28-9 GGMスタンピード ガチャ機械的な進化が至るものはあるのか?
貨幣経済において金貨は金を使って”同等の価値である重さ”にされたものだ。金貨は銀貨の100倍。基礎である。が問題もある、それが金貨を持つ者は使うと目立つのだ。これは鳥海という
あの悪魔みたいな政治家秘書から聞いたのだが、アフリカとかの所だと犯罪が怖くて大型の金を持って行くと、両替ができないから断られ…そのあと持っている情報だけが流れ、襲われることがあるから
注意しろと言われた。こうして思い出すって事は…金貨は使うだけでもリスクがある。大きな店に行って使わないといけないし、それ相応の設備もも欲しい。
「このお金、どう使おう。」
「まずは、そのお金使えます?」
エルマの意見はもっと独特だった。
「どういう事?」
「あの機械・・・金貨なら周るんですよね、ギルド金貨じゃなくても。さっき動いたのを聞いて、怖くなりました。」
単純なこと忘れてたー!そう、為替である。この都市での金貨の価値を知らないと、不味い、早速メニューを…あれ?あれれ?あれあれれ?
「どうしました?」
「なんか、ギルド金貨200枚分って書かれてる。あの金貨。」
「え?ええ?」
「GP換算だから分からないけど、なんか、金貨は大金みたい。銀貨も入るみたいだけど、」
なんか大事やで。あの人きっと貴族とか大商人じゃないかな?いや、慌ててて、口調もおかしい。
「ただ、マスターはしばらく、ダンジョンと発掘に動くでしょうから私達はこのまま待機するしかないかと、」
「だよね。生きてはいけるんだから。」
「そう言えばこれの検証してみるか…。」
出したのは…ガチャカードゲーム機の機械だ。そしてこれの同じのを2台重ねる、
「なんかできた?」
「変なメニューが出て…。」
そう、透明な板が出て…”シールドフォン”と”アンディフォン”、”パントリオン”、”ゴルゴンノヴァ”ってこれ…二つはスマホの製造会社名じゃん。懐かしいという事で、シールド者の物を指定。・・・地面に、スマホが落下してきた。ガチャ12台を使った…スマホが一台だ…。
「えっとそれは?」
「うん、カードガチャの進化系だと思うけど何でスマホ?」
ちょっと待って!何これ!
「このスマホにある配置…私のスマホそのものだ。」
見たことある配置だ。確かにガチャのスキルで生まれたのなら”初期状態”でないと不味い。見たことある配置はわけがないのだ。
「…でもこれがガチャ?」
私も頭を抱え、事務所の椅子に座った。確かにそうだ。これだけ?怪しくないか?
「まずは検証しよう。」
ここでスマホが使えるのはかなり大きい。検証検証…そう言えばこっちに来てから開拓というより検証し課してないぞ。本気で。




