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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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28-6 GGMスタンピード ダンジョンの買い取りシステムって何?

 これは、インスタントラーメンと、ラーメンの価値を考えるとラーメンの方が肯定的に価値があるとみての事だった。遥さんが言うにはあの器込みのラーメンは27000(銀貨270枚)DPとなり、購入が29万DPとなる。これは思い出召喚の”カロリー数の法則”と彼女が呼んでいた。カロリーが高い方がお値段が高いのだ。インスタントラーメンは確かにきれいな水と水を分かる環境が無ければ只の不味い固形物だ。で、今度は器だけを土で作ってそれをダンジョンに吸収してもらい、それを量産してインスタントラーメンを作って

『できれば、変換できなくなるので、30回でお止めください。』

 まさかのコアから静止がかかった。

「説明してもらうよ。どうしてだい?」

 そこで説明してもらったのが、DP変換の仕組みが”先物取引に近い内容”だったことだ。ダンジョンのコアは全てつながっており、その間を魔力でつなぎ、召喚する”モンスターやアイテム”に近い内容の原子や粒子を購入して送付してもらうシステムがある。特に再現困難な物ほど高い。それにさらに密度、形状必要知識などが加味され最終的なDPを他のコアから貰う。これには魂を含みそれは光速より速いスピードで取引される。当然他のコアに買ってもらえれば高額だがその量が量産されうると分かればどんどん下がる。また世界に備蓄のある肉などは大量にあるので、モンスターは量産化のだという事だ。

「でもそれだとおかしい場所がある、その材料が必要な場合はどうなるの?エルフとか。」

『そこは開示できません。そこまでです。』

 分かってきたのはダンジョンというのが大規模な何かと言う事だ。そしてダンジョンが大量につぶされる事態はこのダンジョン側にとって良くないのだろう。

「が、限界まで作らせてもらう。」

 まあ、ラーメン30杯分6種のラーメンを作った。海王、おフランスラーメン、焼きそば、ラードラーメン、シークレットの旭川動物園仕様だ。うむ、食べたいけど我慢。で、合計60万DPをゲットした。

これで取りあえず領域を限界まで広げた。

『ダンジョンレベル4になりました。ショップ機能と、掲示板機能、移転機能など使用可能になりました。また、これに伴い……連絡がありました。エミル様にご提案です。』

「なに?」

『わがダンジョンと提携契約を結んでいただけないでしょうか?』

「提携?」

 そう言えばナオ君のダンジョンとも提携契約を結んだけど…何これ?

『提携内容は遥様と詰めますが…できればショップ機能でのダンジョン売店の設置、牧場内のDp利益をこちらに。それに伴う利益分配。また、様々なご提案があります。』

「コアがここまで積極的だと思わなかった.」

『コアも生命でありソウルを持ちます。又自分の意見も持ちます。体を得られれば独自にも動きます。その辺は弁えていただきますように。』

 なんか、急にコアさんも饒舌だな。

「確かにすまねえ…なら名前があった方がいいか?」

『できれば。私もあなたと一蓮托生の身、コアという言われ方は好きではありません。』

「すまない、私はこういうの苦手で…。」

 遥さんは苦い顔をしていた。

「…ないな、自分も。」

 急に命名と考えた事無い。が…まあ、それっぽい物から選んでもらうか。

「最終的に遥が決めて。エミルからは”エプソーヴァ(知恵ある者)”、私からは”イブ(AIの名前の一つ)”、”後は”ハル”かな。」

 流石に、…他人の一生を決めかねない命名だから…案は出して逃げたい。ついでに金貨も大量に入ったので。これで商品は買える。次は…。

「分かった。イブ。お前の名前だ。」

「イブとして登録しました。改めてよろしくお願いします。遥さま。」

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