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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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26-26 普通のダンマス 太郎

 とりあえず、作戦を考えるしかないが…。現在の状態はモンスターが…いないわけでもない、エルフチャイルドが一体召喚待ちだ。DPは100.これ以外のモンスターはいない。ついでにリストもない。ついでに外見は俺と一緒位の6歳児、ではなく、この世界では3歳児くらいの大きさだ。戦闘はできない。させてもいいが…。どうも説明によるとこれも半分ガチャで、出現時にランダムで属性が付与される。それに応じた魔法を1レベルで持つ。育てれば強い系モンスターだ。ついでに魔法は火、水、風、土で。あたりは…俺には分からんかった。がこのモンスターは非常に貴重で…これを登録させることで量産が可能。これを使えば人間の町にお使いも可能だ。という、ダンマスの半分人間ライフのお友達だ。

「確か後いくつだ?マギア。}

『4000です。」

「仕方ない。100×10ガチャをやってくれ。」

 手駒0ではどうしようもない。まずは引くべきだ。

『では行きます。タブレットのボタンを押してください。』

 お、懐かしい。スマホゲームのガチャ画像だ。よく出したな…。ぽちっと。

『…全部普通ですね。ゴブリン×1、ピーコック×1、パークボア×1、ボロボロの剣×1、木の水筒(空)×1、乾燥させた木の実×1、ウルフ×2、半分飲みかけのワイン×1、ちょっと匂う布×1、子供用の麻服×1です。』

 …当りかは微妙だが、結構いい木が…全部ゴミだなこれ。

『どうしますか?』

「やれることは?}

『全部出すこともできますが、ここは登録を推奨します。登録を行う事でその物体は消滅しますがDPで生産可能になります。』

 そうなると、今後を考えると…。

「全部登録してくれ、ウルフだけは一体残してくれ。」

『了解しました。登録を開始します。エルフチャイルドもですか?』

「ああ、そうしてくれ、今後に部隊で欲しい。」

 人間の町に偵察に行けるなら、絶対に欲しい。今後、今ではないが。

「ついでにこの…ワインは出せるか?}

『元が25DPですので、50DP必要です。』

 …ん?

「どうしてだ、飲み物だろ?」

『はい、飲み物です、食べ物ではないので、2倍必要です。』

 ・・・。

「えーーーーー!」

 今マジでヤバいジャンそれ。ちょっと待てちょっと待て、人間は食べなくても二日は生きられるが、飲み物は無理だ…。があれ?

「俺は今飲み物はスープだけだよな。水分は足りてる?}

『足りていませんが、スープでぎりぎりですね。』

 あれのスープとパンは地味にパンが混ざってたからあの価格だったのか。地味にファインセーブだな。

「後は…。…しかたない。ウルフを召喚してくれ。」

『ウルフ召喚します。』

 出てきたのは…ちょっとかわいそうなぐらいやせ細った狼である。だが、この狼が俺の生命線となる。とりあえず…ステータスはともかくこれで防衛にはなる。がこのまま

だとまずい、どうする?

『ハッハッハ・・・。』 

 思いっきり尻尾をぶんぶん振ってほおずりしてくるな…。

「これは?」

『ダンジョンモンスターは基本マスターに親愛の情を持っています。なので、愛してあげる事でそれにこたえようとしてくれます。なので…まずは名前を付けて親愛の情を

示しては?』

 確かに…そうだな…。狼の名前、犬の名前。それが、俺ってスローライフは願っていても、ペットには興味なかったんだよな。…メール、アミールに送っておこう。

お…帰ってきた。

『取り合ず、ポチでいいんじゃない?』

「ポチか…。」

 アミールからすぐに帰ってきたが…。どうも、向こうもあまり興味がないみたいだが…ポチはまずいよな、ポチ(全長9m)とかだと地味にきついよなー。こうなったら。

「とりあえずた…。ちょっと待て待て、この子…男女は?ちょっとおいで、」

 手招きするとすぐに寄ってくる。抱き着いてみて下を触ってみる、どうも雄らしい、よし、当初のでいい。

「じゃあ、太郎な。」

 狼は群生である。群れで生きるので、数体はチームを組んで動くって考えると、太郎チーム、次郎チームなんていいだろう。

「ワフッ。」

 思いっきり上下に頭を振ってこたえてくれる。…ここからが本番だな。

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