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ヌコサ伝 第8話 灯台完成
海の中にポツンと浮かぶアリカベ向島に、新しい灯台が完成した。
灯台員を務めるのは、1ケタ歳の頃に白里に助けられてこの島にやってきたヌコサ(この時14歳)でる。
時は日没。ヌコサは灯台の電源レバーを倒すと、灯台のてっぺんに優しい光が灯された。
やがて、月が輝く頃になると、灯台の光は夜の空を貫きながら回転した。
ヌコサは大陸に向かう船、離れる船を見守っていると、魔法使いの白里が、灯台にやってきた。
(白里)「ヌコサ!良い光だね。」
(ヌコサ)「ええ、ここの光はどこにでも届きそうだわ。」
灯台の光は、回転するレンズによって、満月の夜を一直線に貫く。
(白里)「ヌコサ見て!満月が海に映っているよ。」
(ヌコサ)「今日の波は穏やかだけど、明日は寒くなりそうね。」
(白里)「寒い日は、日の魔法の出番だね。」
二人が話していると、赤木 穂希と妖怪ヒノンボが、灯台にやってきた。
(穂希)「ヌコサ!新しい灯台はいい光ね!。」
(ヒノンボ)「なに、この程度の光、俺の闇が消し去りそうだぜ。」
(一同)談笑
こうして、新しい灯台はヌコサと共に、無事に動き始めたのであった。




