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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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27-26 あえて普通の勇者の学校編 本のタイトルはインパクトがあるように

「よし帰るのじゃ。司書殿。この本は買えるのかの?」

「ええ、翻訳に使う本を購入していただければ、…これですと確か銀貨22枚ですね、14冊あります。」

 ドラン、結構本を翻訳…ん?翻訳?なのかこれ?メイトリーさんが本を持たされている。

「ではこれじゃ、ありがとうのう。」

「本が買えたんだな。」

「司書殿に聞いたのじゃ、ただしコピー禁止等のアイテムロックされたコピー品じゃ。一応写本は作れるがのぉ。」

 それを図書館から出てきた段階で影にしまっていく。

「で、何を企んでいる?」

「…ふむ、気が付いたのかの。儂はこの可能性を考えておっての。その為に来たのじゃ。」

 そう、ドランの持つ本は”統一言語、および魔王語”の本ではない、謎の言語の本だ。ナギサさんも…と思ったがそう思っていないようだった。

「そんな本があるのか?」

「ランダム宝箱のシステムは”要求されたDP内で世界内にあるアイテムからランダムで何かが手に入る”じゃからのぉ。それが、異世界言語の可能性があったんじゃ。」

「…でもそれ読めないだろ?翻訳どうするんだよ?」

 そんな落書きみたいな本。どこの誰が使うんだ?

「あほか。儂には慧眼がある、単語を指定して…検索を掛けて読めばええ。だからどんな本も時間はかかるがのぉ読めるんじゃ。」

「「「はぁ!?」」」

 それこそチートだろ!いや、確かに鑑定の上位何だ、神業とか言っていたな。確かにチートだ。ここにきて言語チート来た!

「わしを舐めておるじゃろ。特に重要そうな本14冊を選んできたのじゃ。翻訳には時間がかかるがのぉ。」

「ついでにその本のタイトルは?」

「”スライム学序文”じゃ。どうもスライムの生態と期限に関する本じゃ。」

「えぇ!そんなのあったの?」

「後趣味でこれじゃ」

「それは分かる、“ウルトラ幻獣500”だろ。」

「いやこっちじゃ、そっちも趣味じゃが。こっちは”機動石像マポリタン”のメカニック本じゃな。ゴーレム作る時の足しにしたいんじゃ。」

 意外と男の子だな、本が…。

「…ドラン。あんた、それが読めるの?というかそんな本あったの?」

 …声をした方を振り返ると、いたのは…怖い顔をしたリューネさんだった。

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