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『仙人陽勝、定頼の朗読を聴聞のこと』速記談2078

作者: 成城速記部

 藤原定頼卿が宮中より退出し、自邸に戻って速記の問題文を朗読していたとき、四月の月影の中に、小さく透き通った人が、木の上にいて、何だか怖くなって、どなたですか、と尋ねると、陽勝という仙人です。比叡山から金峰山を目指して空を飛んでいるとき、あなたの朗読が聞こえて立ち寄りました。怖がることはありません、と答えたので、朗読を続けた。仙人が、私どものところへいらっしゃいませんか、と言うので、どうやって行けばいいのでしょう、と尋ねると、私の背にお乗りください、と言うので、少し待ってください、家の者に伝えたいので、といって、邸の中に入ろうとすると、心が汚れていらっしゃる、と言って、仙人は去ってしまったという。



教訓:心が清らかなのか汚れているのかの基準は、それぞれの心にあるので、何とも言えない。相手は仙人だし。

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