表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
1341/1805

26-30 普通のダンマス トラップ

 一度立ち去った際に、俺は…頭を抱え…一回泣き尽くすまで泣いた。怖かった。モニターから見た父の顔も、アミールの父の顔も母の顔も。すべて狂気のような怒りが尾をして門をたたき続けた。その様子はあまりに怖かった。ついでに俺は子供だ。…。

『マスター、一応ダンジョンに落ちたすべての者はDPに変換できます、致しますか?』

 俺は、そう言われて…下を見た。色々出てた。

「…頼む。」

『回収完了、DPに変換します。』

 あれはまずい、これが誘因機能。よくダンジョン物でダンジョンを閉じない理由とかあるが、これを見せられた後だと、考えさせられる。仇を取るために狼狩りに来た人たちが

なぜか理由もなくダンジョンに入ろうとして、しかもそれに誰も反論がなく、あそこまで正気を失う。そりゃあ…ダンジョン開けて正常化させるわ。あんなもの見てたら、交渉可能な奴が不可能になるわ。しかも結構力技で破ろうとするわ。…トラップ作るか。この状態なら絶対効くわ。

「鋼線とかある?」

『現在はありません。カスタマーセンターに問い合わせます…。…回答が得られました。ダンジョン外の技術で”針金”を作る技術もないので、オーダーメイドになります。しかも数百万DP前後と思われます。との事です。』

 だめだ。落とし穴か?いや…ちょっと待て、この通路狭いよな。…あの床の編成の意味が分かったわ。あれ落とし穴作って殺すためにあのフロアの高さにしてあるんだ。意味が無いと思ったわ。ツレーわこれ。メイズの作者絶対尊敬するわこれ。だが、改造は手動か、相当DPが必要だ。となると…。

「格子を一本だけ、足の高さから20㎝に張って。」

『石ですが宜しいですか?』

「構わない。運よく倒れればいい。で、地面は土にして、石を適度にばらまいておいて。それだけでもトラップになる。」

 砂利で転ぶと痛い作戦だ。ここは。これでダメージを与えつつ…モンスターは展開できないな、ここに、ゴブリンだとあの高さだと気が付くがウザすぎて通れないな。がこれで

3階の接続までは何とかする。あんな怖い…いやもうあれは父さんと思わない方がいい。村人だ。村人相手に…。

『村人の姿を確認しました。』

「念のため、太郎と、良子だけ、ストックに戻して。後は…トラップに期待する。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ