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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
始まりの魔王 高橋直の章
14/1804

1-14 パンツが落ちて、襲われた話。

 あれから一週間経っていた。実際都会の子供がこんな山奥の森なんて歩けるわけがない。が、あそこにいてもタブレットポチポチするだけで何もすることがないのでとりあえず川までダンジョン領域を伸ばし、

そこから周辺を探って村…と言っていいのか家がたくさんあるところまでダンジョン領域を伸ばした。 でその間にダンジョンレベルが3となり、B3フロアにルームを2つ増やした。また8万DP貯まったので

ジオフロントレベルをアップし、ジオフロントレベル3にした。実はこの段階で、ジオフロントの種類+1ができるのだが、それをどれにするのか悩んでしまい、三日も経ってしまった。ダンジョンレベルが

上がったことにより、できる様になった買える機能は二つ。


ダンジョンモンスター移転 2万DP

ダンジョンフロアコーティング 4000DP

ダンジョン伝声管     200DP 


 ダンジョンモンスター移転はダンジョン、およびダンジョン領域内でモンスターを再配置する機能。但しこれは、ダンジョン関係者に見られていないことが条件。ただこれはダンジョンマスターはダンジョンモンスターでないので移転はできないそうだ…。次のダンジョンフロアコーティングは、フロアエリアのみダンジョンの床を任意の素材に変更できる。選べるのは、石畳、洞窟とか模様を設定すれば後はパック内で自動で完了するそうだ。便利機能である。そしてそれに伴いコアのレベルアップ。3まで上げた、これもどうもダンジョンレベルが上限だったらしく、できるようになったのが


ダンジョンコア指令: 4万DP ダンジョンクエスト開放 200DP ダンジョン称号開放 4000DP 


 である。ダンジョンコア指令は、ダンジョンコアがマスター権限の一部をマスター無しで使用できる機能。そして、ダンジョンクエストはダンジョンで、講習的なお題を出されて突破すれば何かが

もらえる機能。称号は、やったことに応じて何か(不明)がもらえる機能。この辺は欲しいので、開放しておいた。ついでにモンスターを作ろうとか、ポイントを貯めようとか書いてある。色々項目

あるな。まあ、追々解放されていくだろう。

「おはよう、エレノア。」

「プニィ。」

 今日も一日…今日の収支は…。


 残DP=7938DP


 あれ?DPが昨日の179748より減ってる。何が起きた!履歴チェック!


 宝箱ドロップ(B1F) 23:48、05:42


 あれ?宝箱落ちちゃってる。どうなってるの?早速コアに…。

「どうなっちゃってるの?」

【ドロップが発生しました。】

 …えっと要領を得ない、よく考えろ…。自分の頭がぐらっとくる。

「プニィ!」

 訪問者は…。0だよな。で・・・


 ガサガサ。


 ダンジョン内とかには誰も入ってないよな…。

「プニ、プニィ!」 

「どうした?エレノ…。」

 見上げた瞬間、巨大な蜘蛛がそこにいた…。

「アァ!」

 叫び声とともにエレノアが蜘蛛に体当たりする。動きたくても今はどっしり腰を下ろしている以上、まだ立ち上がれ…いや、膝が笑ってる、立ち上がれないよ。

「プニィ!プニィ!」

 エレノアの声が…このままじゃエレノア死んじゃう!あああ!増援。増援だ。急いで、スライム召喚!ダダダダ!

「「「「プニィ!」」」」

 一気に4体のスライム1を召喚する。

「僕とエレノアを守って!」

「「「「プニィ!」」」」

 4体のスライム1達は一気に体当たりをする。が…あまり効いていない…すぐに弾かれてきた。が…エレノアは違っていた。それに気を取られた蜘蛛の目にエレノアが張り付き…何か目から液体が…そのまま何か液体が出ると…。暴れ始めたが…実際の蜘蛛の足は蜘蛛の目に付いたものに対してそこまで大きくては出せないみたいだ…そしてそのまましばらく暴れた後…あいつは動きを止めた。

「プニィ!」

「「「「プニィ!」」」」

 スライムたちは勝利の雄たけびを上げた。僕は…何もできなかった。自分は…無力だな。ま、まずは蜘蛛を取り込むか…。

「エレノアたち、ちょっと離れて…。」

 そう言うとみんなが離れ…。

「スキャニング!」

 死体回収機能で、回収して解析した。


名前:無し

種族:エルボアーナLV6(日本語名:鬼面大蜘蛛)

職業:なし

ソウルレベル:無し(死亡)

HP:0/50

MP:0/0

STR:25

VIT:14

INT:2

MID:2

AGI:1

MAG::12


スキル:糸生成LV5、罠作成LV4、静音LV2、

TIPS:森林内に闊歩する主系昆虫の一種。大型の昆虫で糸を使ったトラップを張るか、または忍び寄ることをメインとした狩猟の2種類で襲撃する。トラップ以外では糸は使わず、細かい作業、編み物は可能。基本的に攻撃は前足の爪と噛みつきがメイン。


 運よく勝てたものの怖いくらい強い。生きてる。そう思った。とりあえず、ここはポイントはエレノア強化してとりあえず、向こうの防御にスライムたちを転送しておこう。

「エレノア以外はとりあえず魔王城に転送するから、魔王城守ってね。エレノアは僕と一緒に。」

「プニィ。」

 そして、スライムを転送した後…僕はそのまま、暗闇に落ちていった。

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