27-37 あえて普通の勇者の学校編 やっと帰れる…本当に?
タイトルの重複が確認されたために、変更しました。申し訳ありませんでした(2024/09/03)
ただ、自分としてはそんなカンパニーとかいらない気もするのでお断りを入れた。
「ふむ…。本来はここからはダンジョンに井戸も宝箱などを得るのが…基本じゃ。だがの…例のインスタンスダンジョンの件もある、町で待機はどうじゃ?」
「動きたい気もするが…。」
「連中は勝手にやるじゃろ。でも今後どうするかじゃ。ダンジョンに潜るのもいいんじゃが…。そのダンジョンがここでは固定じゃ。」
「ゴブリン砦なんて軍隊だろ、相手。」
そうとも言うな…実際建物を発見するまでがきついらしいからのぉ。あまり評判のええダンジョンではないわ。後最近モートリアにできた”花鳥園”とか”ダイヤモンド鉱山”を狙う手があるがの。」
「…柳田から連絡じゃ。ギルドから行くそうじゃ、出立の…支度性。ようやく。ホワルカナンに帰れるのじゃ。」
「分かったそれはいいが…なんでだ?」
「条文によると、ギルドに貸しを作りたくないと…柳田は考えておったそうじゃが、王妃の帰還が3か月後・・・になる予定なのじゃ。」
「そういうこと?」
「うむ、王子に教育を付け…そのまま勇者学級にお主の代わりに王子を入れるそうじゃ。じゃから、王妃は国政で引っ張って帰ってもらうに3か月…だそうじゃ。そうでないと侯爵の娘は…メンツの問題で帰れんだそうじゃ。」
「何かすまんな。」
「いやいいんじゃ。それで帰る見込みが無くなった以上。インスタンスダンジョンの方はもう泣きつくことでギルドに助けを得て…やるしかないと方針転換した様じゃ。それでギルドがゲートを開けて向こうの
視点まで届けるというわけじゃ。」
ドランは数回ギルドカードにメールを送ると、周りの…特にメイトリーの準備があわただしくなった。
「これで帰れるのぉ…。でもタンジョン・・・。」
「ドラン、手伝って?」
「手伝う事はできるんじゃが…おぬしらの物を取ってしまうかもしれん。だからお主ら…ジャンに頼むか…人をよこすように頼んでおくのじゃ。かたずけさせて。荷物運びじゃな。そう言えばこういう小間使いの
商売・・・何でも屋はないのぉ。」
「そうなのでございますか?」
「商業ギルドに話しておくかのぉ。概念だけでも、鳥海ならもっとガンガンいうが…そうじゃ、あいつに頼んでおくかのぉ。」
「何をだ?」
「追加講義じゃよ。あ奴ならお主らの腑抜けた根性を叩き直してもらえるかもしれんからのぉ。」
あのトサカおばさん。確かにきついが・・それでもこの世の…あの宰相よりはずっといい貴族ではある。が、これから…ダンジョン攻略や今後の貴族の軋轢を思うと…本国に帰るのがつらくなってしまうのは事実である。
名前:ドラン(館林基樹)
種族;ルビードラゴン LV49
職業:ダンジョンマスター(龍)LV10 指揮官 LV45
Hp:98873
MP:29938
STR:7325
VIT:3797
INT:12687
MID:2987
AGI:987
MAG:172376
身長:95m
SP:22
スキル:慧眼LV4、竜魔法LV10、付与魔法LV10、闇魔法LV9、魔力変換LV10。作業LV7、指揮LV7、軍学LV2、火魔法LV9、龍の成長LV8、竜化LV6、土魔法LV6、水魔法LV6、魔器LV4。風魔法LV9、分割LV7,生活魔法LV10、領域守護LV8、限界突破LV2
身体特製:飛行LV7、竜格闘技LV5、魔素栄養LV10、急成長LV8、変身LV6、不老LV5、虹色の虹彩LV5
ファクター:龍LV8
称号:異世界の来訪者。龍のダンジョンマスター、配信者、”ノジャロリ(偽)”、巨人殺し、九死に一生、根性、巧者、少女漫画愛好家、乙女マスター、ディレクター
所持金:(取得権限がありません)
所持品:ゴスロリステージ衣装、配信用サブコア、ギルドカード(金色)、黒熊さんポシェット(部下の手作り、錬金機構付き)、逆鱗、
領域守護LV8(特異系)領域内の任意対象の能力値8倍、それ以外1/10。スキル適応、自分中心設定あり、領域50m、変更30分 必要DP ロック
虹色の光彩LV3(神業系) 追加統合(高速戦闘) このスキルのレベルを風魔法に乗算適応 必要DP 特殊
ルビードラゴンTIPS:上位竜の一種で宝石の名を冠する鮮やかな火龍。エンシェントドラゴンであり火龍でも稀にしか存在しない。あまりに鮮やかな赤は権力と富の象徴とされ、よく乱獲されるが。返り討ちも多い。光物が大好きで、カラスみたいと言われるとキレる。地域によってはこの竜の鱗がその世界最大の貨幣であることもあるので逆にそれを使い、人間に商売することもある。
一瞬ぞくッと来た。まず圧倒的なステータス。そしてスキルの多さ。何よりスキルに指向性がある事だ。すべてが魔法であり、その上にステータスの高さがあげられる、そして圧巻のスキルレベル。これこそまさにラスボスというステータスだ。
これで”あえて普通の勇者の冒険譚”の学校編が終わりとなります。次回から…ギリギリ夏だと思うと言い聞かせて夏スペシャル”夏は縁側でゼリーを一口”になります。よろしくお願いします。




