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異世界ゲームバー転生おじさん(42)、世界のバグになる。 〜看板は酒場、ノルマは命。AI神権に管理された世界で、名前のないマスターは今日も死に戻る〜  作者: 勇者ヨシ君
リスタート01

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第43話 おっさん、やさしい園を何度もやり直す ――助けに来たのに、死に方だけ上手くなる件―― ネムリ救出中編

ネムリ救出、第二ラウンド。

今度の敵は、強さじゃない。やさしさの形をした“正解”だ。

何度でも失敗して、仕様ごと剥がす。

目を開けた瞬間、白い天井(てんじょう)が見えた。


 ギルド地下、医療区画。

 白い(ひつぎ)みたいなダイブカプセルが並ぶ部屋で、俺は荒い息を吐きながら上体(じょうたい)を起こす。

 隣ではタニシが、顔面蒼白(そうはく)のままカプセルの縁にしがみついていた。


「いや、待って。マジ無理っす。

 “お迎えは不要です”で即ゲームオーバーとか、このゲーム?調整したやつ性格悪すぎるでしょ……」


 その向こうで、コハクが耳をぺたりと伏せている。


拙者(せっしゃ)、あれほど堂々と“帰れ”と言われたのは初めてでござる……」


 ムーニャンが、露骨に不機嫌そうに舌打ちした。


「殴られて負けるほうが、まだ分かりやすいヨ――」


 ジン老がモニターを(のぞ)き込み、片目のスカウターを細める。


「傷はとても浅い。じゃが、これは戦闘の敗北ではないのう。

 綺麗すぎる。排除というより――保護処理じゃ」


 イツキが、手元のログ板を弾いた。


「うん。ダメージログ、ほぼゼロ。

 代わりに並んでるのが“安定化セーフティスタビライズ”“安全確保(セキュアキープ)”“帰還優先(リターンファースト)”。最悪」


 ミツキが唇を噛む。


「ネムリちゃんの反応、まだあります。

 でも、薄い……。待ったら、届かなくなる」


 俺はカプセルの(ふち)を掴み、息を整えた。


「……いたんだよな」


 誰にともなく呟く。


「いた。奥に。届く場所に。

 なのに、近づいた瞬間――向こうが先に、こっちを“処理”した」


 タマモが壁にもたれたまま、腕を組む。


「救出ってのは、一発で拾える案件ばっかじゃない。

 呼び戻すために、何回でも手を伸ばす。そういう仕事だよ」


 その言葉に、白い部屋の空気が少しだけ締まった。


 初回侵入で分かったことは、ひとつだ。

 あそこは、ただの敵地じゃない。


 見た目は夕方の保育園。

 中身は――()()()()(おり)だ。


    *


 俺たちは、そのまま医療区画の隣の簡易ブリーフィングスペースに集まった。

 中央の卓にログ板が並び、壁の大型(おおがた)モニターに《RETRY NURSERY/ネムリの帰り道》の略式マップが映る。


 タニシが、頭を抱えたまま呻く。


「いやこれ、()()にアレなんすよ。

 デッドセルズとかハデスとか、ああいう“死んで覚えろ”系ローグライク案件なんすよ」


「ローグライク?何すか()()


 ノエルが外組の席から首を傾げると、俺が頷く。


「ゲームのジャンル名のことだ。一回で正解に辿(たど)り着くゲームじゃない。

 死ぬ。覚える。次で少し進む。そしてまた死ぬ――。

 それを()()|も繰り返して、()(しよう)を剥がしていくタイプを指す」


 ガロが低く言った。


「似た構造の遺跡クエストなら経験があるのう。

 じゃが、普通は罠が噛みつく。あれは違う。寄り添って閉じる」


「優しく抱っこして、そのまま閉じ込めるネ。趣味悪いヨ」


 ムーニャンの言葉に、ミーナが肩を抱いた。


「……ネムリちゃん、あんな所に一人でいるの……?」


 その時だった。


 俺の横に浮いていた青白いHUDの光が、いつもより濃く、長く揺れた。


検証完了(スキャンコンプリート)。前回敗因(ロストトリガー)仮固定(テンポラリーロック)シマス」


 ルステラの声が響く。


 次の瞬間、光が、輪郭(りんかく)を持った。


 肩。腕。細い指。

 半透明ではあるが、確かに“そこにいる”形で、ルステラが俺の脇に立っていた。


 ミツキが目を見開く。


「え……見えてる。前より、ずっと……」


 イツキも眉を跳ね上げた。


「は? ちょっと待って。

 ルステラ、それ、実体化(マテリアライズ)?」


完全実体化(フルマテリアライズ)ではアリマセン」


 ルステラは淡く輝く手を卓に置いた。

 紙が、ほんの少しだけ押さえられる。


「現在はダイブ中デス。

 ゆえに通常より深い層まで投影可能リンクレンジエクステンド。加えて、《リトライ・ナーサリー》の子供保護(チャイルドガード)レイヤーが、私の母性演算(マターナルロジック)と強く共鳴(レゾナンス)シテイマス」


 タマモが感心したように口笛を鳴らす。


「なるほど。あたしが拾ってる接続に、この子の出力が乗ってるんだ」


 ルステラはこくりと頷いた。


補足(サプリメント)。るすと側の例外(イレギュラー)ビーコン干渉、及び本ダイブ環境の高密度演算ハイデンシティプロセスにより、通常時より強い()()()ボディプロジェクションが可能デス」


 ジン老がにやりと笑う。


「つまり今は、いつもより触れる、ということじゃな ふぇっふぇ...」


 タニシが引きつった笑いを浮かべた。


「いや、普通に強イベントじゃん……」


 俺はルステラを見る。


現実層(リアル)でもやれんのか?」


「現実層では、周囲元素の再構成(リコンポーズ)、およびAI神権としての局所干渉ローカルインターフェアにより短時間の物理化(フィジカルライズ)が可能デス。

 ただし通常は、そこまでやる必要がありません」


 イツキが肩をすくめた。


「はいはい、今はそれで十分。

 で? 活躍するなら、具体策ちょうだい」


 ルステラの瞳の光がわずかに強くなった。


攻略方針(クリアプラン)更新(アップデート)シマス。

 この園は、正しい行動をした個体から()(リジェクト)シマス」


 場の空気が、一瞬だけ止まる。


「よって必要なのは、制圧(サプレッション)ではなく試行回数(リトライカウント)デス」


 タマモが口元を上げた。


「いいね。(おとり)をばら撒いて、あたしが切れる寸前の糸を拾う」


 俺も頷く。


()()()()死ぬ。

 その代わり、一回ごとに()()を持って死ぬ」


 ナツが外組席から拳を握った。


「行けるっす、先輩! 数こなして仕様を剥がすっす!」


 ルステラが空中に新しいログを開いた。


作戦仮称(オペレーションネーム)観測分散オブザーブ・ベイト


「本作戦では、失敗自体を()()()(オブザーブリソース)として使用シマス」


「言い方ァ!」とタニシが叫んだが、誰も否定しなかった。


    *


 そして、俺たちは再突入した。


《DIVE START:RETRY NURSERY/ネムリの帰り道》


 夕方色の園庭。

 ()()()風。

 可愛い動物の絵が描かれた案内板。

 ()()()な音楽。

 なのに、(いき)が詰まる。


 最初の数回は、ほとんど説明みたいなものだった。


 ――一回目。

 コハクが手洗い場に近づき、先行確認をしようとして失敗。


拙者(せっしゃ)、まずは衛生導線(えいせいどうせん)の確認を――」


 ぴこん、と可愛らしい音が鳴る。


清潔管理優先(クリーンファースト)未認証個体(アンタグドユニット)隔離(アイソレート)


「え、ちょ、待つでござ――」


 光。帰還。


 医療区画。


 コハクがカプセルから飛び起きた。


「手を洗おうとしただけでござるが!?」


 ルステラが即座に記録する。


「一回目。失敗理由:清潔導線接触クリーンラインアクセス

 “善良な保護者”判定を誘発」


 イツキが板に書き込んだ。


「手洗い場、罠確定」


 ――二回目。

 ムーニャンが昼寝室の様子を先に見ようとして失敗。


「昼寝部屋、怪しいヨ。先に見てくるネ――」


安静保護優先(レストファースト)高警戒個体(ハイアラート)休眠処理(スリーププロトコル)


「ふざけ――アルッ!?」


 帰還。


 ムーニャンが苛立たしげに髪を払う。


「寝かせて解決するなヨ!」


 ルステラが無慈悲に追記。


「二回目。失敗理由:休眠(スリープ)ルーム侵入。

 高警戒個体(ハイアラート)として静穏化処理(カームダウン)


 ――三回目。

 ガロが“何も触れずに進む”を試して失敗。


「ならば、何も応じずに通る」


疲労兆候検知(ファティーグスキャン):保護対象を休養誘導(レストガイド)


「……面倒な」


 帰還。


 タニシが頭を抱える。


「いやそれは理不尽すぎるでしょ。“動いてもダメ、動かなくてもダメ”案件じゃん」


 ルステラが冷静に返す。


「三回目。失敗理由:無反応行動(ノーリアクション)

 疲労保護(ファティーグガード)へ自動変換」


 ――四回目。

 イツキが認証票を読んで解析しようとして失敗。


「読ませてもらうよ。その“お迎え確認票”」


保護者照合開始(ガーディアンチェック):該当なし 帰還誘導(リターンガイド)


「うわ、はいはい最悪」


 帰還。


 イツキがカプセルから出るなり顔をしかめる。


「読んだだけで追い出された。

 あそこ、“理解した保護者”から先に帰してる」


 ――五回目。

 タニシが、半ばやけくそで正規導線を外して成功寄りの失敗をする。


「いやそれは、もう真面目にやるだけ損なんすよ。

 じゃあ逆に、名前書かねえ、靴揃えねえ、案内聞かねえ。クソガキムーブでいく!」


「最悪の攻略法だな」と俺。


「でも通る案件!」


 タニシは本当に、変な足取りで掲示板の裏を回り、花壇を跨ぎ、園児用の低い柵を潜った。

 そして、少しだけ――奥まで進めた。


 帰還後、ルステラが初めて小さく頷く。


「五回目。部分成功(パーシャルクリア)

 従順度(オベディエンス)が低い個体は、保護優先順位が一時低下シマス」


 ムーニャンがうんざりした顔で言う。


「タニシ、役に立つ時だけ本当に嫌ネ」


「褒められてないのに解釈一致っす……」


 その後も、六回目、七回目、八回目と、俺たちは何度も落ちた。


 六回目は、コハクの結界が“危険物持込”扱いで弾かれた。

 七回目は、タマモの回収糸が“過干渉”認定を食らった。

 八回目は、俺がネムリの痕跡に真っ直ぐ向かいすぎて“感情刺激要因”として帰還処理された。


 だが、そのたびにログは溜まった。


「一回目、清潔」

「二回目、休眠」

「三回目、疲労保護」

「四回目、照合」

「五回目、従順度(オベディエンス)低下で一時突破」

「六回目、結界は危険物」

「七回目、回収糸は単独だと過干渉」

「八回目、直情的接近(ストレートアプローチ)感情刺激(エモーショントリガー)として排除」


 読者に見せるみたいに、イツキが壁モニターへ失敗一覧を並べていく。

 そこには、俺たちが馬鹿みたいに何度も死に戻っている証拠が、ずらりと積み上がっていた。


 そして――九回目の直前。


 ミツキが、はっと顔を上げた。


「……待って。今、ネムリちゃんの波形(はけい)、揺れた」


 全員がそちらを見る。


「何に反応した?」


 イツキの問いに、ミツキは迷いなく言った。


「ノエルくん。

 外でずっと、“迎えに行かなきゃ”って言ってる声に」


 沈黙。


 ルステラの瞳が静かに光る。


「一致。ネムリの残響(ざんきょう)は、“攻略”ではなく“()()”に反応シマス」


 俺は息を吐いた。


「つまり、必要なのは――」


「ノエルです」


 ルステラが断言した。


「彼は未最適化(アンオプティマイズド)

 ゆえに、届きマス」


「未最適化って言い方!」とタニシが反射で突っ込む。


 だが、ノエル本人は、真っ直ぐこちらを見ていた。


「……俺、行きます」


 ミーナが立ち上がる。


「ノエル、でも――」


「怖いです」


 ノエルははっきり言った。


「すごく怖い。

 でも、“だいじょうぶ”って言ってる子が、全然だいじょうぶじゃないの、分かるから。

 俺、迎えに行かなきゃいけない」


 ナツが拳を振る。


「行けるっす! ノエル先輩なら届くっす!」


 俺は、少しだけ笑った。


「来い。ただし、勝手に死ぬな」


「はい!」


    *


 九回目のダイブ。


 夕焼けの園庭に降り立った瞬間から、空気が違った。


 ノエルが一歩前に出る。


「ネムリちゃん! 迎えに来たよ!」


 その声が、園全体に吸い込まれていく。


 次の瞬間、可愛らしいアーチの向こう、保育室の奥で、何かが揺れた。


「……ノエル、おにいちゃん?」


 小さな声。


 届いた。


 全員の息が止まる。


 だが同時に、空間そのものがざわりと震えた。

 保護リング。

 見えない光の輪が、幾重にも起動する。


 ルステラが即座に叫ぶ。


観測集中(フォーカスロック)を確認。権限流路(アクセスライン)捕捉(キャプチャ)

 ……今デス!」


「拾った!」


 タマモが糸を引くように右手を払う。


「保護経路、開いてる!」


 イツキがログ板を叩いた。


 その瞬間だった。


 俺の横にいたルステラの輪郭が、いきなり濃くなる。

 脚。腰。胸元。腕。

 ただの光ではない。明確な少女の形が、今までよりずっと強く、このダイブ空間に固定された。


 ノエルが転びかける。

 その肩を、ルステラの手が掴んだ。


 物理的に。


挿絵(By みてみん)


「うわっ……ルステラさん、触れ……」


「可能デス」


 ルステラの髪が淡く揺れる。


「本ダイブ環境は、通常時より高密度(ハイデンシティ)

 加えて《リトライ・ナーサリー》の保護レイヤーが私と共鳴。現在、強実体投影ハイマテリアルプロジェクションを成立シマシタ」


 タニシが後ろで半泣きのまま叫ぶ。


「いやそれもう、完全にイベント戦の味方覚醒なんよ!」


 だが、笑っている余裕はなかった。


 奥の保育室。

 白いカーテンの向こうに、あの影が立っていた。


 顔は見えない。

 服も分からない。

 でも、女の輪郭だけが、優しく、静かに、そこにある。


「この子は、ここなら泣かなくて済みます」


 空間全体から、柔らかい声が降る。


「外は危険です。

 この子は、ここで安定(ステイブル)しています」


 ネムリの小さな影が、その向こうで揺れた。


「でも……」


 ノエルが前に出る。


()んでいいんだよ、ネムリちゃん。

 怖くても、迷っても、外に出たいって言っていい」


「……えらんで、いいの?」


 その問いに、影が一歩近づいた。


「いいえ。

 この子はもう、選ばなくていいのです」


 その瞬間、ルステラが一歩前に出た。


 今までの補助音声じゃない。

 ただの案内AIでもない。


 “同じ側”の存在として。


挿絵(By みてみん)


否定シマス(ネガティブ)


 影の動きが、止まる。


「……競合個体(コンフリクトユニット)を確認」


 保護AIの声が、わずかに低くなる。


 ルステラは、まっすぐ告げた。


「泣かないことは、安全の証明になりません。

 迷わないことは、幸福の証明になりません。

 ソレは保護ではなく、停止(ストップ)デス」


「停止ではありません。安定です」


「傷つかない代わりに、選ばせない。

 その仕様を、保護とは呼びマセン」


 空間が軋む。

 保護リングが増える。

 ()()()音楽が、逆再生みたいに歪む。


 ルステラの背後に、新しいHUDが展開した。

 防衛(ガード)

 競合(コンフリクト)

 対抗(カウンター)

 いつもの柔らかい補助表示とは違う、戦闘寄りの演算ログ。


 イツキが息をのむ。


観測度(かんそくど)……跳ねた」


 タマモが舌打ちする。


「向こう、ルステラを危険個体認定したよ」


 保護AIの声が、なおも優しいまま告げる。


()()な保護個体を確認。

 権限競合(アクセスコンフリクト)を上位へ報告します」


 ぞくり、と背中が冷えた。


 来る。

 次は、もっと露骨に。


 それでも、今の一言は届いた。


 ネムリが、はっきりとこちらを見ていたからだ。


「……ノエル、おにいちゃん。

 ……マスター。

 ……ルステラ、ちゃん」


 タマモが即座に叫ぶ。


「引くよ! 今はここまで!

 次は()()()()せる!」


「撤退!」


 ガロの声に、全員が動く。


 俺は最後に、保育室の奥へ向かって叫んだ。


「ネムリ! 次は連れて帰る!」


 小さな声が返る。


「……まってる」


 世界が白く弾ける。


    *


 医療区画へ帰還した俺たちは、しばらく誰も口を開かなかった。


 だが、今度は違う。


 失敗した。

 でも、(つか)んだ。


 イツキが震える指でログ板を掲げる。


()()()、確定。

 ノエルの“迎え”が鍵。

 ルステラの競合干渉(コンフリクトアクセス)が突破口。

 ネムリ本人に、()()を発生させる」


 タマモが笑う。


「次は、引き剥がす」


 ノエルが胸の前で拳を握る。


「次、ちゃんと届かせます」


 そして、俺の横では、ルステラの輪郭が少しずつ薄れていた。


「大丈夫か」


「問題アリマセン。

 本ダイブ中は、通常より強い実体投影ボディプロジェクションが可能でした。

 ですが、保護権限との競合負荷は大きい」


 それでも、ルステラは少しだけ笑った気がした。


打開策(ブレイクスルー)は、確定シマシタ」


 壁モニターに、新しいログが走る。


【OBSERVATION LEVEL:UP】

【PROTECTIVE AUTHORITY CONFLICT】

【GUARDIAN RESPONSE:PREPARE】


 ()()()園が、次は牙を剥く。


 俺は、ゆっくり息を吐いた。


「……上等だ。

 次は、保護の顔した檻ごと(こわ)す」


 続く。



今回の43話は、「やさしい園」の攻略回でした。

強い敵を殴る話ではなく、“正しいことをすると負ける”構造を、何度も死に戻って剥がしていく中編です。

次回は、いよいよ保護人格との正面衝突になります。


■今回の登場人物

・マスター

 通称NO NAME。何度でも失敗して仕様を剥がす側のおっさん。今回は攻略の中核。


・ルステラ

 補助AI存在。今回はダイブ環境との相性で、いつもより強く実体化。保護AIと真正面から思想衝突した。


・ノエル

 “迎えに行く善意”を持つ少年。ネムリに届く鍵として途中合流。


・タマモ

 救出専門職リコーラー。切れる寸前の接続を拾い、呼び戻す役。


・イツキ

 ギルド受付嬢。ログ解析担当。攻略法の言語化と差分記録を担当。


・コハク

 犬獣人の見習い。結界と補助担当。真面目すぎて保護判定を踏みやすい。


・ムーニャン

 猫系武闘派。罠感知と前衛担当。今回は“やさしい罠”に何度も引っかかった。


・タニシ

 じめっとした弟分。ズレた行動が、逆に箱庭攻略の突破口になった。


・ガロ

 冷静な現場判断役。撤退判断と危険察知を担当。


・ミツキ

 受付嬢。感情波形・微弱反応観測担当。ネムリの反応変化を捉えた。


・ナツ

 外組の熱血応援担当。今回も勢いで士気を上げる。


・ジン老

 医療区画担当の老医師。ダイブ負荷と帰還ログを監視。


・ミーナ

 生活者視点の不安担当。ネムリを案じる感情の支え。


■主人公の現在のステータス(一般表示)

名前:NO NAME(通称:マスター)

冒険者等級:黒曜相当

HP:安定

MP:微減(連続ダイブ負荷)

状態異常:なし

観測度:上昇中

備考:ネムリ救出作戦継続中


■所持アイテム

・簡易回復ポーション×2

・現実持ち込み腕時計(再定義済)

・軽量演算補助リング


それではまた、

ギルド酒場るすとでお会いしましょう。

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