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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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26-82 普通のダンマス 勧誘

それから30分くらいかけ、途中でハイエルフと猫耳の付き添いの人がやってきて説明してくれた。このネルとか言う人だけだと要領を得ない、

「という事は、奴隷業の…発展系か。聖女水のポーションの販売もか。」

「そういう事です。奴隷みたいに自由のない雇用形態を無くす…奴隷は身売りとかの最終手段となり、自由に労働をしていただく、そしてそれはスラムを無くし、皆を幸福にします。」

「ここは認可証と貴族の保護が…。」

 さすがにセコーブが…出された紋章に驚く。

「…それも渡す、これ。」

「これは!」

「…あんたに渡せと言われた。詫びだと、通報して保護したけど、あなたがいてくれて助かった。」

 どうも、この魔王様はどうにか上層部に食い込もうとしてくれたらしい。

「じゃあ、あんなに早く貴族が来たのは?」

「わたしが融資審査の話でごまかした。大方。あの子だと思って。貴重な子で、グランハイムでは金貨10万に相当するとほのめかしただけ。」

「グランハイムって?」

「ここの二つ隣の国だよ、最近ゴーレム車とかそう言うのが流行ってダンジョンっていう鉱山からスキルオーブが出るとかで魔法大国らしいんだよ。」

 うわ、二つ隣の国がダンジョンマスターかよ。で、魔法大国でギルドの恩恵付きって事は魔法の優位もすぐなくなるな。

「そうなのだ、初心者ダンマスなら手伝うって家も来たのだ。」

「ミーア殿。そこまでに。でも在野にここまでの方がいるとは。」

「…今ナオから連絡が来た。あなたもしかして…現地のダンマス?」

「どういう事だよ?」

「この世界にはもう転生のダンジョンマスターは来ないようになっている、けどあなたは見たことが無い。という事は謎があると聞いてみた。そしたら…現地のダンジョンマスターではないかと言われた。」

「俺にはそのダンジョンマスターとやらも現地とやらもわからん。」

 セコーブ。すまない、

「…俺はダンジョンマスターを譲ってもらった。最初は村の村長のガキだ。」

「…そう…という事は…現地、会議案件、増える可能性、運が良い。」

「どういう意味だ?」

「そこの人に、ポイントとかトラップと言っても理解できないのだ。すなわちダンマスになった普通の人間のうち9割以上はまともに経営できないのだ。これはリーメ君もしかりで分かっているのだ。だから人間がダンマスになった場合9割以上は…のたれ死ぬのだ。ダンジョンから出られないからなのだ。」

「だろうな。」

「そこで転生者の…ダンジョンの知識がある人間にマスターが交代したのだ。これが運が良かったのだ。そうなると、やはり…。教育は推し進めないと、ファクターの増加はあり得ないのだ。」

「そんなにファクターは重要か?」

「ファクターはそのまま取り込んだりすると、効果が累積する。例えばあなたを私が支配隷属で契約した場合、あなたのダンジョン特性と私のダンジョン特性は重複する。だから…で何て読むのそのファクター。」

「食だ、そっちは?」

「森。だから、木と森が重複する。」

 そういう事ね。だからこそ。

「ただ契約にはいくらでも形式があるのだ。私はダンマス全員のサポートが願いなのだ。だから私は特定に肩入れをしないだけなのだ。ここにワークスギルドを置けばここに来た旅行者のギルド員に利便性絵を与えれる。それだけが願いなのだ。」

 ATMを田舎に置く作業的な物か。

「こっちの利権を侵害しないなら了承しよう、それに…。」

「それでお願いするのだ。後、そこの…ぜゴック。」

「…ちげーよ。」

 その間違いは、ねーわ。

「あなたにもギルドの管理を頼みたいのだ。その代わりにあの侯爵家をやると言われたのだ。…ツバはついているからね。」

「ばれていたか。」

 俺は念のためにアミールが行った侯爵家の全域を”領域化”してあった。これもダンマスSNSの記事で”貸して、貰う”という言い方の場合、貰う側が優先され、それに頷いた場合、そのエリアが領域化が可能になる。だますことで領域化が可能になるルールがあるのだ。それを使いアミールがいた箇所のあの荷物は登録済み。宝箱には入らないが。…そこの武器防具だけで”鉄10t”結構劣化したが回収完了しめでたく”鉄の鉱脈”をゲットした。これは掘る際の労力と加工でDPを得させる”設備系DP生産施設”であり、これを欲しがるダンマスがひたすら多かった。この周辺はどうも”鉱脈”が多いらしく、鉄、銅、銀、金がとれるらしくその通貨で儲かっている国家だった。だからこそ、いくら人がいなくても、その無限に沸く金を求めて人が集まるらしい。

「誤魔化しておいたのだ。で私に貴族位の話も来たけど断ったのだ。で、その代わりにギルドと交渉できる人に爵位を出すように言ったのだ。そうすれば向こうも援軍の受注ができるのだ。」

「商人ならもったいない気も…。」

「いえ、こう見えてネルは、エルシュウッド国国王なのだ。それがが他の国の爵位を受け取ったとあれば…ただそれはいう事が出来なかったのでやんわりと断ったのだ。」

「…そう、どこか知らない国なんて、国王とか言いだして無駄。ここではギルド商会会長。」

「は?国?」

 予想以上の大物だったらしい。そりゃあ、世界のトップランクだもんな、現在でも地味に高いランクだ。国ぐらい持っているだろ。

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