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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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26-38 普通のダンマス 偽装

 ただ、行きに三日かかる辺境都市、村人が帰って来るに一週間かかった。…が。

『来たわね。』

 どうも、村人のほかに4人ほど兵士が…。その様子をモニターで確認してある。

『何?』

 そのうち一人が井戸を見るなり全力疾走してきた。

「は?」

 当然、兵士は皮鎧を重そうな槍を持ち…そのまま井戸に飛び込んだ。高さ5mはあるのでそのまま、ついでにあまりの事でカメラは村の外を監視できる位置に固定したままだった。そしてそのまま、井戸から凄い激突音がした。

『侵入使者が現れ…撃退完了しました。』

 誘因機能舐めてたわ。まさか見た瞬間に走って飛び込む奴が出て来るとか。アミールもあり得ないよに頭を横に振っていた。ショックだったらしい。俺もだ。あんなのありかよ。心なしか、マギアでさえ呆れてる。一応相談はしたが、こんな形での…人間撃破とか、事故にしても頭が悪すぎる。そして、これは非常にまずい。まるでピンポイントで!

『コア、井戸の底の砂利出せるか、それをダンジョンの格子の上に設置!格子の幅を5mmまで圧縮!』

『少々お待ちください。』

 これはまずい。偽装しないと、一発でここがダンジョンだと混ざる。そこで、アミールと健闘した第2案を実行した。規定通りならスカスカの地面ならDPが得られないかと、

考えて作ったのが、編み目の格子と砂利石コンボだ。こうすることで、地面に隙間が生まれ、閉じるよりはましな、封鎖空間が生まれる。但し…DPの収益は減る。そうこうし

ている間に…走って部隊の人間と村人が急に人が突っ込んだ井戸を覗き込む。

「何が起きました?}

「いや、分からん。この井戸…。」

「村の井戸で、昔から使っております。が。お連れ様はなんで?}

「いや、分からん。あんなことをするニックじゃない。」

 隊長らしき人間も訝しがっているようだ。

「とりあえず降りるぞ。死体を回収しないといけない。ロープは?」

「は。」

 荷物持ちらしき人間がリュックサックからロープを取り出す。麻のロープだろうか。

『作業完了しました。死体はどうしますか?』

「回収はしない。消えれば不自然すぎる。」

 しばらく聞き込みを行い、そして、ダーバリ達が物音に気が付いて、顔を出し…。

「あ!父ちゃん!」

「ダーバリ!生きていたのか!」

 感動の再会で抱き着く。

「あれ?確か村長、この村の子供は全て穴にいる狼に食われたのでは?」

 …そんな報告していたのか、ヤバかった。最悪はあの…兵士たちが次の相手だったか。

「・・・あ…いや…。」

 村長場言いよどむが…あまり気にしないようだった。こういう事って多いのか?

『でも…ぎりぎりよね。』

『後で入り口の大きさを2倍にする。で、砂利型にする。外見上は不審な物が無いと思わせる。あそこまでになるとは…。』

「とりあえず降りるぞー。」

 ロープが追加で投げ入れられ、それと滑車のロープの2本で器用に体長らしき人が下りていく、一応鎧は来ていないが…。

「…何もないな。ニックを回収する。が…。」

 その時初めて画面を見たが、ニックは飛び降り、地面に激突した、正確には水面の窪のヘリに当たり首に直撃。そのまま死んだ。一応この下1mに格子状の出入り口。

「…何もないよな。まあいい。死体回収したぞ!引き上げろ!

 そのまま死体を活写のロープに括り付け、死体が引き上げられていく。そしてそれに続いて体調も上がっていく、偽装は成功したようだ。

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