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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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26-51 普通のダンマス アミル:魔法と塩

 私の方は食事をぎりぎりまで詰め込み、それで魔法をブッパする生活の最中…なんか、途中から穴が大きくなり、感覚的にレベルが上がった気がした。報告した所スキルは使うと成長するらしく、魔法レベル3の内容を教えてもらった。ロックアローと。ゴーレム作成、そして岩製作だ。岩製作は石政策の進化系で硬い岩を召喚できる。距離も30倍に成長。かなり便利となった。ロックアローという攻撃魔法もそうだが

「いでよゴーレム!」

 …失敗した。どうも必要MPは300MPと大きく、これに限り魔石などでMPの代理をさせる事が可能で…非常に大量の魔石が欲しいらしい。一度完成した後も一日に数十の魔力を補充してようやく動くらしい。0になると土くれに戻ってしまう。後で聞いておこう。ただ、ゴーレム作成は大方ゴーレム車を動かせる最低限度だろう。これは…かなり有利だ。が、攻撃魔法の文字にやっぱり私はにやけてしまう。ファンタジーと言ったら魔法。そして攻撃魔法だ。これがうれしい…が、ここはまだ穴掘りをやるべきだ。金がそろそろ尽きる。それにパンと水だけの生活は心にキツイ。向こうもいろいろやってくれているが…こっちには何もない。

「さて、もう少し…情報を集めるか。」

 三日ぶりに外に出たが…。日光はまぶしい。…ヤバいな、目をつけられている。少し近寄ってみると、数か所に火を燃やした後がある、小さくだ。という事はここに夜帰って来ると見て、張り込みをしたのだろう、パンの件もそうだが、塩は買っておきたかったが…ちょっと戻るか、あれは可能か?私は家に戻ると、地下に戻った。見せるわけにいかない。

「岩作成!」

 …できた、できちまった。手持ちにあるのは”岩塩”だ。塩は本来鉱物であり、海に溶け出して海水になる。その岩塩を魔法で作っちまった。この魔法ヤバい…と思ったがよくよく考えてみると、この岩塩、消費MPの割に小さい。石で削れば塩として使えるだろう。だが…塩は買いに行かなくていい。これは便利だ。って事は鉄も可能か?

「岩作成!」

 …反応が無い…。これはやっぱり無理か…がっくりと肩を落とす。でもかなり有利になった。ただ気が付かなかったのだ、土作成とかの魔法は実は”周辺にある土を固めて取り出す”という魔法である。土が無くては機能しない。じゃあ塩は?塩は単純に周辺にある塩分のある物や生命の市街など、ごく微量にある物を集めてできた…らしい。そう、この魔法が地上でちょっとした混乱が起きるきっかけになっているとは思わなかったのだ。が、気が付かぬまま、私は塩を削り、水に浸し、パンを入れる、そろそろパンも買いに行かないと。ただ、うまい。塩分がうまい。ここ三日味気のない生活をしていたので、塩分がマジで恋しかった。ちょっと蕩けた顔になっているだろう。

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