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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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26-57 普通のダンマス 想定外の攻略

 スコーブがアミールの空き家に照準をつけていたころ、銭湯ダンジョンではいくつもの問題が噴出し、解決にミルツが頭を抱えていた。一つはダンジョンに思ったより人が来てしかも、水は水筒や器を持ち込み、ガンガン汲んでいったので、思ったより水を放出するDPがかさんできた事。特に夜は、ハッテン場よろしく、女専用ルームでギシアンすることする事…。ついでに俺達がいなくなった村では俺の親父や、アミールの親父は俺達がいたことを忘れて行為に励んでいた。

「今でも悪夢でうなされそうだ。あれは見たくなかった。」

 その行為の終わりに水場で体を洗って帰っていく。DPの増え方がいいが、こっちはいい顔ができない。温泉エリアの宝箱はその戦闘の境の上に設置した”換気溝”の上に引っ掛ける場所を作った。中身はダンジョンメニューから変更できるが、ここにラムネ(容器付き)二つを投入した。おかげさまで人が入れ食い状態だ。おかげさまでDPは一日24000DPを突破した。かなり多い。第2は、アミール支援で本来は入湯料を取ろうと、ドアを銀貨を入れると開くように設計した。が、数回入れた後に、そのドアはくさびを打たれ二度と閉まらなくなった。…お金を取る計画はこうして破綻した。ダンジョンがアイテムを回収するには”誰も対象アイテム”を見ていない。が条件となる。が、その対象のドアは24時間いつでも誰かに見られており、入場者も昼夜ひっきりなしだ。どうも聞いた感じ”清水”はこのあたりに無く、鍛冶屋周辺で水が売られているらしい。この辺では”泥水”や飲みにくい水が井戸から出るらしく、そうでないなら、井戸周辺は住民とかが見張っており、スラムの人間は使えないんだそうだ。そこにこの水場が建物付きで現れた。このスラムにこういう本格的銭湯も水場もないため、換気して退去したらしい。そしてこの銭湯を出ると、いろんなものが綺麗になって帰って来る。それが更に評判になっていた。

「お前ら。ちゃんと並んで入れよ。後、そこ、漏らすな!」

 汚いったらありゃしないが。これもダンジョンが回収してある。DPに即変換した。ついでに取っておけと指示すれば取っておいて。材料としても使えるそうだ。今の所DPのほうが嬉しいのでDPにしているが。

「ドンガロー。で、ここは何だ?」

「…知らん。」

 病気持ちも多くそれがこの水で着かれば改善するとあっては…。俺からすると気のせいに思えた。ただ、ダンジョンが言うには人間の表面上にあるウィルスもサンプルで確保しDPに変換しているとの事。そして、第3の誤算が、見張り連中がダンジョンの奥に潜ってもらえない事だ。内部はわざと”暗闇”にしてあった。アミールが言うには穴掘りしていると真っ暗なのに、高原がここだけあると、怪しさが爆裂で正体がばれたくなければ暗闇にすべきだ。という意見で暗闇にした。が、誰も一瞥した後に戻ってしまい、誰も用意したダンジョンに入らんかった。ついでにもう人間がいるので、明かりをつける”改装”は不可能だ。ただ、外ではどうも、中に入ってアミールを探す計画を建てているようだ。この建物は何なのか。そしてこれが最悪領主の城の隠し通路なら、これを持っているだけでもヤバい。そう、ドンガローとある女が話しているのが聞こえた。どうも、あの城には複数の隠し通路があり、そこから彼女のお客さんが来るらしくそう言う通路にはいくつかがあるのだという。…本気で何やっているんだ?領主は。

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