25-24 GGM いつの日も男は夢を語り
一応、それから飯が終わり、報告を聞いていて思ったのが、エルフの社会進出。そして聞いているとエルフは魔法が全員使える、特にネルさんというエルフの族長様は…非常に強い魔法使いで。植物を一瞬で育てて、成長させる魔法や霧で魔法を防いだり、それはもう、神を見るような腕らしい、ただしキラリちゃんから聞いたのはさらに上…キラリちゃんには師匠がいて。その人も負けず劣らず凄い魔導士でこっちは火の魔法が得意とか。確かあだ名が”指先姫”らしい。がその辺は良いだろう。ただ、マーリアさんの話だと、どうにかモートリアの男爵に話を取り付けというより、借金のかたに土地を買ったそうだ。そこ地域の子爵迄の任命権をギルドの指定の人物に与えるという契約らしい。なんという無茶を。ただそこまで馬鹿な王族だからこそ平原のほどほどに良い農耕放棄地を購入できたらしい。どうもこの場所は”疫病”で全滅したらしく、光の魔法で浄化して住めるようにしたとの事。但し、悪い評判は知られておりマーリアさんが予想より遅かったのは
そこで、村人の死骸が放置されており、その埋葬を全員で行っていたからだ。家はそのまま使わせてもらう事になった。
「俺としては、そこに行くのは”有志”でいいと思う。」
プラーク氏は反対なのか?
「どういう意味?」
あ、顔が険しくなってきた。
「まずここに愛着があるやつを引きはがす必要がない事、そしてもう一つは”都会への人の流れ”だ。」
「売れるって事?」
「ああ、今食料とか、安全を求めて、人が城とかに集まりつつある、今後ここに来る女は多い、そこで、ここは規模縮小してでも残した方がいい。」
確かに、今後来る人の事を考えると、この貧困街”サベッジヘブン”は残した方がいい。
「食料は…作らせるのね。」
「そう言うこった。で、俺としては連中に”ギルド商会”に建物の売却を打診させるつもりだ。どうもギルド商会はここの支部を大きくする予定だ。エクトネーゼの本店も大きくしている。訓練場を付けたうえでな。」
「凄い勢いね。」
「そこで、このサベッジヘブンを”冒険者の町”にしちゃあどうだ?その為にギルド商会をここに誘致する。食料をギルドに卸すか。町に流したい。売れる売れない…じゃあねえんだろうがよ。で、その時の為に宿屋は保存させる、娼婦はだめでも宿屋なら生きていけると思わねぇか?」
「賛成です。」
これは結構大商いになる、こういう町の開発系は大手の商会なら受け入れるはずだ。それにここまで完璧な”再建案”は思いつかない。確かに娼婦宿は用はないかもしれないが宿屋の需要があるかもしれん…か。
「それでいいと思うわ。流石プラークね。」
「いうなよ。」
イチャイチャしてる、ただ、自分から聞いても非の打ちどころが今のところない。だからいいんだろう、
「でだ、エミルだっけ、お前、その開拓村に行くか、こっちに残るか…考えたほうがいい。スキルの為には土地が欲しいんだろ?」
「それも不明瞭ですが…一度検証にその村に行かないと…ダメですよね。」
牧場とつくのだ。広い土地が最低条件の可能性がある、
「まあな、お前のガチャとかいうスキルで…そっちも有能になる可能性が高い。なら、まずはその村に行って、牧場をやってみてはどうだ、牧場が何なのか知らんが。」
そう言えばこの世界に畜産業という考えがないかのう性がある、…考えたことがなかった。確かにこうしていても雑貨屋に肉関連の商品がほぼなかった。気が付くべきだった。
「分かりました。」
「ま、しばらくは俺もここにいるからよ。」
しばらくあのツンデレを見る羽目になるのか…。




