26-90 普通のダンマス ギルドオーブの力
そりゃそうだ。確かに化け物が出るなら、その専門家が欲しい。
「俺達は、一応参加はしたい。だが用地含め、受けれる個所ができるか…。検証している。」
「…分かった。受け入れる判断感謝する。ただ、これを私は渡すだけ、後は自由にしていい。」
ネルさんは。懐から…水晶玉の大きさの物体を一つ取り出す。
「…これが、ギルド機能を持つギルドオーブ。これに触るとギルドメニューが光って出る。後はそれに従えばいい。場所も、ここがあればいい。後は自由にしていい。」
ここは確かにテーブル4卓のカウンター4席の狭い店だからな。ここでは狭いが、確かに。
「これは誰でも登録できるのか?「
「できるのだ。しかも個人証明になるのだ。金貨とかもカード経由で決算できるから、この中にいれれば盗まれないのだ。後、この中にいれたお金で、ギルドショップが使えるのだ。冒険者支援なのだ。」
「よくわからん。」
まあ、スコーブの奴のほうが理解できない方が当然だ。というか、かなりチートアイテムっぽいな、ギルドカードは。
「まあ、すきを見て登録しておくよ。」
「ただし、ギルドマスター予定者として、ダンジョンマスターが先に登録する必要があるのだ、この水晶に触るのだ。」
「分かった。」
俺が触ると、画面が出てきて
『ダンジョンマスター登録。ダンジョンと連携しますか。』
と画面に出てきた。頷く。
『ダンジョンシステムとの連携確認。収益DP共通化。及び売買システム登録開始完了、市場システム及び検索しステ接続完了。』
なんかすごいな。金色のカードが出てきた。淵もなぜかラメ加工のカードだ。
「…私たちはダンジョン鑑定後、まだ行かないといけない場所があるから。もう立ち去る。」
「後はそっちのお仕事なのだ。」
「後は自由に稼げって事か。」
「そういう事なのだ、その商品に全部儲けは転化済みだから。気にしない事なのだ。ただしギルド商店の支店は多いのだ。ライバルは多いのだ。」
そういう事ね、そうやって価格転嫁を抑えるのか。隣がいるから…手数料取り過ぎは死ぬと、こんなに簡単に支店を増やせるシステムと言い、考えられている。
「…御馳走様、じゃ。」
ネル様御一行が去った後、スコーブをギルドサブマスターとして登録。水晶に手を触れて、こっちがパネルでOKを出すだけだ。この時にデータが送られるとも書いてあった。大方このデータを基にいろいろやるのだろう。
「ほう、これが…。」
「で、俺のやれる権限のうち、ダンジョン関連以外全部お前に任せる。」
「は?」
「な、貴族様。頼むぜ。こういうの…めんどい。それにこの外見じゃ、ギルドマスターなんて無理!」
弱冠4歳のギルドマスター何で誰がやる?こういう時はこういう…中間管理職に投げるべきだ。俺は無理。こんなのやりたくない。
「ぐ、後で覚えてろ!」
「それに・・・・その中、凄いぜ、ショップとか、食事から何やら結構多い、後木とかの貸し出し武器とかもあるな。」
「これ、ヤバくないか?」
「だから…まずはお前に調整を任せる、このままじゃ…。」
この町はギルドに支配される。しても良いのだが…それはちがうとおもう。




