表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第3章 3人の勇者編
105/1803

5-21 ドラゴンマスターリューネ あの時の後悔

「いやあ、珍しいもの見たね。」

 リューネは作られた別室に来ると、テーブルとリーの分の椅子も展開して休憩に入った。

「はい、ツインヘッド特性のダンマスですか…。」

「あれってどうなるの?」

「一応お互い考えは共通していますし、後、記憶とかも共通ですので、基本命令権でお互い困ることはないのですが、あまり離れると睡眠しないと情報の統合は不可能でしょう。」

「いや、敗北条件。」

「専従ですので、”ダンマスのどれか一体かコア、どれか死亡時全部死亡”。です」

「きつ!」

「ただし専従がなくなると”ダンマスのすべて、およびコアが全滅しない限り復活”になります。しかもスキルの特性でHPを消費すればダンマスが復活します。」

「急に凶悪になるね。しかもダンマスのファクターが全部違う、これも相当大きい。」

「はい。」

「とりあえず暇だから作業か。」

「はい。」

 そう言うとと…慣れた手つきで自分のドレスを脱ぎ始める。後で、同じものを変形で出せばいいのでさっさと脱いで元の衣装を出す。この…元のドレスと同じに作ったこれは実は相当手間がかかってる。2億5千万DPという価値は、自分の手持ちの龍のコイン全部使って、一枚一枚確認して、魔力変換で製作し、その過程全部で私の爪や牙をを削り、入れ込んで作ったやつだ。その為私の手元には今ファクターコインはない。しかもこれ、これ以上作ろうとすると魔力暴走して、腕引きちぎれそうだったので、これが今の自分の限界だった。が…これを魔力変換で一時的にMP経由でDPに変換する。そうすることで一時的に5億DPを生成した。そしてこれを使い!

「リー、これでファクターレベルを5までアップ。」

「4レベルまでです。一憶4千万で4まで上げ、残一憶1千万。一憶6千万なので、そのまま…。」

「ふっふっふ何も考えていないと思うのかね、リチャード君。」

「いや、リチャードって誰です?」

「私も知らんが…。今、コインは生成できる?」

「は、レベル1に付き、一枚生成可能になるので、あと4枚生成可能です。」

「そのうち一枚を使って、1/10にして、さっきのドレスを購入、再度DP変換!」

「了解。3億6千万から、1億6千万を引き、残2億、レベルを5まで上げました。」

「で、もう一枚コインで複製、そしてDP変換。」

「は、4億5千万としました。というか、これ神様に怒られませんかね?」

「後の祭りよ。設計時に考えてあるでしょ、これ位。」

「で、うち2億で、封印称号一個開放。」

「解放します、解放される称号は”記憶保持者(3週)”及び付随称号”元賢者””元剣士”です。残2億5千万。」

 あ…。あ…ナオ君…。ナオ…。ナオ…。

「大丈夫ですかマスター、」

「大丈夫、私は大丈夫、」

「そして、竜のファクター5レベルまでの特典は”スキル;竜の成長”、”スキル:竜化”、”自分のモンスターに竜専用スキル付与可能”、”追加ファクター(属性)設定可能”です。」

「やっぱり…。」

 実は少し怪しかったので、レベルアップは見送っておいたのだ。それがこれ。”ファクターのレベルアップ”だ。これまでの身体的特徴に実は”竜”らしさは少なかった。ので、どこかで”竜”ッぽくなる要素が出ると判断していた。その一番怪しかったのがこれだ。そして今、記憶が戻ったので、…元賢者機能が解放され、職業が+1された。そしてなった姿がこれ。


名前: リューネ〈長谷川喜利〉

種族;始祖ドラゴン  LV14

職業:ダンジョンマスター(LV10)魔法使いLV1、賢者LV1

Hp:6287

MP:2422

STR:322

VIT:422(+822) 

INT:372 

MID:612 (+822)

AGI:212  

MAG:862  

SP:4

身長:約41m(現在単位制定無しのため地球換算)


スキル:鑑定LV2、拡散LV4 変身LV3 物理耐性LV1 魔法耐性LV1、成長ステータス倍加LV5 気配察知!LV1、身体強化LV1、魔力変換LV6 自動MP回復LV4 

    詠唱LV1 魔力操作LV1、連続魔LV1 隠身LV1、ステータス偽装LV1、竜魔法LV2 闇魔法LV4、回復LV2 儀式魔法LV1 防御魔法LV1生活魔法LV1

    付与魔法LV1 攻撃魔法LV1、支援魔法LV1


(封印中スキル〉 

 看破 6200万、鍵開け 4200万、弱体魔法 2000万DP、経験値倍加 5億DP、状態異常防御 40億DP、


身体特徴:LV成長LV7 飛行LV2 単身繁殖(卵生)LV3 魔素栄養LV7 竜格闘術LV5

ファクター:竜LV5 

称号:〈???〉始祖の存在  異世界からの転移者 大型、超大型、大虐殺、個人軍隊、400万将軍 ≪指先姫≫、元賢者、元剣士、記憶保持者(3週)    

所持金:233万1275DP 銀貨52枚 ファクターコイン(竜)残2

装備:白き極竜のドレスセット(2億5千万DP)


竜の成長LV1(特異系) 竜専用、要LV成長1 

ステータス上昇幅アップと必要経験値×2 必要DP 2000万DP

竜化LV1  (特異系) 

竜の特性を得て、成長+1 竜専用スキル取得可能。 必要DP 2000万


 まだもう一個称号が残ってるが、ちょっと気がめいって開放する気になれない、私、ナオ君と…いやナオ君に逆らって…泣きそう。生きてるのが分かったのが直前だからどうしようもないけどあの時のあれ…私だ。そしてネルは。”みんな勘違いしてる、私たちは生きている。みんな人生背負ってる。上のみんな、物と思ってる、違う、みんなが生きてる、幸せになろうとしてる、それ勘違いする。ダメ。” 今思い出すと頭が割れそうなくらい後悔してる…。それ、私がやったんだよね。確かにイライラしてたけど…。本当はナオ君もそう言うの大っ嫌いなのを知っていたのに…。でも…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ