28-28 GGMスタンピード それは難民と現状とのバトル?
キャンプ場は特大で作成し…どうにか暮らしていけるが…水があるだけで、食料は…エルマが帰って来ると、人が多すぎて驚くぐらいだ。そして、その夜会議室に派遣されたモンスターたちも戻り、この辺の荒野から一日歩いたところから円形に森があり。小さい村しかないことが発覚。そして川が三日目のラインからあるがそれも小さい。
「かなり絶望的ですね。木々に森があり、獣がいるらしいので、狩猟がメインの産業です。畑があるのが…さっきの話と産業表によると…マルワールぐらいまでないらしいのです。」
そうこの辺食料関連が、勇者大陸よりよっぽどひどいらしい。水もだ。そしてこの話を聞いたゴーストの皆さんとエルマが…青ざめてきている。
「え、これ不味くないですか?」
「そう、不味いんだ。むしろこんな感じなんだ。この辺は。しかも数か月単位。これはまずい。」
都市国家というのは歴史小説によると、国家の前進なんだ。そうなると都市国家があるだけの今の現状だと、規模的に派兵するラインまで”人口”が足りないんだ。しかも軍隊を数か月単位で出兵させるのかって事になる。食料もないのに?
「という事は、傭兵団が来るとか考えられます?」
「それ位なら誰かが出兵させて近隣の銀貨を持っている国家を襲う方が早い。」
いや、モンスターがドン引きする国家関係って何なんだよ。
「そうなると、マスターの計画は?」
「私がやる以外…達成できる方法もない、しかも今キャンプ場には3千人が住む予定だ。」
「…アホじゃないですか?」
「しかも女性と子供が多いんだ。男性は…商人が持ち去ったそうだ。」
その言葉にエルマがくらっと倒れそうになった。
「何でです?ハーレム物とか言うでしょ!女の子の方が欲しいんじゃないんですか!?」
「それが、旅となると体力なる男性が生き残ることがほどんどなんだ。で…耐えれなさそうな女性や子供を放置したと…。」
これにはゴーストたちも、エルマも愕然としていた。
「この具合では、食料を出さないと不味いが…獣を狩りに行くしかない。そうでないと、食料3000人分は足りない、あの行商人もどうも女子供は置いていきたいという話だった。」
「これ、ヤバくないですか?」
「問題はこの問題を…確認する最低でも6つの商隊が来るって事だ。それ以上もあり振る。」
「え?」
「その状態にもよるが、成績を得られなくて略奪にこっちを襲う事も考えられるんだ。」
現代日本の商人と戦国商人との差を上げるというとこの”実戦経験の差という人が多い。まず商品が届くというだけで偉業なのだ。その上に値段が決まる。盗賊、災害。それらによりモノの値段がいくらでも変化しうるこの状況は商品への意識が違う。
「どうするんです?」
「考えている、ただしエルマ、これとこの事を…遥に伝えに行ってくれ、ゴースト部隊も一度機関、人間型に変身可能な人化スキルをゲットして来てくれ。」
「りょ、了解!」
「で、その間にこっちは考える。どうにかしないと、死ぬのは自分たちだ。」
3000人の難民の使い方・・・そして犯行作戦を考えないと不味いって事だ。




