じーちゃんズ と ばーちゃんズ
「そういえば、父さんたちのも見ておきましょうか。戦力を把握するのは大事なことですしね。」
「確かに、じゃがわしらは見せたくない。なぁ静江。」
「ですね、あなた。」
康介と静江、銀丈と靖美の各ペアは、知られたくない何かを隠す子どものように頑なな姿勢を見せるのだが、龍助には通じなかったようだ。
「そうですか、では、康介1尉、銀丈1尉、静江2尉、靖美2尉、各位に命ずる。直ちに現状のステータスを上官である来夏2佐の行動を見習い、我に見せよ。」
「・・・・・」
4人は目が点になったかのように互いに視線を交わす。まさか、ココに来てまで軍規的対応を退役した自分たちにまでしてくるとは思いもしなかったわけではないが、むしろ、その上に輪をかけて、退役者の死亡時に対する特赦としての1階級昇格を示してきたのだ。
そればかりか、来夏が現役の1尉だったため特赦は2階級昇格だからと2佐と云う当たりを考えれば、龍助本人は2佐から少将的階級の“将補”となりうるのであるから、この対応もうなずける。
現状がすでに元の世界ではないことを示しており、即ち元の世界に戻れる確証がないだけでなく、元の世界においては自分たちが何らかの事件に巻き込まれて消息不明や死亡・戦死認定されていてもおかしくはないので、龍助の言う階級に反論はなくも、どうしようかと考えていた。
「父さんたち、反応しないとやばいと思うけどなぁ。私が2佐ってことは龍ちゃんは将補よ。佐官よりも強制力を持つ将官からの指示を無視はできないよねぇ。」
と、来夏は面白そうに煽っていく。
「はぁ、しょうがねぇよ、康よ、見せるだけ見せようじゃねぇか。」
「あなた、この場合復唱するのじゃなくて?」
「そうだったな。コホン。我々は、上官である来夏2佐の行動を見習い、将補殿に現状のステータスを提示いたします。」
咳払いの後、復唱するも未だ康介は渋っているようにも見えた。何か隠しているのは間違いなかった。
***ステータス***
名前:シルバス・ゲイン・ウチャウタ
性別:男 年齢:56 種族:ハイエスト・エルフ
登録ギルド:旧王都冒険者ギルド・旧王都商業ギルド・旧王都生産ギルド
所属クラン:なし
拠点エリア:旧王都「夢想都市・ジェルガイア」
総合レベル:62
HP:50870
(レベル適正:35520+種族特性15350)
MP:50870
(レベル適正:35520+種族特性15350)
SP:144180
(レベル適正:113480+種族特性30700)
戦術系職業1:双剣豪・60レベル
戦術系職業2:武術伝導師・51レベル
生産系職業1:武器精錬師・50レベル
生産系職業2:破壊工作師・34レベル
戦術特化属性:光・火・風・土
生産特化属性:闇・土・木・金
右手:仙撃神代象牙/海竜の羅針盤
左手:仙撃神代象牙/妖艶蜂の毒工針
右肩:自在変形盾(右)
左肩:自在変形盾(左)
頭:赤外線スコープ(陸自仕様・夜間配察知効果+5・耐闇・耐夜)
上半身:猫兎のふわふわTシャツ/鰐蜘蛛の帷子/雷獣の迷彩ジャケット
下半身:猫兎のもこもこブリーフ/雷獣の迷彩ズボン
背:闇影の無限空間バック(インベントリと同期)
腰:長距離無線機(永久稼働・ジャミング可・電波攻撃無効化)
足:黒鷲の安全足袋(つま先と足裏にミスリル強化済み)
種族特性:共感性上昇/協調性上昇/付加効果持続
種族技能:至高のエルフ(魅惑・祝福・樹木操作・緑化・調薬・長寿)
/人族属性(交渉・話術・知略・語学認識・性力操作・従属操作・隷属操作)
称号
歴戦の勇士
異界の来訪者
創世神の眷属
称号効果
歴戦の勇士:敵軍に身をおくものにDEF-20
*******
***ステータス***
名前:スエリア・リリア・ウチャウタ
性別:女 年齢:54 種族:ハイエスト・ハーフ・エルフ
登録ギルド:旧王都冒険者ギルド・旧王都商業ギルド・旧王都生産ギルド
所属クラン:なし
拠点エリア:旧王都「夢想都市・ジェルガイア」
総合レベル:64
HP:61185
(レベル適正:38040+種族特性23145)
MP:54175
(レベル適正:38040+種族特性16135)
SP:143925
(レベル適正:116360+種族特性27565)
戦術系職業1:双剣豪・63レベル
戦術系職業2:武術伝導師・60レベル
生産系職業1:武器精錬師・57レベル
生産系職業2:破壊工作師・54レベル
戦術特化属性:光・火・風・土
生産特化属性:闇・土・木・金
右手:仙撃神代象牙/海竜の羅針盤
左手:仙撃神代象牙/妖艶蜂の毒工針
右肩:自在変形盾(右)
左肩:自在変形盾(左)
頭:赤外線スコープ(陸自仕様・夜間配察知効果+5・耐闇・耐夜)
上半身:猫兎のふわふわブラ/鰐蜘蛛の帷子/雷獣の迷彩ジャケット
下半身:猫兎のもこもこショーツ/雷獣の迷彩ズボン
背:闇影の無限空間バック(インベントリと同期)
腰:長距離無線機(永久稼働・ジャミング可・電波攻撃無効化)
足:黒鷲の安全足袋(つま先と足裏にミスリル強化済み)
種族特性:共感性上昇/協調性上昇/付加効果持続
種族技能:至高のエルフ(魅惑・祝福・樹木操作・緑化・調薬・長寿)
/闇夜のエルフ(魅惑・誘惑・疑惑・認識阻害)
/人族属性(交渉・話術・知略・語学認識・性力操作・従属操作・隷属操作)
称号
歴戦の淫魔
異界の来訪者
創世神の眷属
称号効果
歴戦の淫魔:敵軍に身をおくものをメロメロにする。
*******
梨華の種族との整合性を図るためかと推測する龍助は、残りの2人の状況も見ていった。
***ステータス***
名前:コスカン・リカルード・エナミリア
性別:男 年齢:56 種族:ハイエスト・キメラ・エルフ
登録ギルド:旧王都冒険者ギルド・旧王都商業ギルド・旧王都生産ギルド
所属クラン:なし
拠点エリア:旧王都「夢想都市・ジェルガイア」
総合レベル:63
HP:52665
(レベル適正:36780+種族特性15885)
MP:59250
(レベル適正:36780+種族特性22470)
SP:142380
(レベル適正:114920+種族特性27460)
戦術系職業1:光雷剣豪・60レベル
戦術系職業2:武術伝導師・51レベル
生産系職業1:精錬技師・50レベル
生産系職業2:薬毒罠技師・47レベル
戦術特化属性:光・雷・火・風
生産特化属性:毒・闇・土・木・金
右手:仙突古代象牙/海竜の羅針盤
左手:打出の仙撃/妖艶蜂の毒工針/神の裁量計
右肩:自在変形盾(右)
左肩:自在変形盾(左)
頭:赤外線スコープ(陸自仕様・夜間配察知効果+5・耐闇・耐夜)
上半身:雷猫のTシャツ/鰐蜘蛛の帷子/雷獣の迷彩ジャケット
下半身:雷猫のブリーフ/雷獣の迷彩ズボン
背:闇影の無限空間バック(インベントリと同期)
腰:長距離無線機(永久稼働・ジャミング可・電波攻撃無効化)
足:黒鷲の安全足袋(つま先と足裏にミスリル強化済み)
種族特性:全魔法耐性/共感性上昇/協調性上昇/付加効果持続
種族技能:至高のエルフ(魅惑・祝福・樹木操作・緑化・調薬・長寿)
/天魔属性(呪加・祝福)/龍神属性(龍脈操作)
/ドワーフ属性(効果付与)/獣人属性(肉体強化・跳躍・体力温存)
/人族属性(交渉・話術・知略・語学認識・性力操作・従属操作・隷属操作)
称号
鬼畜な罠師
異界の来訪者
創世神の眷属
称号効果
鬼畜な罠師:罠効果+20
*******
***ステータス***
名前:シズエナ・アステリア・エナミリア
性別:女 年齢:54 種族:ハイエスト・エルフ
登録ギルド:旧王都冒険者ギルド・旧王都商業ギルド・旧王都生産ギルド
所属クラン:なし
拠点エリア:旧王都「夢想都市・ジェルガイア」
総合レベル:65
HP:103700
(レベル適正:39300+種族特性16100×4)
MP:103700
(レベル適正:39300+種族特性16100×4)
SP:246600
(レベル適正:117800+種族特性32200×4)
戦術系職業1:殲滅魔導師・63レベル(累計:110レベル)
戦術系職業2:回復療養師・60レベル(累計:104レベル)
生産系職業1:薬草栽培師・60レベル(累計:103レベル)
生産系職業2:幻獣育成師・60レベル(累計:108レベル)
戦術特化属性:光・火・風・土
生産特化属性:闇・土・木・金
右手:仙撃破魔神棒/慈愛の軍手/土壌改良スコップ
左手:奉納縁起羽子板/慈愛の軍手/回復ミニ熊手
右肩:自在変形盾(右)
左肩:自在変形盾(左)
頭:赤外線スコープ(陸自仕様・夜間配察知効果+5・耐闇・耐夜)
上半身:猫兎のふわふわブラ/鰐蜘蛛の帷子/雷獣の迷彩ジャケット
下半身:猫兎のもこもこショーツ/雷獣の迷彩ズボン
背:闇影の無限空間バック(インベントリと同期)
腰:長距離無線機(永久稼働・ジャミング可・電波攻撃無効化)
種袋(無限に各種の種が出てくる)
足:黒鷲の安全足袋(つま先と足裏にミスリル強化済み)
種族特性:共感性上昇/協調性上昇/付加効果持続
種族技能:至高のエルフ(魅惑・祝福・樹木操作・緑化・調薬・長寿)
/人族属性(交渉・話術・知略・語学認識・性力操作・従属操作・隷属操作)
称号
歴戦の慈愛師
異界の来訪者
創世神の眷属
称号効果
歴戦の慈愛師:指定するものの寿命を操作できる。ただし、減らしたり殺したりはできない。
(消費SP20000)
*******
静江さんが一番チートに感じた。何故ならば確かに転生システムは存在したが、通常はランダム転生で、高額な課金による転生補助薬を用いても同一種になる確率は0.1%だったはずだ。もしも、同一種族への転生ができた時の特典として、種族特性が倍加されるというものだ。ただし、転生前のレベルが30未満は1.5倍、31以上が2倍というのが公式発表だったが、静江さんは51以上で試したら4倍となっていたらしい。
なんていうチートだろうか。だから元以上のレベルまですぐに上がったんだなとなっとくできた。
だがしかし、このチートな6人パーティー、問題がありすぎてどう対処していいか悩むな。
「はぁ、突っ込むのは寝床を確保してからにしようか。とりあえず、移動して宿を探そう。所持品の一部でも売れれば宿代くらいは稼げるだろうし。・・・復唱不要、沈黙をもって肯定とする。今より進路を南に向け周囲警戒の上前進する。」
「「「「「「・・・・・・」」」」」
沈黙しつつ、目で確認を取る。特に問題はないようであった。
「では、進撃開始。」
高々と指揮棒を掲げその一歩を踏み出した。
彼らは、2年後ナミたちの渡来をシステムで知ることとなるが、それがナミたちである確証が得られていない以上、情報を集めることを主として行動していく。
この時すでに元からこの世界に息づく者達よりも秀でて強いと認識する彼らだが、上には上がいるはずだという勝手な妄想で鍛錬を続けていく。そこへ、神格者の登場である。彼ら6人が思うことは“打倒神格者”であった。今日も彼らの冒険はつづく・・・・らしい。




