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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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26-73 普通のダンマス 価値の創出

 ガッツンは、いきなり豆腐建築の外側を確認後、こっちに鍛冶室を要求したので、5万DPで…ガッツンに教えてもらった、誰もいない鍛冶施設を教えてもらい領域化。で、問題が二つ発覚した。大きさだ。あいつは自分の死体が見たいとの事で見せてみると、半分くらいだった。で、道具と施設は全部その”半分”である。まあ、あいつは元の体にお辞儀をし、そして、今の自分の体に狂喜乱舞していた。若い肉体とそして、鍛冶の喜びって奴である。ただ俺には考えがあった。それが”学習”だった。あいつに鍛冶のスキルを覚えさせる。武器とかの作り方、防具もだ。できれば服だが、鎧を裸の上から来てもらってもいいから、あいつの肌面積を減らしたい。そういう事で学んでもらう事になった、

「でもダンジョンマスターって奴は本当にすげぇな。」

 ききとして、石のハンマー(アミール作)を振り回す。

「そうか?その代わり侵入者や経費の計算をしないとすぐに何もできなくなるぞ。ついでに、収益が…。ん?」

 あれ?なんでか、12000DPが収益だ。

「コア、収益が下がってる。確認してくれ。」

『はい、…ん?…え?…確認完了しました。宝箱に入っていた。コーララムネが消滅しています。』

 …消滅?そんなはずは…あ、ない。どういう事だ?まあ、どうするかだな…。

「景品どうする?」

「どうした?」

「…宝箱に価値のある物を入れると、その価値の分だけ収益が上がるんだよ、」

「ほう?」

 その言葉にガッツンの顔が…何か肉食動物を見るような顔に変化する。

「でだ、収益もある、宝箱に価値がある物をぶち込む計画を立てる。」

「どういう事だ?」

 一応思い出召喚のアイテムがあるだろうが、実は武器系が無い。で、実はアミールからこっちの地方では袋単位で物を買ったり売ったりするそうで、その袋を見せてもらった。で計画は”テント生地”を使ったビキニをレイラの為に作ろうかと思った。が、作ると動いているうちに”紐が砕け散る”可能性が出てきた。なので、だめ。製造能力に差がある上に、テント張用とかのナイロンローブでも耐久力が木を引っこ抜いて持ってこれるレイラに耐えれるとも思えない。木は何となく乾かしているので、それが使えればいいが…。そうなると、

「宝箱の中身は、価値が高ければ高いだけ収益が上がるんだよ。」

「価値って…例えば?」

「例えば硬さ、形状の良さ。後…振りやすさとか、後は材質も重要だ。加工もな。」

「ほう?」

「今の予算は270万DPだから…250万DPの奴を宝箱に入れて20日耐えれればペイできる。

「それだと?」

「金貨25枚分だな。その価値があるとダンジョンに判断された物を入れればいい。」

「少し時間をくれねえか、考えてみる。」

「おう。ただ、最初の一個入れるぞ、」

「なんだ?」

「”スコップ”だ。」

「何だそりゃ。」 

「土を掘るやつなんだがよ、あまりに固く、そして、武器としても使える。まあ、高性能な奴だ。」

「後で見せてくれ。作れるかもしれん。」

「そのつもりだが…。お前たちにも戦闘の可能性が出る。特に二十日耐えた後は一度宝箱から外す。で、偽装品作ってから…そのために準備してくれ、取りあえず…。金属が無い。だから鍛冶の出番は薄い、まずは木を加工した物を作って武器にしてくれ。」

「…まあ、分かった。木の武器ねえ。俺たち田舎のイモじゃねえんだがよ。」

「大丈夫だ、その体重にあった武器なら一撃で死ぬ。それに、防衛にはいろいろ切り札も用意する。とりあえずは…置くぞ。ここから勝負だと思ってくれ。」

 2万でさえあれなんだ。250万なんて予想がつかん。が、防御力、そして、この町の事情を見るにきっと行ける。そしてもう一つの公算はあの魔法はこっちに好意を持っている筈だ。確証はない。だから即断で突っ込んでくることはないだろう。そう願いたい。

「分かった。」

 この裏には、あの計画がうまく行ったからだ。最悪は逃げる。その為の手立てがある。

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