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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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27-21 あえて普通の勇者の学校編 特質系という特技

書かれた紙には4種類のスキルが抱えれている、

「そして次じゃ、王侯貴族も欲しがる・・・3番目のスキル”特質系”じゃ。主に勇者、勇者の従者、モンスターなどが持つ特殊能力の事じゃ。例えばこの辺ではあまり出ないがのぉ。こんなモンスターもある。」


ラディカルホーンtips:一角ウサギの亜種で通称”串刺ウサギ”。角で魔力感知、魔法などを行う。その角は貴重な薬品の材料であるというデマが流行り、絶滅した過去がある。


角ブレードLV1  (特質系)自身の角に魔力を纏わせ、武器化することができる。必要DP2500DP


 こんな生き物いるのか?

「これは儂が研究しておるモンスターでも特殊な者じゃ、こういう感じでモンスターには特殊能力があるのじゃ。ま、その多くは魔法の一部が使えるだけのショボいと言われるものが多いのじゃが…。」

 このウサギ、毛の色が白と赤のまだらなんだ、非常に目立つな。

「ただの、消費が…MP消費が0なのじゃ。あったとして体力の制限だけで、魔法みたいな制限がないのじゃ。」

「それは…。」

「これが特質系じゃ、リンベルトは”勇凜”、”大物殺し”の二つじゃ、メイトリーは”隠れる”じゃな。有名なのはあの…勇者由羅川のスキルじゃな。視覚や嗅覚から隠れ隙をつくことができるのじゃ。有能

スキルとして知られておる。」

「そんなすごいスキルなのですか!?」

 というか知らんかった。隠れるって強かったんだ。

「勇者のスキルや従者のスキルの多くは、本人の特性を反映した非常に強い、反則級のスキルばかりなのじゃ。他からこそ、役に立たなさそうなスキルの多くは…必ずどこかにザマァがあると言われておる。

また検証では、人によって育ち方の違うスキルもあると聞いておる。」

 スキル…自分の能力・・・。

「だから、識字率の関係もあるがのぉ、まず自分能力を確認しておくんじゃ。これが必須じゃ。」

「じゃあ、ドランの、能力って?」

「そうじゃのお、ここではできん。儂らとかその多くな能力のほとんどを隠しておる。知られれば対策が立てられるからのぉ。儂の慧眼はそれを見抜ける。それが売りなのじゃ。」

「慧眼…。」

「そう、…第4のスキル区分・・・”神業系”じゃ。スキルを極めた先にある最強のスキルじゃ。レベルの揚げ方も…わしが数年研究してやっと手がかりを掴んだ程度に難しく、その道のりはすさまじい。ただし…その分特質系スキルを進化させたすさまじい物じゃ。」


慧眼LV1 (神業系)

 鑑定、看破の統合発展型、鑑定の偽装とレベル制限、アラートを無効化。 必要DP 特殊

慧眼LV2 (神業系) 追加統合(検索) 

 鑑定内容編集、遠隔鑑定可能。 必要DP 特殊


 ・・・鑑定系…俗にいう異世界転生物の標準チートではあるが…それの進化系。

「ここまでスキルにおごらず育てる事。それが必須なのじゃ。当然スキルが増えれば、こういう神業系へ至るやもしれん。ただ勇者は必要に応じてスキルを思いついたり、勇者の力でスキルを得る場合もある

のじゃ。」

「凄まじいのですね。」

「相手をどこにいても見れるからのぉ。その分負担も大きいが…鑑定で隠している者もわかる。その情報を基に儂は作戦を建てれるという事じゃ。ただ…上層部、いや教授とかは無理じゃぞ。」

「なんで?」

 ん?どういう意味だ?

「ステータスと実力が、合致せんのじゃ。ステータスの十倍以上あ奴は強い。その上冷静で、何をして来るか分からん。そんな奴相手にしていれば儂の命はいくらあっても足りん。覚えておくがええ。いくらスキルがあろうとも、その使い方次第じゃ。スキルはしょせん道具と思い、使いこなすのじゃ。その上で選ぶとええ。」 

「なんか、今のスキルでさえ使いこなせないのに、もっと増やすのはね。」

「確かに、練習が必要だと思われます。」

「ふむ、そうか…それならええ。」

 そう、今あるスキルさえ使いこなせないのにスキルを増やすというのはもっと不味いのではないのだろうか。

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