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ブランジア人魔戦記  作者: 長村
chapter,02
29/104

ep,028 皆の家

 ショーマ達を乗せた馬車は、ローゼの実家であるクラリア邸に到着する。

 クラリア家は、女性弓術師の家系として比較的最近名を上げてきた名家である。先代当主、つまりローゼの祖母に当たる人物は、イーグリス王国との戦争で開戦直後から活躍し、その娘でありローゼの母でもある現当主シュレカもまた、戦争中期から末期にかけて活躍していた。

 屋敷の大きさはそれほどでも無いが、何より庭がかなり広い。木々が多く植えられ、自然に近い環境になっており、野生に近い動物が放たれているようだ。いつでも狩りが出来る環境、と言うことらしい。弓の腕を鍛えるには良い環境なのかもしれない。


 既にローゼ本人から、同じ小隊で集まってブロウブ邸で生活することは手紙で連絡が行っており、話はスムーズに進んだ。

「お互いを深く知り、隊の協調性を深め、連携力を高める。ですか」

 シュレカはレウスからの話を聞く。異世界人のショーマがどうとか、世界を救うだとか、そういう話はしないようにしつつも、嘘はつかない。となるとそんな内容になる。


 この話に関してシュレカの考えることは、こちらに都合が良すぎて何か裏があるのではないかという点だ。かのブロウブ家ともあろう家がほぼ無条件に屋敷を貸すなど。とは言え、レウスの言い分は最もな話でもある。

「私達第1小隊は他の学生に比べ、既に1つ抜きん出た評価を得ています。いずれは全員が騎士の称号を得られるだけの実力を持つのは、ほぼ確実でしょう。そして、もっと上を目指すことも十分可能かと。

 そのためには今の評価を崩さず、むしろさらに上を目指すことが重要だと考えます。ゆえに、出来ることはなんでもやっておきたいと考えまして」

 小隊の評価は個人の評価にもつながる。逆もしかり。レウスがローゼをブロウブ邸で生活させることは、レウス個人の評価にもつながり、お互いにメリットがあるというわけだ。

 ……そもそも、優秀なメンバーの集まっているという第1小隊に娘のローゼが選ばれたのは、やはり彼女自身が優秀だったからであろう。となれば、この申し出はある意味、娘が実力で勝ち取った報酬であるとも考えられる。

 それに、かのブロウブ家がクラリア家のようなまだまだ小さい方である家系を謀って何になるというのか。得られる物より、それで家の名に塗ることになる泥を拭う手間のほうがよほど高くつくはずだ。

 ……これでブロウブ家とクラリア家の関係が全て決まってしまう訳ではない。それに、小さいものではあるがドラニクス家とワグマン家ともつながりを持てるという特典もある。

「……わかりました。娘をお預けします」

「ありがとうございます」

 以上のことを考えた上で、最終的には了承する。

「お母様、心配なさらなくとも結構ですわ。私が自分で考え決めたことです。悪いようには決してしません」

「そうですね。あなたもいずれはこの家を継ぐことになるでしょう。それまでに色々なことを経験するのは良いことです」

 シュレカは娘を信じることとした。それに、少し疑いすぎな所はあったかもしれない。いずれは娘に家を継がせるのだから、任せる所は任せなければいけないのだ。


   ※


 馬車はクラリア邸を離れて、ワグマン邸に辿り着く。

「来たか」

 屋敷の玄関前にバムスの父、グラムスが待ち構えていた。

「ご無沙汰しております。父上」

「はじめまして。レウス・ブロウブです」

 バムスに倣ってレウスは頭を下げる。後ろに立つ他のメンバーも続いた。

「うむ。入りたまえ」

 連れられて客間に通される。


「連絡は聞いている。息子をブロウブの家で生活させたいと言う話だったな」

「はい。本日はそれを認めていただくため、ご挨拶に参りました」

「……少々薄汚れているな?」

「先程、騎士訓練所にてヴォルガム将軍に訓練をしていただきました。最低限身だしなみは整えましたが、いかんせん傷痕までは」

「なるほど。で、結果は?」

「我々の敗けです。前衛班で牽制しつつ後衛の大火力攻撃で攻めてみましたが、力及ばず」

「ほう、そうか。うちの息子は壁か」

「ええ、彼も奮戦してくれましたよ」

「フン、まあ良い。……で、共同生活の話だがな。その前に聞いておきたいことがある」

「……何でしょうか」

「そこにいる、平民も一緒か?」

「……はい。生まれがなんであろうと、僕も彼らも同じ第1小隊の仲間ですので」

「同じ? 君は隊長だろう?」

「それはあくまで隊の代表であり、責任を請け負う立場であり、隊員とは最低限の状況を除き、出来る限り平等に接し合いたいと考えています」

「フン。青臭い考えだな。それはブロウブ家という後ろ楯があるからという余裕の現れだとは言えないか? この小隊員の中で最も大きな名前だろう?」

「私はブロウブの名に恥じない行動をしているつもりです。家の名を気にして、出身だけで人を決めるようなことこそが、家の名を汚す行為と考えます」

「だが世間はそう思うかな? 口で言うのは容易いが、家の名と言うのがどれだけの重みを持っているかわかって言っているのか? 私の息子はいずれ家を継ぐ者だが、君はそうでは無いのだろう?」

「ええ、わかりません。ですが、我々は平等です。……私の知らないことは、私の仲間に教えてもらえば良い」

「自分が不完全であることを認めるか」

「はい。私も、そして私の仲間もです」

「…………」

「…………」

「フン、まあ良いだろう。その貴き心の片鱗、感じさせてもらった」

「ありがとうございます」


 レウスとグラムスのやり取りが終わると、バムスが椅子から立ち上がる。

「よろしいでしょうか、父上」

「うむ」

「では。……この者がお伝えしていた、デュラン・マクザスです」

「フン?」

「おい、挨拶しろ」

「なっ……、……ったく。

 ……デュラン・マクザス、です……。か、彼には日頃から稽古の相手を、してもらっています……」

 デュランは言葉を選びながら喋っている感じだった。恐らく事実をそのまま伝えている、というわけでは決してあるまい。

「フム。稽古、か」

「ええ、そうですよ父上。別に上から目線で将来のことに助言をしてやったり、彼の実力を周囲に認めさせ、自信をつけさせるためのお膳立てなんかはしていませんとも」

「こいつ……」

「そうかそうか。確かに、手紙にあった通りの男のようだな」

 デュランはひくひくと眉をしかめている。確かにグラムスはバムスの父親であると感じているようだ。

「うむ。せっかくだ。ベルナデンにも顔を見せていきなさい」

「ええ、せっかくなので。私が連れてきますよ」

 バムスは屋敷の奥へ進んでいった。姿が見えなくなると、グラムスはそのやり取りを見て呆けているレウスに言った。

「娘だ。……バムスにもしものことがあれば、この家を継ぐのはベルナデンになる。あの子には武術を教えていない。だから、そうなった時には、……ワグマン家は大きく道を変えていかねばならなくなる」

「……命に変えてもお守りしますとは言えませんが、出来る限りのことはさせていただきます」

「……生意気に育ったが、あんなでも可愛い息子だ。よろしく頼むよ」

「はい」


   ※


「ベル」

「……お兄様!」

 バムスは妹の部屋に入り、名前を呼んだ。ソファに身を沈めていたベルナデンはその顔を見て、明るく微笑んだ。

「帰ってきていたのはわかったけれど、私にも会いに来てくれるなんて……。驚いちゃった。お兄様ったら、普段から気配を消して歩くんですもの」

「悪いな。ベルの驚く顔が見たかったんだよ」

「もう、相変わらず意地悪なのね」

「はは。……ろくなお土産も無くて済まないが、代わりにお前に俺の友人を会わせたいんだ。良いかな?」

「お手紙に書いてあった人?」

「ああ、そうだよ」

「……うん。会ってみたいわ」

「じゃあ、行こうか。ちゃんと礼儀正しくするんだぞ?」

「……ええ、わかっておりますわ。お兄様」

「はは、大丈夫そうだな。……それじゃ、行くぞ」


   ※


 バムスが車椅子を押して戻ってきた。そこに座っているのが、ベルナデン・ワグマン。グラムスの娘で、バムスの妹だ。見ての通り、両足が不自由である。……武術を教えていない、とはそういう理由だった。

「皆様、はじめまして。ベルナデン・ワグマンです。兄がいつもお世話になっております」

 ベルナデンは座ったままスカートの裾を持ち上げて礼をした。

「レウス・ブロウブです。こちらこそ、彼の力には助けられています」

 ベルナデンは確かにどことなくバムスの面影はあるが、彼特有の突き刺さるような凛々しさはまるで無く、どこか儚さを感じる優しい微笑みが印象的だった。

「あの、デュラン様というのは……?」

「……私、ですが」

 またか、という顔を一瞬だけしてデュランは名乗り出る。

「まあ、あなたが。……いつも兄からの手紙に、あなたのことがたくさん書いてあって興味を抱いていたのです」

「……そうでしたか」

 デュランは苦手な愛想笑いをしながら受け答える。初めて出会った少女に、自分の知らない所で書かれた手紙で興味を持ったと言われても、実に困るものであった。

「兄のこと、よろしくお願い致しますね」

 ベルナデンは邪気の無い笑顔で笑って言った。


   ※


 ワグマン邸を後にして、最後にドラニクス邸にも向かう。わざわざ同意を得る必要は無いが、せっかく王都に来たのでそこは1度寄っておくべきだろうというレウスの判断だ。

「で、お前、あの妹さんに俺のことなんて吹き込んだんだ」

 馬車の中で、デュランはバムスに文句をつけていた。

「さて、どうだろうな?」

「おい」

「ん? まさかとは思うが妹とこれをきっかけにどうにかなろうとか考えているんじゃあるまいな」

「思うか。お前と違って随分と真っ直ぐな性根をした好人物だとは、確かに思うがな」

「フン。見る目はあるようだな。確かに妹は足こそ不自由だが、その分勉学に励んでいるし、心も人一倍優しいのだ」

「ああそうかよ」

「なんだその態度は。俺の妹などどうでも良いと言いたいのか」

「あーうるせえな」

 妹に関してやけに熱心なバムスの様子を見て、そしてこれから行く先を考えて、ショーマはある人物を思い出してしまう。

「…………」

「な、何よ……」

 ちらりと視線を向けただけで、メリルは軽く動揺していた。同じ様にバムスの様子から自分の兄のことを考えていたようだ。

「……や、やっぱり寄らなくても良いわよ。真っ直ぐ帰りましょ」

「いや、真っ直ぐ行っても途中でドラニクス邸の前通るだろ」

 と、レウスは冷静に否定する。

「う……。えっと、ほら。門から屋敷まで結構距離あるじゃない?」

「おとなしくちゃんと行っておいた方が良いと思うよ」

「うう……」

「でもあれだろ、グルアーさん、だっけ。その兄さんは今リヨールにいるはずだし、さすがにこっちには来ないだろ?」

「そーね……」

「……ん?」

「お兄さんは2人いるんだよ。それにご両親もいるし」

「ああ……」

「上のお兄様は仕事が忙しいからいないと思うけど……。グルアー兄さんと違って持ち場投げ出すお人でも無いし……」

「へえ」

「それに、セリアのことも伝えてあげた方が良いと思うよ?」

「へ? わ、私がなんですか?」

 窓のから街の様子を見ていたセリアは突然自分の名を呼ばれて振り返った。

「ああ、いえ……、そのことは……、まあ、そうだけど……」

「?」

「そうね。ちゃんと行きましょう。うん」

 メリルはちょっと考え込んで、決心をする。

「その調子だよ」

「??」


   ※


 ドラニクス邸に到着する。屋敷の規模は今まで見たどれより最も大きく、値の張りそうな石像が門から玄関までの道にいくつも立ち並ぶ。芝生や植木の手入れもよく行き届いているようだ。

「……ん?」

 ショーマは建物の影に何か恐ろしげなものを見つける。見覚えのある、太くて長い、丈夫そうな鱗に覆われた碧色のそれは……。

「尻尾……?」

「サフィードのよ」

 あっさりとメリルはその正体を口にし、芝生を踏みしめて近寄っていく。

 ショーマも恐る恐る追ってみると、何度か目にしたことのあるあの碧竜の頭をメリルが撫でていた。

「何でこんな所に……」

「何でも何も、普段はここにいるのよ。必要な時にだけ魔力を使って、一時的に別の場所へ現界させられるの。この宝石を通じて意識を感じられるから、私にはいつも一緒にいるような感覚だけど」

 メリルはいつも着けている襟元のリボンに添えられたブローチの碧い宝石に手を当てて言った。

「へえ、そういう仕組みなんだ……」

「そんな離れて見てないでもうちょっと寄って来なさいよ。別に噛みついたりしないし」

 サフィードはじっとショーマのことを睨んでいる。どこか敵意を込めて。……いるように見える。本当に噛まないか実に不安だ。

「2人とも、先に挨拶してからにしないか?」

 レウスが呼び掛ける。ショーマにとっては実に良いタイミングでの助け船であった。

「……わかったわよ」


 初老の執事に連れられて屋敷の応接間に入ると、メリルの両親と、長兄グランディスが迎えた。

「お帰り、メリル」

「……いるし」

 まさかいないだろうと思っていた兄が、当たり前のように優雅にティーカップを揺らして待っていた事実に、メリルはがっくりとうなだれた。

「お兄様、お仕事は……?」

 グランディス・ドラニクスはブランジア騎士団で副軍師長を務めている。大隊長よりもずっと重要な役職である。最近は活発化する魔族の対応に追われて、実家に帰って優雅に茶を飲んでいる暇などあるはず無いのだが。

「今日の分は片付けたから大丈夫だ」

 渋い低音でしれっと返答するグランディス。

 長身痩躯に癖毛の金髪、鋭い眼差しの碧眼に、銀の縁の眼鏡。そして丁寧に整えられた顎髭。遠目には次兄のグルアーに良く似ているが、どこか軽薄そうな彼と違い、刺さるように鋭い目付きと、実年齢よりも見た目を上に見せる顎髭のせいか、随分と威圧的な雰囲気がある。

「久しぶりに妹に会えるのだ。仕事なんてしていられるか」

 発言内容で台無しだったが。

(この世界の兄ってのはみんな妹が大好きなのか?)

 ショーマはそんなことを考える。前の世界でどうだったかはあやふやだが、ここまでのはそんなにいなかった気がする。

「もう良いです。いちいちお兄様のすることに口を出していたらきりが無いですし。

 こほん。……お父様、お母様、そしてお兄様、こちらが私と士官学校で共に行動している第1小隊の仲間達です」

「うむ。来てくれるのを待っていたよ。レウス君が隊長だそうだね?」

「はい。お久し振りです、ザンバットさん」

 メリルの父ザンバットに、レウスは頭を下げる。

「で、黒い髪の君が、ショーマ・ウォーズカ君だね? 娘の手紙によく書いてあったよ」

「あ、はい! どうも……」

「それから、セリア君というのは……?」

「あ、私、です」

「君がそうか」

「……えっと?」

 値踏みするような視線でザンバットはセリアを見つめる。

「セリア、良い?」

「な、何がでしょう……」

 メリルはセリアに真面目な口調で問いかける。セリアはまだ状況がよくわかっていない。

「……貴方を、正式に私の『弟子』にしようと思っているの」

「……はい?」

「だから、弟子。私の魔法技術を貴方に教え、貴方はそれを受け継ぐ。師匠は弟子を正しく導き、弟子は師匠の名に恥じない行いをする。……名家における一族のような関係を結ぶということよ」

「えっと……、それって。私を……、認めて、くれる。ってこと……、かな?」

「ええ。まだ、正式には師弟の契りを結べないけれど。私が、お父様から一人前と認められるまでは。でも、その時が来たらすぐに結べられるよう、今ここで確認をとっておきたいの。……急な話で悪いけど」

「それじゃあ……、つまりは、……今までと、何かが変わるってわけじゃあ、無いんだよね?」

「……!」

 メリルはセリアの言葉に少しだけ驚きを見せる。セリアは今までもメリルに魔法を教わり、そしてそれに恥じない行動をしてきた。そういう思いが伝わったからだ。

 メリルは自然と微笑みを浮かべた。

「ええ、そうね。そう言うことだわ。

 ……というわけです。お父様。よろしいでしょうか」

「うむ。確かにメリル、お前はまだまだ一人前とは認められない。だがその時が来たら、私はお前がその子を弟子にとることをきっと認めるだろう」

「ありがとうございます。お父様」

「あ、ありがとうございます!」

 メリルとセリアは2人揃って頭を下げ、笑顔で顔を見合わせていた。


「で、そちらのショーマ君とやら、彼の方はどうなのだね?」

「え」

 急に話題を振られてショーマは反応に困る。自分も弟子にされるということだろうか。

「お、お父様、彼はですね……、その」

「メリル、私にも是非きっちりと説明してほしい」

「お、お兄様まで……」

「お前からの手紙を見る限りでは、随分と特別な思い入れがあるようだが、しかしあえてそれを隠そうとしているような文面に私には感じられたのだが」

「ふ、深読みしすぎでは無いでしょうか……?」

「なんて書いたのさ」

「ちょっと黙ってて」

「…………」

「私は仮にも騎士団の戦略を担う者の1人だ。例え文字のみと言えど、その裏に隠された心境を十分に察することは出来て当然。何よりも直接お前と彼が一緒にいる様をこうして見れば、何かあるのは確信出来る。さあ、おとなしくお兄様に話しなさい」

「うう……」

 なんだかんだとわずらわしく思っていても、結局メリルは兄の言うことに逆らうことは出来ないのだ。メリル自身が、世界中で誰よりもこの兄を最も尊敬しているのだから。

「か、彼は、その……」

 仲間の前で発言を強制され、メリルは顔を赤くして口ごもる。

 当のショーマもなんだか気恥ずかしくなってくるが、実際ここでメリルがどういう答えを出すのかは、興味があった。場合によっては自分も仲間の前で、恥ずかしいことを言わされる羽目になるのだろうかとも思っていたが。


 あれでもないこれでもないと言葉を探し、

「……同志! なん、です!」

 結局メリルは、そう口にした。

2012年 03月01日

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