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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
1313/1805

26-2 ついに草原同盟が

 この発表の次の日・・・メール経由でついにダンマスがしばらく増加しない事。そして追加条件の一部僕たちが思ったのと変更があった条件の提示となった。これから先ダンマスが増える条件は二つを満たした場合のみになる…との事だった。それが…。


一つ、ダンジョンマスターの一定数迄の低下

一つ、低下の後に勇者が昇天する事。


 である、二つ目はかなりSNSでもショックだったらしい、魔王バトル後であり、勇者の凶悪さ、そして現存する勇者の恐ろしさを伝えた後での”勇者殺害”が必須であるという点である。そしてこの話の直後に4同盟による声明を発表。亜人同盟、スキュラカンパニー、魔人連合、千鳥万花の4団体はお互いにおいて”平和条約・4同盟条約”を締結、会談を行った。との声明を発表。事実上のダンマス間引き停止令も発生した。これによりSNS炎上が発生し、騒ぎになった。ここで…計算外が発生した。それが山岳同盟と、距離を取りつつも様子見していた”平原同盟”と呼ばれる…ザガートンの西にある”草原諸国”を拠点としたダンマス中堅組織がある。そこが亜人に引き抜き工作を展開した。家族に会えるかもしれない。と思った彼らの多くはダンジョンの間引きの為に…亜人から大量の脱走者…17名が出た。そして、魔人連合からも1/3の4名の脱走が報告された。が、これは同盟を組む際にもう織り込んであったが。その逃亡先が魔人は、”商人連合国”と呼ばれる国家にいる3名のダンマスの元に逃げ、それが”時山田コンプレックス”を結成。どうもこの時山田という人は結構やんちゃで、魔人連合とも千鳥万花とも喧嘩を売り…死にたくないと魔人連合に身を寄せていた…がこの時流に従って離脱したらしい。それに伴い草原連合と時山田の勢力が発生した。


 わが勇者大陸でもその流れがあり、中央山脈を見たら…。いつの間にか中央山脈が草原連合のダンマス一名と、千鳥万花のダンマス一名がいて…。あともう一人いたはずの

ダンジョンマスターが消失していた。…すごい事になった。それ以外だと勇者大陸での勢力図の変更はなかった。亜人同盟は16名に減ったものの、パンダ同好会は2名の離脱。

聖女教側の離脱者は0となった。がザガートン南部および西部のダンマスは、サンディーンの女王とドルカス、イツキの3名のみとなり、それ以外は…ドルカスがあえて離反させた。

「これでいいのか?」

 ドルカスに頼んで、あえて、草原の離間に乗ってもらった。草原同盟にはどうも…。”サツマイモ”があるとの情報が大きかったらしい。

「甘えすぎると…大方このままパーツになっちゃう。そうするとこっちの利益も減るんでね。」

「そうなのか?」

 僕としてはダンマスに戦闘とか備えの為にDPを消耗してもらった方がずっと利益になる。

「僕達が手助けするダンマスが減れば当然支えれる範囲になる。今は広すぎて、監視もしにくいからね。それに勇者が向かう先のダンジョンを”草原諸国”やインスタンス

にしたり、兵糧攻めにする方がいい。」

「まあな…あそこは腐ってるからな本気で。」

 草原諸国。それは時々国が滅亡したり又は分裂騒動や奪い取りなどが起きる…策謀の国家だ。大体9つの国となるがその9か国は戦争できるだけの穀倉地帯を抱え兵士も盛況。なのだが、その恵まれた環境故に”騙されやすい”という特徴がある。ザガートン国がローマなら。草原諸国は中世ヨーロッパの体制だ平和そうに見える9か国は貴族が

非常に強い上にザガートンのドワーフに対抗して人族至上主義を掲げている。非常に強い…実際食料もあり、ザガートン国に普通なら勝てるだけの国力があるはずの草原諸国

がなぜザガートン国を潰せないのか…それが”お互い足を引っ張り合う”という修正にある。その為、隣接国が、まあ、政治家の点数稼ぎの出兵とも取れ数十名の兵士が突貫してくるだけの侵略を行い、ザガートンから来た商人から高価な品を承認経由で大量に買い付ける。そしてそれで引き込み工作までやる。奴隷もあり。リラシルトも腐ってる灯ったが

ここ、草原諸国9国はもっと腐ってる。しかも非常に貴族の鼻が高い。その為和平交渉も成功したことが無いんだそうで…ただザガートンが向こうを攻めないのは彼らが外敵が

来ると団結し、潰しに来るという事で、その状態だと国力が劣るザガートン国は勝てなくなる。なので、国境を閉鎖し、相手に付け入るスキができるまで待つ。という戦法に

切り替えている、食糧の輸入はリラシルト側で十分足りたからだ。

「嫌いなんだ。」

「ああ、連中に引き取ってもらって、重しに使うとか…旨く行くとは思えねえが。どうするんだ?ケイブは。」

 今は亜人同盟には、パンダ同好会メンバー7名(内3名魔王軍)と長峰君、山岳同盟2名、後交換留学生の水木、聖女教の南さんとリーメ君、ネルの3名となる。

「ああ、それはデータがある。それにパンダ側から、ダンジョンを出させればいい。」

「確かに、あっちも裏は分かっているからな。」

「でもよ、水木…あいつは離れるかと思ったらついてきたな。」

「…実は調べれる範囲で、あの子を調べてみた。…大方かなり強い。」

「どういういみだ?」

「こっちはレベル差を無視してある程度調べれるんだけど、あの子、雨のダンジョンマスターじゃなくて、”雪”なんだ。中位ダンジョンマスターだ。レベルは中位の4.」

 このファクターレベルは最近ようやく魔人連合の黒木とか、後…ドルカスが手を出し始めた…ファクタレベルの上昇という項目だ。魔王軍には当然あげたかを伝えてある。が

それにあの水木というダンマスは入っていない。

「しかもそれいがのモンスターを囲っているとの情報もあった。」

「あ、そうだな、確かに。」

 あの子の知っている勇者の従者が”恋天使系”のファニーエンジェルというモンスターだった。という事は当然これを持っているとみていいが、実は調べたところ結構強い。

天使系と対を成す系列らしく、こっちは萌え路線らしい。僕たちとしては、主に男性勢が欲しいのだが。水木の中位ダンマスは…。リューネさんみたく竜のファクターとかの

陽に大量に必要になるコインではないので…この情報を誰かが知っていた。って事になる。そして4になるには数十億DPが欲しい。初心者ダンマスが出せる金額では決してない。

「となると、ダンマスレベルもウソか?}

「7でわざと止めてる可能性もある、スパイの可能性もあるね。」

「まあ…元々あいつは千鳥万花側から提携の誘いをした時の奴だ。向こうに逆らう意地があるんだろうよ。」

 …いや、そうなると、千鳥万花は僕たちと一緒の中位ファクター持ちだと思っていい。…あの魔王バトルでさえその節は無かった。手を抜くのか?相当厄介だな。こうなると、作戦を建てて、対策をしておく必要があるかもしれん。

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