表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不死鳥の担ぐ負の遺産  作者: 架宮瑠倶茄
第一章 ﹝能力の覚醒﹞
1/5

プロローグ

            第一章

           ❲プロローグ❳

 

──あるものがない。

 片腕は既に我が身を離れた。

──あるものがない。

 勝利を掴むというビジョンが消えた。


──ないものがある。

 あるはずのない片腕がある。

──ないものがある。

 勝利見える、いや、確定した。


 あったものがなくなったとしたら、それは傷口と不安。

 

 珀亜は何かが体を蠢いてような気がした。

 それは悪魔でも天使でもなく────


────不死鳥 


 何故かはわからない。しかし、不死鳥な気がした。

 今は何をされても死にはしない、まるで不死鳥を連想させる感情は脳を過った。


 その時珀亜は薄気味の悪い笑顔をごぼしていた。


「──勝ち誇るなよ、外道」


 まるで自分の勝利を確定したかのようなヒーロー気取りなセリフが夜の空を駆け巡った────


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ