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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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26-52 普通のダンマス アミルを見張る者:報復

「なんだ?}

「いやあ、なんかおかしくありません?」

 昼飯が終わり、あのうちら、まぎーるファミリーの下っ端を脅したと位階う小娘を探すべく、根城と聞いた家を見張っているのだが、誰もいなかった。ただここは場所が悪い。時々見回りの兵士が堀の上を通る、変に大声で騒げば衛兵が飛んでくるんだが…。

「どういうことだ?」

「何かほら、匂いが変じゃないですか?」

「癖えのはお前も…じゃねえな、変にお前、酸っぱくないか?」

「分からんです。が、急に臭くなりましたね。なんか酸っぱく。」

「お前臭い、水場いって洗って来い・もしかして俺もか?」

「ですぜ、兄貴。」

「仕方ない、お前ら、一度帰るぞ。後、あいつが根城変えた可能性がある。もう一回家探しするぞ、それでいないなら…撤退する。」

「分かりました。でも何でしょうね、あの小娘。」

 そう言うと待機していたメンバーが

「サジールの馬鹿が送ってきた奴だろ。出なけりゃ賄賂一割の法則は知っているはずだろ?」

「ですよねえ。」

「あの貴族の犬が送ってきたんだ。あのくそ野郎。大方、あいつの部下が来て逃がしたかもしれねえ、こんな変な臭い、あいつらの領分だろ?」

「ですかねえ…。」

 子分らしい男が、下っ端がアミールの家を家探ししているところを見ていた。が、すぐに出てくることから結末は予想できた。大方あいつの部下たちが来て逃がしたんだろう。うちらに手を出したらどうなるのか、一度示した方がいいな。あいつら、貴族と親しいからって、調子乗ってるからな。

「次にやることは決まったぞ、色街を襲う。こんな露骨に臭いを残して挑発したんだ。連中には俺達に喧嘩を売るとどうなるか。知らせねえといけねえからな。」

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