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白里と二匹の猫の物語1
ある日、魔法使いの白里は、道を歩いていたら、一匹のトラ猫が歩いてきた。白里は、
「どうしたの。」
と聞くとトラ猫は、
「お腹が減った。何か食べさせてちょうだい。」
と答えた。
「分かった。今何か買って来るから。」
と言い、白里はお店へ行った。
ちなみに、動物と話せるのは、魔法使いの白里の能力の一つである。
猫のエサを買ってきた白里は、そのトラ猫にエサをやった。すると、ほかの猫もやってきて、みんなでエサを食べていた。
その中に、体のいいもののかなり年寄りの猫がいた。白里は、
「わーかっこいいー。」
と、近づこうとするものの、トラ猫が、
「オヤブンはもう体が弱いからやさしくしてあげて。」
と言った。そうかそうかと白里は、そっと見守ることにした。
「そういえばトラネコは若いし体が良いいな。」
白里はそう思っていたら、猫のエサを、袋ごとカラスに取られたため慌ててほうきにのり、エサを取り戻すべくカラスを追いかけた。
しかし、この様にほのぼのとしている時間は、長くは続かなかった。
次回、『ヌコサの島守』
「白里とに匹の猫の物語2」




