27-31(1) あえて普通の勇者の学校編 昔のゲームはソロ主人公が多いですよ
通されたのは、応接間だった。そこに俺たち3人が座り、
「ギルド長とかじゃないの?」
「ハイエルフの中のハイエルフである私達13名は基本権限か違っても大体同列なのよ、まあギルド長とは、もう話が通してあるし。」
「ハイエルフの中でも選ばれたと?」
「そう、ハイエルフの中でもネル様に仕えられるのはごく少数。後侮辱すると、叩き殺すからね。あんたでも。」
なんかエミリさんは気性が荒いみたいだ。
「ふむ、それはすまんの儂も気になっただけじゃ、勇者が来るとギルド長とか来るのかと思ったからのぉ、定番じゃらかの。」
「それは大丈夫よ。後、基本皆エルシュウッドにいるから。外で動く子は少ないの。あたしとかは…森に入ると燃やしかねないから…基本帰れないんだけどね…あっとこれ。」
エミリさんが無造作にオーブを2つ置いた。
「これがソロよ。」
ソロLV1 (特質系) 一人になる。 勇者+称号勇者専用 必要DP 7200DP
なんか、すっごいあれだな…孤独そうだが、これの検証か…。
「これなら、お主が持っておれば…お主の勇者スキルとも相性がいいのじゃ。」
確かに、ソロならが…ただ意味が分からない…
「このデータが足りないんだけど…勇者ってほら、みんな召喚されるじゃん。だから一人になる気概ってほぼないらしいんだよね。んで、検証できなかったの。」
確かに最初から6人の人がいれば確かにそうだ。ソロになるスキル勇者スキルに利点はない。早速オーブを二つ使う。
ソロLV2 (特質系) 一人になれる。 勇者+称号勇者専用 必要DP 19500DP
「坊ちゃま、どうぞ、モノクルです。」
受け取って鑑定してみると、なんか、レベル1と2の差が分からない。まあ、どちらかというと、そろって言う言葉が示す通りの勇者孤独説がつらいな。
「でもこれ人気ないんじゃな。」
「そう、解説も不気味なら。効果も不気味ね。」
「ま、育ててみればわかるわい。後効果が分からんもれっきとした研究じゃからのぉ。」
「まあ、時々一人で何かやってみるよ。」
でもこのスキル、人気ないだろうな…。ソロだもんな…
「でも、一人ってスキルなら…一人になる必要がるのですか?」
「そう言う事になるのぉ。育てるなら…じゃ。他のスキルもある。本来はソロ思考なのやもしれん。
「どういう事だ?」
「お主のスキルはいずれもパッシブで”相手が多いほど強い”と”相手のレベルが高いほど強い”じゃ。いずれも味方は一定レベル以上なら…おらん方が強い場合もあるんじゃ。」
「確かに…。」
「まあ、本来メイドは家の管理人じゃ。メイトリーさんにはメイトリーさんの人生もあるんじゃ。まあ…ソロでの運動も考えておくとええい。只の、年齢的には5歳・・・少年じゃ、それにしてももう少し後になるかもしれん。が心において欲しいのじゃ、」
ソロの可能性か…。




