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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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28-30 GGMスタンピード まさかの危機?

 そして、管理人室の隣にダンジョンの入り口を作るとその中で、コアと話し合った。主に支援金と金貨と銀貨をダンジョンに食わせたDPのチェックだ。がここで発覚したのは…価値が全然違うって事だ。 


 フェルエーレ銀貨=500DP

 カナン金貨=80000DP


 と書かれている事だ。すなわち。こっちの収益と全然噛まないDPの変換効率を持っていた。銀貨160枚で金貨と交換できるが。こっちの金貨での倍率は数百倍をこえる。425倍くらいだ。その差益で儲けることができる。そこで、こっちの金貨の保有分をすべて銀貨にして両替。そしてそれをダンジョンに入れ、金貨を増産。そこから交換率で同量の銀貨を手にした。そして

『ダンジョンと契約ですか?』

「提携契約を持ちたい。いくつかの機能をこちらにパンドラ牧場に使わせてほしい。そうすればこっちはダンジョン関連のショップが使えて、そっちには利益が出せる。」

『現在、ダンジョンカスタマーセンターと不正利用についての審議が行われています。この交換に関しては制限を設けるつもりです。又提携案については…。』

「私が対応いたします。」 

 ダンジョンのコアから這い出るように出てきたのは…ハーリスさんだった。

「お久しぶりです。ダンジョンカスタマーセンターとして参りました。スキルとの交換において制限をもつける交渉のためにやってまいりました。又スキル”契約”での契約を了承します。」

「お、お久しぶりです。」

 これもしかして、下っ端だったから、重役が直接話を結着に来た感じか。

「そっちの現状はコアから聞いています。ただこれはDPの無限増殖と機能しますがそれに耐えれるDPが世界中にはありません。なので、機能制限を設けます。又スキルパンドラ牧場の一部には変更を行いました。また、追加機能を入れておきました。不便でしょうから。これはエミルも気が付いていない様だったので。」

「えっともしかしてヤバかった?」

「すっごいヤバかったです。世界が終焉する手前でしたので。私が来ました。ただ、交換回数限界とします。」

「是正しないのか?」

「…いえ、この方が楽しいそうです。上司は。」

「楽しいって…。」

「ただ、パンドラ牧場は調整が必要で、大変だと、爽快感溢れる顔でおっしゃっていたので。それはそれだと思います。ではコアの方の意思も伝わってきたので交渉をまとめましょう。」

 そして細かい数字を詰め契約を結んだ。ダンジョンと個人渡航した提携契約を結んだのは私が初めてらしい。そして私の思い出召喚アイテムもダンジョンメニューから買えるようにしてくれることの事。

「これでいいね。契約を結ぼう。」

 頭がズキッと来るが、これがスキルのコストらしい。そして契約のスキルの全容もわかってきた。又も”最大MP”にかかるスキルだ。契約スキル相手の同意がある時にお互いに約束を守らせる機能がある。

そしてその時に相手にこっちのスキルレベルに応じた効果を与える、今は少しいやな気がする程度だ。が上がるとどんどん効果も上がる。そして”項目文の行数”に応じたMPが消費されその約束が失効するまで…その約束は消滅しない。スキルの所有者はいつでもこの約束を破棄できる。但し、それはお互いに必ず伝わる。只信頼とかいろいろ失いかねないので…当然破棄は危険だと思った。この契約は文章中で代償を契約者同士が出し合う事によりコストを増大させたり、減少させたりする。その代償は…様々な効果を及ぼすらしい。その辺が勇者のスキルという事になる。怖いのが。”乙が甲にステータスの半分を差し出し、甲の得られる金銭的報酬の乙半分を得る”なんて無茶な契約もスキルレベルがあれば結べるようになる。対価は何でもいいのだ。今回はパンドラ牧場のエリアを領域化していい代わりにDPメニューとDPでの購入、提携契約を結びダンジョン関連のショップを開けるようになるという物だ。

「まさかこんなことになるなんて・・。」

 でも無限DPは夢があったはず…が…ぐ…何か裏があるって事か、この話にも。

「ですので、ヒントを。まず、この辺は今はダンマスがいませんが。いずれ来る可能性もあります。そして…今日の判断は今後に影響するでしょう。では。」

 そう言うと、ハーリスさんの姿が霧散した。なにがある?

『緊急警報発令!侵入者あり!部隊が確保に向かいます!』

そう言えば、交渉用に入り口すぐにコアルームだ。防衛は変更できない!そして、階段から…行商人さんの姿が!

「なに?」

「やはり、何かを隠していたか…井戸の秘密がここにあるんだな?」

 おっさんは夜になれていないらしく、したが…さっとコアに目配せをする。

「すべてを話すから…まずはそこの扉を閉めて欲しい。他の人に聞かれたくないの。」

「…分かった、閉めよう。」

 行商人のおっさんがドアを閉めると、こっちに悪い顔をしているな。

「これで、俺は水を売って金儲けができる!」

 そう言う事か!水が貴重ならそれを運んで売れば金になる。そして‼でも油断を

「いや、そうはならんやろ!」

 その扉から遥さんが大声をあげ…そっちに気を引く。

「何者!」

 遥さんが人外じみたスピードで近寄ると行商人を羽交い絞めにする。

「あたしかい・・・そうだな…あえて言うなら…マスターかな?」

「マスター・・・さん?」

 …いや、締まらねえよ、そこ。

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