに言うと、商売をする箱を出せる能力だ例えばこれ。」

 そう言って出したのは食料用で使っている”菓子パン”ガチャだ。

「これが!?」

「ああ、私の知っている範囲ならどこでも出せる。」

「意味が分からんが、どうすればいい?」

 ガルさんも興味津々だ。そして小一時間かけて説明した。いや、このガチャを説明するくだり3回目だから、省略させてもらった。

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