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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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26-63 普通のダンマス 兎小屋

 まあ、定番のノリだが、聖女水は体力回復に劇的でつわりが治り、子供たちの怪我も治った。無くなった腕は無理だったがアミールは交渉でスコーブの追手が逃げると来る可能性がある事。ここに時々スコーブの部下が来ること。を説明した。そして、肉についてはある意味雑な解決法をした。単純に…ルームを追加してその中に小さな草原を作り、スポナーを使ってラビットを量産した。そう、気が付いてしまったのだ。このダンジョンのモンスター数の最大は50である。にもかかわらず要求数が100だった。という事は何らかの方法でダンジョンモンスターを増やす方法がある。…そこで初心者講座にあったのは”レイド宣言”という者だった。5レベル以上のダンマスが使える緊急事態宣言である。この時ダンジョン内の全てのモンスターはダンジョンモンスターのいう事を聞いて行動を行う。ただしこの時ダンジョンレベルなどに応じてス

テータスがアップするが出入口と通路が巨大化する。これを使い、貯め込んだスポナーモンスターを操り、スタンピードを起こすことができる。ダンマスは繁殖で増えたむしろ食費圧迫してきたモンスターを放して死亡させることにより一括で大量のDPを得る事ができる。人間が対応してくれればさらにDPがもらえるって寸法だ。がここでいう事を聞いている間一時的に”ダンジョンモンスターとして扱う”という項目がある。これを用いて、進化条件を満たす。という事だった。そこでスポナーを作って置いたのだ。中立ラビットのスポナーが”繁殖大好き”付き一個6500Dpなり。追加に草木スポナー”150DPを追加。後は生活してもらって、全員レベル10になったらレイド発動するだけだ。で、ここに時々あの家族を連れて、狩猟させることにした。内部は魔法使いの秘術とでも言っておけばいい。但し当然知られれば殺されると脅しておいた。…独占したくなるだろうからね。


 アミールは取りあえず、料理器具を買いに奥さんの…後で名前を全員分聞いたぞ。メチアさんを連れて、買いに行った。で、おっさんはここで道具のチェックと子供たちとそこで作った、村のコピー品の”カマド”を使った料理手順の練習だ。今回はウサギ肉だが、実は形状だけで言うと…鶏肉の調理と大差ない。革が鳥の羽か毛皮かの差だ。ついでに血抜きの現場は、このオッサンのグラドが…どうも腕がなくなる前は狩人で、傷口が生んで腐るからと腕をぶった切って…直したらしい。その余波で、腕がなくなったんだと。

それまでは狩人でウサギも狩っていた。で、片腕でいいから、男の子供たち2名に見本を見せ、調理は俺が教える事になった。料理は単純で”フライドラビット”だ。フライドチキンの丸パクだが。塩と小麦粉だけだ。それをつけて油で揚げる。それだけだ。ただ、油は…今まで聞いた話だとなかった。で、ダンマスSNSでも作り方は書いてあっても売ってはいない。、単純に”油に適した植物が見つかっていない”という奴だ。人間が食べにくい”油性の強い種”なるものがまだ確定していないらしい。油自体は…冒険者弁当でも揚げ物があったから、あるというのは分かっている。

「ふむ、面白いな。うまいのか?」

「あともう一個もやる予定だ。こっちは釜をアミールに作ってもらってからやる。」

 もう一個はタンドリー窯による串焼きとウサギのケバブだ。こっちも味付けは塩のみだが、どっちも油が適度に抜けるので。かなりうまい。…これは俺とアミールが元々アウトドアが大好きでアウトドアで作った記憶があるからだ。即席釜を本を見ながら作った記憶がある。これが、油がいい感じなんだ。

「で、こっち来てくれ。こっちが…アミールが作った魔法の空間だ。魔法使い様が作ったものだから…。

 そう言い、下のバー兼屠畜場行きののカウンターの裏に作ったのだ。

「は?」

 子供たちと、グラドのおっさんの目が丸くなっているのが分かる。そう、草原だ。数種類の草のスポナーを置き追加で2体だけダンジョンモンスターにして現在レベリング中だ。どうも遊んでいるとレベリングになるらしい、なので、放置で置いてある、ただし”繁殖大好き”の文字があるウサギさんなので、土の中からめったに出てこない。が出てくると、10体に増えて出てくる。結構怖い。

「ここは?」

「魔法の地下室だ。あいつはああ見えて大魔法使い様だからな。」

 権威におんぶにだっこという奴である。ただ作り方は、2万DPで売っていた”ドラゴンレビュー。夏の園芸フィールドダンジョン祭り”とかいうフィールドダンジョンの作り方を専門家に教わる内容で、そこを参考に作ってみた。どうもダンジョン内の”植生が地域と違う”という苦情対策だそうで、文句言うなら自分で作れ。だそうだ。まあそう言われて草のスポナーも集めたし、こうして明かりがついただけで明るい日中みたいな景色となったわけだ。ついでに、地面はレイラに頼んで、土を持って来てもらって、それを敷設。

労力以外は非常に安く仕上がっている。こうしてみるとオーガが無茶苦茶有り難い。

「ここにはウサギが住んでいるはずなんだ。で、そいつを狩ってきて、そっちで裁いてくれ。」

 一応、わがダンジョンのペット枠のうさちゃんのウサ太郎仮)と、ウサ子(仮)に聞いた、生育間k票を作ってある、小山を作って洞穴を作りやすくして、そこで励んでもらう。生やす草も好きそうなものを適当に生やした。通称”ラビットルーム”である。今は巣穴に潜った以外にスポナーを展開済みでその洞穴の一部からウサギを放出済みだ。

「ウサギがいる。という事か。」

「はい、ある程度したら駆除しないと増えすぎるので。狩りにきてくれたらいいです。」

 ただ、100体10レベルになるほど増えたら。レイド発動させるけどね。

「土の下にこんなのが…。」

 男の子の強大の。ミフェルとラチアの二人も驚いているようだ。俺でもきっと見たら驚くな。

「はい、それでこれを狩って、食堂を作るのが…今回の目的です。」

「…たべれるのか?」

「大丈夫だと思います。ウサギの味はしていたので。」

「なら、お前ら、ちょっと…それじゃ不味いか。弓かって来よう。えっと…。」

「俺はミルツ、ミルツでいい。」

「ミルツ。先にこの子達が使う狩りの道具買ってこよう。」

「お願いしますね。」

 弓矢かな。それなら大丈夫だろう

「後くれぐれも…。」

「分かってる、信じてくれないさ。きっとこんなの。」

 呆れながら、おっさんが帰っていくのを見ている。一応ダンジョンは繋がっていなくてはならないので、この中の洞穴の一部が、コアルームの入り口につながっているが。、30㎝が10個とかいうそう言う数なので、人は通れないようになっている。突き当りを作ってもいいのだが。そっちは屠畜場に隠し扉を作ってある。通商”従業員用ドア”って奴だ、ドアには本来”鍵を開けて開くギミック”用にドアに条件が設定可能だ。がそれを逆手に取った”ダンマスか、共同経営者専用ドア”って奴を設置可能だ。それを設置してある。

ただ、こいつにも欠点がある報告がある、ドアを開け閉めするまでが権限で、ドアを開けた後にすり抜けられるとどうにもならないので、許諾は慎重を期したほうがいいらしい。その辺がきついな。けど、外からの侵入者への危険が減るならこれでもないよりましだ。

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