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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第16章 ガチャガチャマスター(第一編)
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25-16 GGM この世界のスキルも人気の差があって

 それから数日、あのキラリって人は連日来ていた。まあ、どうもこの世界の旅行は何をやっても”徒歩”らしいので。一か月以上を見込んでほしいとの事だった。

「一応スキルの相談しておいたから。」

「でもなんで…。」

「ギルドの方針でね、全部のスキルの検証を行いデータ化する必要があるんだよ。」

 きらりさんの話を前に聞いてみた。金貨もあっさりこの人は払うし、そう言う意味ではアラブの石油王的な感じの人だ。それに警備は緩められているものの交代で2名の今回は男女が付いて来ている。

「で、スキルの成長を見てみたら違うんだろうけど、今回はガチャだね。」

「一応設置はしてあるんですよ。そこに。」

「え?こ?」

「ただ、金額があほらしいので、誰もやらないんですよね。」

 一応ガチャはそこにおいてある、一応趣味で全部違う、

「今日は”キラキラ宝石指輪プリンセスVOL。3”と”ゴブリン日常・農作業編”と”MGゴブリン帝国・ドワーフ抗争偏”ですね。」

「なんかゴブリン多めだよね。金額も何故かプリンセスが銀貨5枚。ゴブリン…これ何?」

「これ、フィギュアですよ。きっと。」

「きっと?」

「ああ、ガチャには触れるようになったんですけどね、ガチャは回せないし、運べるようにはなったですけどね、ただし…。ここで売るには高すぎて。売れないんですよ。」

 そう、昨日も置いてみたんだが。反応なし。

「売れるには、もっと安くとか?」

「それが、景品によって固定値段があって弄れないんですよね。ですからこの金額以外売れない売れない。で、ここだと手が出ないらしいんですよね。」

「ここで手が出ない価格だと…。どこでも駄目だと思うよ。もっと儲かる場所でないと…。」

「だから、気長にやりますよ。後、地味に、識字率ってあるらしいんですよね。」

「へ?」

「それで、子供がターゲットのガチャのはずが。ここだと大人でも読める人が少数なんです。だから、字が読めないとガチャも金額もわからないってなって…。」

「それはむごいね…。絵柄でもか…。」

「一応ここが、顔役の店だから、見ただけで帰りますが、子供の数人が叩きますが、音もしないので、過ぎに飽きて帰っちゃうので…。でも…。」

 なんか泣けてきた。ここ、ガチャさえ回してもらえないとか辛い。

「それはつらいね…。」

「後の二つは、この爆竹と、光るヨーヨーですね。」

 こっちの大型ガチャ自販機では、おもちゃが置いてある、こっちは銀貨4枚。地味に高いうえに、こっちの普通ガチャのほうがいいものが置いてある、そこがつらい。それを聞いたきらりさんの露骨なガッカリ感もわかる、

「というか、ここまで来ると、いらない子な気がしてきて。」

 スキルは二つあるものの、まったくここまで役に立つ見込みのないスキルは初めてだ。いや、異世界物のスキルの多くはどこかに役に立つ要素がある。だけどこれはむごい。

「あれを思い出したよ。闇魔法。」

 きらりさんが、遠くの空を見つめて…思い出してるなこれ。

「何なんです?」

「闇魔法ってあるんだ。この世界の魔法は6属性から7属性と言われている。その中で、人気がないのが…土と、闇なんだ。」

「なんでです?」

「土は3レベルになるまでは土を固めるか、段差を作るくらいしかできないんだ。それでも使い続けると、ゴーレムが作れるようになり…そしてどんどん強くなる。」

「へぇ…。」

「だから、非常に育ちにくいんだ。勇者に会った中で土魔法系の魔法を覚えている勇者は人気がないんだ。それと一緒で嫌われるのが、闇魔法さ。これもレベル4までは…攻撃魔法があったとしても低威力、それ以外は子供の悪戯しかできない。が…そこを超えた瞬間から、凄い使い勝手がよくなる。そういう事があって以来、ギルドではスキルは必ず調べれるまで調べるって事になったんだ。特に闇魔法レベル4~は凄いスキルだけど、その代わり覚えるには最低でも”中位”まで職業を進化させないといけない。が、職業進化の条件が分かってないからね。」

 先は厳しいが、言いたいことは分かる。このスキル、いつかどっかで化ける。はず。諦めるなって事度だろうが…。

「ただし覚えておいて欲しい、スキルを”経験”で成長させるには様々なひらめきが欲しいんだ。これは確実、僕も、ほとんど成長させるに苦労したからね。」

 …本当に大丈夫だろうか…このスキルたち。

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