27-8 あえて普通の勇者の学校編 単位って簡略化するとこうなる。
「お前らは冒険者鏡として…今後カンパニーに雇わる為にも、ちゃんとここで学ぶんだ!分かったな!」
壇上に一人の髭も邪のおっさんがどなり、その脇にはメイド服を着た女性、ナギサさん。など、色とりどりの…先生には見えない人たちが並んでいた。
「ではまずお前らに説明する。この学校はやる気のないやつは蹴落とす!その為にギルドカードにはあるクエストが二つ配布される!そのクエストを合格すればいつでもこの学校を卒業できる!字が読めない
時はこのマークを押せば、その文章はカードが読み上げる!」
メイドさんが…スピーカーのマークかこれ。それが書かれた紙を掲げる。
「分かったな、そしてそのクエストは二つある!一つは、俺がやるサバイバルだ。生きていくに必要な知恵だ!後はルールだ!」
…意外と人が多いな、こっちは。見た感じ300名くらい人がいる。。
「後は授業を受けた時にもらえる判子100個だ。これは自分で選べ!分かったな!選べないと以下言う馬鹿はやる気のないやつだ!先生の有無もちゃんと人の話を聞いて見つけろ、自分でやれ!情報を集めるのも、真偽を計るのもお前らの実力だ!以上だ!サバイバルの授業は明日、この時間に行う!以上だ!解散!」
そう言うと一方的に先生は壇上を降り立ち去ってしまった。
「これで今日の日程は終わりです。授業の受付は校内の授業受付で行います。質問は…職員にお聞きください。分かりましたね。」
メイドさんが声をかけると、そのまま…先生たちもたち去っていく。
「これは思ったより緩いのですか?」
「…これもしかして…ヤバいぞ。」
「どういう事でしょうか?」
「まず、受付に走る。で授業の話を聞くぞ。これ、情報酬龍力が試されているんだ。」
生徒の多くは考えている中、リンベルトは受付まで走っていった。カルチャースクールでもある校内の授業受付には…やはり誰もいない。
「すいません、授業の予約を受けに来たんですけど?」
「どの授業をお望みですか?」
その表を見て理科敷いた。そう言う事か…これ…荒れるぞ。
・指導の授業・・・技能レベル3まで、一日銀貨75枚。技能レベル4、一日金貨1.5枚。技能レベル5、金貨2枚。技能レベル6、金貨3枚。
・料理の授業・・・技能レベル3まで、一日銀貨7枚。技能レベル6、一日銀貨25枚。
という感じで、書かれている。この金額、非常に高い。食事が銅貨20枚と考えても銀貨3枚でも大金だ、それが75枚?7枚?高すぎるだろ。
「この料金はどんな意味で?」
「はい、これは私達がこの条件に合致して時間が空いている冒険者に依頼をして、授業の予約をしていただきます。こちらの人物を指定しての依頼の場合、こちらで指名依頼を行いその後に日程を決定します。その為最大3か月はずれ込む場合がございます。」
…こっちの人物指定の方は安いんだ。その代わり予約状況次第では受けてもらえない。かといって学科指定は高いが、すぐに来てもらえるんだ。という事はまずは何らかで稼がないといけないんだ。
「坊ちゃま。意味が分かりません。」
「だろうな…。」




