6-35 レアリティ:UR
「そういえば、このランキング一位になったのは単純に交渉の為だけかね?」
実は教授含め、ダンジョン関係者”付きの金カードはダンジョンでは位置は出ないものの”ダンジョンSNS"と”勇者SNS”が両方みられるシステムにしてある。ついでにランキングも見れる。
そして、そのランキングで僕が一位、そして聖女が5位になっている。それに必要な分の魔石を渡し、それをDPに返還してもらっている。ついでに余った分は自由にしてもらうつもりだ。
「いえ?チケットの為だけですよ。これを使うためです。これが必要でしてね…。」
そう言うと僕の手元からチケットを出す。
「それが必要?」
「しょれは?」
「魔界一日滞在チケット。ダンマスと後ギルドの勇者に与えられるもので、交換もできる、勇者は500万DP分の活躍。そして僕たちはダンジョン関係者含む全員入れていい代わりにランキングの人数の一割を突破したものすべて。に与えられる。今は56名だから5人以内に入ればいい。本来は邸宅を建てる権利ににする予定だったけど。」
「はい、それやると、ランキングが合計しかできなくなるので、ランキングを毎週入れ替える代わりに安くしました。他のダンマスにいろいろ経験を与えたいのです。」
「魔界?」
「ああ、魔界だ。ここと違う世界。魔物が常にわき、人間さえも沸く。弱肉強食の世界でここより相当きつい世界だ。」
教授の顔も厳しい。
「うん、最悪あそこ、大都市を魔法でせん滅すると、その次の日に”大都市”がわくからね。あそこ…。僕のDP凄く減るけど。」
「ん?}
「うんあそこの超過DP。全部僕の支払い。」
「え?何話してるんです?」
全員がこの話について来ていない。わかるのは教授とヨミくらいだろう。
「ああ、南君は入ったことがないのだな、それにチケットは魔王軍制定後だったからね。」
「うん、ランキングが滞っていると聞いて。で、大方行ったことある人いないとみてる。ランキング特典の”魔界”チケット。」
「そういえばこれ、意味不明で、”ランキングに意味ない”って書き込みありましたわね。」
「これの効果は”向こうだと時間が10倍に流れる世界でこっちで一日すなわち10日分の経験や修行、バカンス”ができる。休日チケット。修行やモンスター見学、食べ物もこっちより多い。鉱物も多い。」
「何それ?」
さすがの南さんも驚いているようだ。
「で、ゲームの世界さながらの世界を遊べるっていうチケット。ついでにそこでもギルドカードが機能するから、カウント稼いで冒険者生活って事もできる。」
「ん?確か、持ち込みOK,持ち出しNGではないのか?」
「あれ、わざと穴開けてある。もちだし(素材)はNGなんだけど経験、DP,後モンスターテイム(眷属化)は複雑すぎて、処理から外してある。チケットには”ものの持ち込みOK,持ち出しNG
と書いてある。”あと”現在位置保持機能”がカードにつけてあるので、次に始める際には同じ位置から始めれる。なので、建物を置いた場合は、そこに置きっぱなしとなるが警備も置いていけば、
拠点ごと置ける。」
「さすがにそこまで考える奴は…いないとは限らないな…。がそれは。」
「そう、ギルドカードの記録だから、ギルドカードなしだとできない。ついでにこの機能専用管理サブコアが、どこかに設置してある。」
「そんなところがあるのか?」
「これ使って、いろいろ閉じこもったダンマス生活をエンジョイしてもらうのが目的のチケット。でそれが、ここに2枚ある。」
「そんなカードなら、私、頑張ってゲットしようとしましたわ。ついでにこれ。」
「検証班がいれば売れるかもね。ついでに大陸相当広いうえに敵も強いから。レベル5エリアだと。勇者が餌まである。そこまで強い。ついでに裏のシーアダンジョンラストが、このランク5の一体。」
「モンスターランクまであるんですか…。」
「魔界に行かないとわかないんだけどさ。で、3でゴブリン、5でアイランドジェリーフィッシュ。」
「オークは?」
「4のはず、4の集落に稀に出る。基本5はワイバーン含め危険生物ばっかり。」
「だな…私でも結構苦戦したのでね…。」
苦労した顔で、頷くヨミと教授。」
「何だけど実際はその上。現行10まで作ってはある。」
「え?」
その言葉に全員が凍った。いや、ワイバーンで5ですよって顔である。
「で、8以上はほぼUR,ユーちゃんクラス、」
「はぁ?」
教授の顔が分かるぐらいに…いや、その顔、少年ではないぞ…。
「ユーちゃんって?」
「私は会ったことがある、南君は会ったことないはずだ。唯一、この世界に来ることを許されない、魔界専用の魔王城幹部。それが”世界樹”だ。」
「あの!」
それには全員の顔がパーッと輝く。
「あるんですか?世界樹。」
「まじぃで?」
「ああ。しかも…モンスター扱いだ。」
「え?」
「生きてる。そいつが”ユーちゃん”だな。でそれと一緒のクラス?」
「うん。合わせて設計したURは16体いる。でそれ作った直後にルールの一部が改変され”ガチャ含む召喚”するためには魔界に生息地を作ること。になった。ついでにエリア規定だと最大は9で
10は9のボスクラス一体のみモンスターが生存って言うのが条件。しかも各ダンマスURは一体以上の保持禁止。というルールになった。うちはついでに”世界樹”。でリューネさんの。」
「コクヨウくんか。」
「うん、あの子が現在UR指定のはず。で追加作ろうとするとストップがかかるらしい。」
「そんな化け物がいるのか。」
「はい、私が見たところ、コクヨウ様で、皆さんのステータス平均が1000で。向こうが11万でしたね、確か。」
「うん、その上吸血鬼の特性を持ち、日光がむしろ餌。欠点らしい欠点がない。という規格外のドラゴン。ついでに基本的には少女で、リューネに付き添ってる。」
「URとなんか会いたくないわ。」
「あたしゅ達みゃだみゃだだ…。」
勇者たちがへこんでいる。いや、”教授”まではないだろ…。
「だからまあ…そのクラスまであるのさ。」
「でもそうなると、魔界は本当に恐ろしいな…。」
「だから、増築は凄い悩む。モンスターには生息地域があるし、こっちは素材欲しいから作りたいエリアがある。で、ナッツたちの修業で、この魔界に行ってもらう。数日でいい。会談は?」
「あと三日後です。二回は使えますね。」
「まあ、ちゃんと作戦は説明するが、行くのは一日前でやることやっちゃう。でそれまでに急ぎで会場まで行く。」
「二つ目の入り口でパーッといけないのかよ。」
「いや、それがあれ…”関係者以外誰も見られていない”が条件なんだよ。だから、周辺に人が来るかもしれない地点は選べない、よっぽど下見しないと。本当は使えない、しかも自分の
ダンジョン領域でないといけない。たまたまあそこは僕が持っていただけ。」
本当は全部貸し付けているからどこでも行けるのは秘密だ。これ知られたらピンチ程度じゃすまないが、。
「そんなに便利じゃないのか…。」
「なら私の領域売りましょうか?ナオ様に譲ってもらったものですし。」
「これの売り買いもできるのかね?」
「はい。まあ、チートチックにいえば、”マークつけてしまえば、転移魔法は使いたい放題。物資運送も自由”という事になります、むろんこれな重要なもので、ダンマスは基本これを
奪い合うのです。領地の数=あからさまに有利。ですからね。」




