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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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26-60 普通のダンマス アミル:接触

アミールはダンジョンを整え直し…地下に通路を作って水場の奥のダンジョンを住処にしていた。ドアはくさびを打たれて開けっ放しでも私の家は確保しないといけないしかも見える場所に宝箱二つ。そしてその傍の家を不法占拠して…私はその水場を監視していた。我が家はダンジョンになってからおっさん共に占拠され暮らせない。ただ周りの家もこの騒ぎは…夜も途絶えない上にスラムの人間は基本人が多いのは嫌う。当然順番の奪い合いで争いも起こる。だから自分にとばっちりが来れば死にかねない。だから周囲の家の人間は全員逃げだした。その空き家に時々帰る形で住んでいた。ついでにスラムの人間は基本銃種不定、好きな場所で寝て、起きる習性がある。無論いい場所は腕力での取り合いだ。そしてこの水場を占拠しようとした人間も数多くいた、今の支配者は全員に水を与えるが列を作らせ並ばせるとか秩序を重んじる。私は常にはその屋根に土魔法で隠し部屋を作って隠れ住んでいた。が食料確保で時々出ないといけない。が外に出てみると、…こっちを見据えた大人たちがいた

「…お前、もしかしてゴーレム使いか?」

 出入口には数人の…男女だ。

「どうしたの?」

「ここは俺たち”人さらい”のシマだ。分かってるだろうな?こんなふうにしやがって。」

 …ああ、そういう事か。それでここに人がいなかったのな。

「…なら何よ。」

「ゴーレム使いなら。確かにドンガローが勝てないはずだ。魔法使い様だからよ。」

 舐め回すように真ん中の青年だろうか、妙に顔が歪んでいるが、普通人の範囲だろう、まあ普通のおっさんだな。

「なら何よ。」 

 ゴーレムを手で押さえ、しゃべらないようにしておく、今話される話が凄いこじれる。

「…お前、俺達の元に来ないか?」

「どういう意味よ。」

「魔法使いとか言うのは凄いのは分かっている、そりゃあ、武器もなしにこんなところで構えるはずだぜ。魔法使い様は魔法とかいう凄い攻撃がある。石がポーンと飛んで来るって寸法だ。」

 ただ、軽口叩きながらもこっちへの警戒は…かなりだな。

「でだ、俺達は戦力が欲しい。お前もキレイになりたいだろ?」

「どういう意味よ。」

 ただ、立ったままだと、こっちが緊張のまま死にそうだ。

「…座ったら、話は聞くわ…。」

「…お前の土地じゃねえんだが…確かにこれは…どういうつもりだ。いえ…じゃねえな、」

 …あ、ゴーレムが奥に下がっていく、…司令入ったな。これなら援軍は期待できる。地下を作っておいてよかった。時間を稼げばいい。

「ここは食べ物屋のつもりよ、で、あんたから名乗りな。あたしは…。」

「アミールとかいうガキだろ、分かってる。ドンガローの部下を傷つけた。って奴だ。で、本当はその腕を買って俺達と一緒に水場の襲撃にっと思ったんだがよ。」

 …捨て駒か鉄砲玉って所だ。

「だがよ、魔導士様ならべづだ。お前がゴーレムの一台でも作ってくれれば、それだけで金持ちだ。…と言いたいが、魔導士様を雇うには高い。」

「どれくらいよ。」

「城一個、と言われているな、今は。ゴーレム車は今商人の垂涎の逸品だ。金貨10万枚でも軽く出すだろうよ。」

 ヤバいヤバいやばい。頭の中で警鐘がなる。そんなにここで魔法が貴重だったの?

「おっと、自己紹介がまだだったな。俺はこの南東を仕切る”奴隷商人”のスコーブってんだ。俺はこう見えて人を見る目が合ってな。お前は非常に金づるって奴だ。」

 奴隷商人。大方考えられる限り最悪の人間か。トップは座ったけど…土魔法だって、ロックアローは消費が激しくて数発が限界。こいつらの囲みの突破は不可能だ。

「でだ。俺たちは新しい金儲けを考えた。高すぎるし、俺達はお前を手元に置いておきたい。で…お前と俺達は契約を結びたい。お前を商人に貸し出して…俺達が金をもらう。って事だ。いいな。」

「拒否もないわね。」

「いや、最悪俺達は、ここで死ぬかもしれんと思ってる、魔導士様の逆鱗に触れば死ぬのは俺達だ。」

 秘密であるはずの手札。ロックアローもばれているんだろう。やばいな。

「ふむ…ならあなたの依頼で…ここで店を開かせてくれるなら考えるわ。」

 昔漫画で見た気がする。こういう時は余裕あるように、相手に合わせて要求を優しく、それでいてほどほどに要求することで

「金は?」

「当然貰うわよ。で私の欲しいものを持って来てくれるなら、あなたの依頼でどこにでもレンタルされるわよ。但し、契約はここに帰ってこれること。分かった?」

「・・・あっさり頷いたな。もっと変な要求するかと思った。」

「…金だけが物の価値じゃないのよ。まずお願いしたいのは、数人。奴隷を買わせてほしいの。」

 私は銀貨を10枚はポケットから取りだして、テーブルに置く。

「…部下か?俺達の監視も置くぞ?それでいいなら売ってやろう。」

「いいわよ。どうせ作業は終わってる、後は人を集めるために、スラムにわたる予定だったのよ。」

「じゃあ来い。こっちだ。最初の依頼分だからおごりでいいか?」

「…いらない。貸しは多くない方がいい、金で買うわ。」

 どうせDPで出した金よ。金貨が手に入るならちょうどいいわ。…緊張する

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