25-16 GGM あなたはダンジョンでモンスターが殺せますか?
マーリアさんが出かけていると分かると、この地元の商店であり、なじみさんしか来ない暇な商店では…まあ子供たちがガチャを回して手に入れた、マーリアさんのおもちゃを買っていった。今はこうして一応きらりさんに頼んで、いくつかガチャを回してもらうがなんか…ずれてる気がする。そう、ずれてる気がするのだ。ただ、頭があまり回らない関学があるのが分かる、エミルちゃんの精神もあるだろうが、一番の原因が、匂いと…食事のまずさだ。ただキラリさんが来て。聞いてみると、開拓地の収益の多くは”肉と木の実”であり、農耕は税金取られるので、期待してない開拓村が多い。肉と好みはうまいが、穀物のパンや肉の余りで出来るスープはどの勇者でも敬遠し、その為にモートリア以外ではまず勇者の待遇改善のために”食事改良”を行っている、そう言う意味で勇者や異世界人はコストが高いというのが。現在のモートリア以外の通説だ。モートリアでは聞いた感じ勇者は。奴隷のように魔石堀でダンジョンに行かされ…というか・・。・
「ダンジョンあったんですね。」
「そう、最近んモンスター出現もどっかにダンジョンがあって。発見されていないんじゃないかって話だね。だから発見に報奨金を出すと言っているんだけど…。」
「問題はもしかして…。」
「そう、足の問題。報告が届く前に獣に襲われた可能性があるって言っていたんだ。」
「マーリアさん大丈夫ですかねぇ…。」
「流石にギルドも旅慣れた人を派遣させたようだよ。まあ、僕も呼ばれれば行かなきゃいけないんだけどね。」
「ですよね。」
「それに近郊だから、予定だと2週間だって。だから気にしなくていいよ、それに、結構多い人数が行ったからね。」
今回はマーリアさんだけが言ったわけではない。実はサヴェッジヘブン自体は20を超える売春宿の塊の事を指す。ただしこの世界では、女性の割合が半々の時には”認められた普通の職業”だった。男性は結婚したくないが、女性への妊娠率を上げるために練習が欲しい、その上男性の性欲も生理的な物だ。但し、衛生面の知識がない彼女たちは当然病持ちが出来やすい。その為忌み嫌われていた。すぐに死ぬ意味でもだ。だからこそ、都市部での色街は娼婦の子孫かスラム街の住人がなることの多い職業だった。そんな中でも生き残れた幸運な女性が宿を引き継ぎ…こういう店が20くらいあったその中でも更に有力な宿の店主4人が顔役のマーリアさんと一緒に視察に向かっている、この男子不足で一番あおりを受けるこの職業において。業界全体が焦りを覚えているのが事実だ。それがつらい、そしてもう一つの問題が、こっちが提示した食糧問題だ。焦る。ただそれ以上の問題が出始めてきているらしい。
モートリアでは勇者が”ダンジョン狩り”に派遣されるようになったという。というのも、ダンジョンのモンスターが出るようになり、通商断絶となり、徴税菅が襲われて死骸が発見されたという話が出回り始めたのだ。これに危機感を募らせたのが”ギルド商会”だ。特にモートリアには勇者を召喚する魔石を借金してもらい、その分を食物で払ってもらっている、特に調整された穀物でだ。が、その穀物を運ぶ部隊が村につく前に全滅した。という事が多発すれば借金なんて払えない。いや正確には借金踏み倒しの口述にされかねない…ではなくされた。その為、女性であっても強くする方法として”最初のダンジョン”である初心者ダンジョンを用いて強兵を生み出したい。それがギルド商会の考えのようだった。だからこそ…。
「少しでも食料だけでも打破したいのが事実だろうね。」
「僕はこうして待って…。行くときになったら。戦争に行くのさ。」
「…キラリさん。」
「君は運がいいと思う。一般人と同じ…戦闘しなくていいだけ。戦うってなれば…モンスターも人もを殺せる?」
「…う…。」
そう、ここは命が安い中世世界。当然盗賊も生まれうる、その中で殺せる殺せないは…生活にかかわるのだ。血の匂いにダメな奴は…肉というごちそうさえない。
「そういう事。僕は何とか…耐えていると思う。だから、必要なとき以外はこうした楽な仕事に回してもらっているんだ。」
そう言った時のキラリさんの顔が。地味になんか苦い感じに見えた。




