表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヌコサの島守  作者: 舵 登山
始章
65/75

ヌコサ伝  第7話  灯台と分身

 ヌコサは、灯台員になるにあたって、灯台の外で過ごす時間が少ないと言うことを気にかけていた。




(白里)「ヌコサ!新しい魔導書が本屋に入荷したそうだよ。」



ヌコサは、白里の知らせを聞くと、何気なく書店に立ち寄った。




(ヌコサ)「これが新しい魔術書か。」



新しい魔術書。その名前は『分身術 極』である。



(ヌコサ)「(そうだ!なんかあった時、灯台の仕事は全部分身にやらせれば良いんだ)」



ヌコサは(自称)天才的な発想を思い浮かべると、すぐに魔導書を購入した。




そして、魔導書の扉を開いたら、何かと難しいことが書かれたいて。




「分身術は、魔導士の英才が発明した新魔法である。木属性波長と土属性波長が複雑に混じり合ったこの魔法は、多くの魔法使いを苦難の領域に誘うだろう。しかし、本物の魔法使いは、その苦難を乗り越え、4人の優秀な分身を手に入れることができるであろう。」





(ヌコサ)「ふむふむ…習得にはそれなりの時間がかかりそうだねぇ。」




今のヌコサは、灯台の完成を待っているため、時間に余裕があった。



そのため、魔導書に書いてある魔法を、長い時間かけて習得し、灯台の完成40日前の今日、初めて自分の分身を作る時がやってきた。



(ヌコサ)「我の分身、我の左手の分身よ。今、ここに現れよ。」



ヌコサが分身を呼ぶと、一瞬めまいがした様な感覚に包まれる。



そして気づけば、ヌコサの目の前に分身が現れてるではないか。




(ヌコサ)「よし、分身術成功したわ。」



ヌコサがそう言って間もなく、ヌコサの分身が、口を開く。



(ヌコサ分身左手)「成功って、いきなり呼び出して何なのよ?」




分身って、不満を言うのか?一瞬そう案じたヌコサは、今は何も見なかったことにして、



(ヌコサ本体)「分身よ戻りなさい。」



分身を消し、今は何も起こらなかったことにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ