6-24 ヨミの決断
「ヨミの様子がおかしい。何があった?」
会議終了後ネルは怒りながら、ダンジョンに帰っていった。それの後ろにリーメと教授が付いていく。
「分かりません。ただ、なんであんなことを?」
「…すまないな、リーメ、私はしばらくギルドから離れる。」
教授の顔はいつになく真剣だった。
「なんで?」
「ヨミを連れ戻す。このままだと居所が悪いだろ?あれは何かを知っていた目だ。そして、自分の価値を確かめたのだ。」
「え?」
リーメも驚いた感じだ。すっと教授は、反転すると、エルシュウッドの出口に向かっていた。
「ネル君の子守りならリーメ君。君でできるだろ。私は少し調べてみる、この案件をね。では。」
そう言うと教授は会議場を出ていった
”大方…そのダンジョンで何かあったはずだ。あの会話パターンは大方何か別の物を見つけてる。そしてそれがあるから、話を振った”
ナイフを取り出し刃を見つめ・・・。
”ヨミが勝ち目のないダンマス?だろうな…きっと。”、
「あーあ…結局やめちまった。やめたくないのにさ…。これだけ頑張ってきて、で、スパイしてて、でも信用されてなかった。あたいはやっぱり独り身なんだねえ…。」
ヨミはとぼとぼと…。空をとんていた、体の魔素は極限まで薄くしてあったので、視認できるものはいないはずである。また基本、彼女にとって隠れる、見つけるは得意だった
「まあ、仕方ないさね…。直感の果てにあったのがこれだ。仕方ないさ。」
「ヨミ・・・。」
言われて振り返ると、急いで出て来たであろう、リューネがいた。かなり息が荒い。
名前:ヨミ
種族:始祖ゴーストLV226
職業:ダンジョンユニークモンスター
ソウルレベル:3
HP:8487
MP:94272
STR:723
VIT:792
INT:9286
MID:888
AGI:4822
MAG:2278
SP:22
スキル:魔王LV1 闇魔法LV8 交渉LV3 吸収LV8 憑依LV8 鑑定LV10、、ステータス偽装LV9、LV成長LV10、隠身LV10、気配察知LV10
魔力操作LV6、魔力変換LV8、変形LV8、眷属召喚(不死系)LV4、気合LV1、生贄召喚LV6、回復LV2 スキル譲渡LV2、超視覚LV9
称号:始祖の存在(霊、魔) 姉御、努力家 苦労人 追放者、元魔王
所持金:42万DP
装備:なし
費用:925万DP
闇魔法LV8 (魔法系)
闇の神みたいな力。LV7に加え(連携影移動、黒い世界)闇の神みたいな力。
必要DP 成長のみ
憑依LV8 (特異系)
自分のINTの5倍より低いMIDを持つ相手の体を乗っ取ることができる。この時肉体を持つ場合、肉体は一時的に相手に吸収される。また、本人任意で憑依対象の許諾で共存状態となり、
対象と自身はお互いのスキルを使うことができ、記憶、知覚を共有できステータスは二人合計を用いる。部分憑依、憑依身代わり可能 必要DP成長のみ。
眷属召喚LV4 (特異系)
自分の眷属を作成する。自分の種族のモンスターをのMPをDPに見立て、通常カスタム召喚を行う。送還可能 一日4回のみ、最大2000DP 必要DP 200万DP
生贄召喚LV6(特異系)
いけにえを捧げる事で臨むものを召喚可能。LVに生贄可能最ダウ数が変化。LV5に加えスキルを生贄にすることが可能。。必要DP 成長のみ
魔王LV1 (神業系)、
魔力体、魔素栄養の統合発展型。材料の効果全LV10使用可能。威圧(お互いのMIDを比べ、その割合に応じて相手の士気を低下させる)可能 必要DP 特殊
気合LV1 (戦闘系)
声を発し、自身に気合を入れることで士気+MAG÷100。最大一回、+10まで
必要DP 5000DP
超視覚LV9 (戦闘系)
視覚可能範囲アップ。暗視、高速視認、全方位視界、魔素視認可能。 必要DP 成長のみ
「あんた、何を見た?”聖女の安息所”で。」
「さっき言った通りさ、ダンマスがもういない。なら、こんな茶番みたいな魔王城ごっこ、やる価値もない。誰も来ないボス部屋で待ってるのなんか性に合わないのさ…。」
彼女自身一度は交代で魔王を務め、勇者を勝たせようと努力した一人であった。
「ヨミ・・・。」
「それに、こういう意見を言うのが久々でね。聞いてもらえないなら、あたいの価値はみんなに取って無かったのさ。だからこそ、踏ん切りがついた。」
「じゃあ、最後の意味はなに?あの万年最下位の都市伝説の”地下室”が動く?」
「ああ、そうだ。」
ヨミは力強くうなずく、これで気が付いてくれ…。
「意味が分からない。」
「あたいは警告したからな…。」
そういうヨミの顔は、何か吹っ切れた顔だった。




