表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
1403/1805

26-91 普通のダンマス ダンジョンの進化

 それからのスコーブの話は…この町の混乱をよく示していた。この件痛いし、貴族派”軍隊による撲滅派””ギルドで抑え込み(丸投げ派)”の2分割となった。ネルという魔王は簡単に入って、ダンジョン内のスポナーゴブリンだけを始末、そして吸収の暇さえ与えず、解体して、魔石を取り出して…そのまま帰った。ついでに死体は全部残ったのでDPを少しながらペイしてもらった。ついでにその魔石のうち一個だけ、なぜか回収できた。向こうもいろいろ考えての事だろう、かなりDPが入った。軍隊が入ったDPの数百倍も入った。当然登録した。そして、アミールが帰ってきたしかもほくほく顔だ。そして、スコーブはあのギルドオーブを持って。実験を行い、彼らにギルドの凄さとそして、扱える人間が自分だけだと証明した。どうも権限を与えていないと、何も動かないらしい。スコーブ側から”発行権限”とか与えればその人間はその行為だけできる。という便利マジックアイテムだ。

「いやあ、凄いわね、ソロキャンプ。」

「どうだった?」

「思ってたのと違うけど、三日で一気に15レベル上がったわ!」

 すげー(小並感)。

「ソロキャンパーはソロキャンプではあるんだけど、どうもいろんな道具を使ったキャンプをするとレベルが上がるみたい。」

「ほう?」

「で、二日目は何も使わないで、一日目の残りで食べて何もしなかったら、何も上がらなかったから。土魔法で昔のキャンプ道具作ったら、一気に上がったからね。」

「それは凄いな。で、何か覚えた?」

 こっちの手を握りぶんぶん振りかねないほどにはしゃぐアミールは久々だな。

「うん、それがね、異世界人セット覚えたのよ!鑑定と、アイテムボックス!あと気配遮断ね。」

 …一気に主人公かよ。

「だから、凄くてね。」

「こっちは一応連絡したけど…ギルドに入る手続き…終わったわ。」

 アミールの喜んだ手が一気に止まった。

「いやあな、本気のフランチャイズらしくて、ギルドオーブとかいうギルドの機能付いたオーブあればもういいんだと。で、預かった上で今スコーブが対応してきた。あとダンジョンに…もう一回侵攻があるかもしれん。」

「やばいわね。それ。」

「で、お前の鍛えた連中をまずギルド登録させ、お前もさせて…。ダンジョンの強化に充てるわ。」

「でもそんなDPあるの?」

「どうも、軍隊追い払った事とネルさんがダンジョンで暴れてくれて、2200万DP入ったんだわ。で、一蓮托生を解除した、俺はこれで真の自由だ。」

 ただ、自由と言っても、問題がある。どうもこの一蓮托生は”ダンジョンコアが破壊されても自分が死なない”というだけで”復活する”という他のダンジョンにある機能が省かれているみたいだった。

「でだ。ダンジョンを広げていいが…使う当ては何でもいい。そこでだ。ダンジョンファクターを強化する。ファクターは確か…。」

『一レベル上昇に100万、それ以降倍加します。』

「じゃあ全部可能?」

『はい。行いますか?』

「頼んだ。」

『では行きます、食のダンジョンマスターのファクターのレベル2は”スキル:栄養成長”となります。レベル3は”スキル:魔素栄養”となります。レベル4は食品生産維持費関連半減となります。レベル5はサブファクター購入可能。及び”ダンジョン維持満足度+1”となります。』

「いくつか聞きたい、そのスキルって?」

『ダンジョンで生産できるスキルの事です。このスキル及び…及び…。現在未設定ですが”ダンジョン特性スキル”を二つ設定することであと二つ迄ダンジョンでスキルオーブを生産できます。DPは正式のコスト分でいいですが、特性スキルはファクターに関連したスキルである必要があります」』

 なんかすごい事になった…。スキルが生産可能なのか。ウーム。

「まず聞きたいんだけど、消失とかないよね。それは。」

『はい、ファクターに紐付けされたスキルは無制限に生産可能です。』

 こういう時に頼りになります、奥さんは。

「じゃあ、栄養成長と、魔素栄養ってどんなスキル?」

『栄養成長は、物を食べた際にその栄養の一部を”経験値”を補充できるようになります、レベルが上がると食べる事に補正が入ります。魔素栄養は”魔素を食べる事”が可能となり、食事をしなくても一定までは死ななくなります。また、魔石を食すことや生産も可能となります。』

 なんかむっちゃ強いやんけ(小並感)。

「後、ダンジョン効果の二つって?」

『ダンジョンの維持コストは例えば今やっている食料生産用の農場の維持費関連DPが半減します。少ない費用で植物の生育が可能です。また、肉等の食品のコストもさらに半額となり1/4となります。もう一つの満足度条件はダンジョン内のモンスターの満足度が上昇し、服従度及びステータスにボーナスが付くようになります。また、餌付けに耐性を持つようになります。』

 ファクターか…でも後大体100万DPと…どうするかな…。ただ問題があって、モンスターの補充…しないとな…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ