ヌコサ伝 第6話 大魔獣と女神 前編
ヌコサは魔術の練習を重ね、自らを「結界魔術師」と名乗るほど、結界魔法(魔法陣などのこと)が得意な魔術師になっていた。
その頃、この島の灯台が改築されて、新たに灯台員を雇う事になり、当時無職で、白里の家で居候生活をしていたヌコサが、その仕事を引き受る事が決まったころの話。
印刷屋の娘の赤木 穂希が、夜な夜な海辺で歩いていた。
すると、海から何かが姿を表そうとするのが見えた。
穂希がそれ見つめると、それは、禍々しい姿の大魔獣だった。
大魔獣が穂希をジロリと睨みつける。
大魔獣が穂希をに襲い掛かろうとしたその時、
(ヌコサ、白里)「危ない。」
ヌコサと白里は、そのように言うと、防御魔法で、魔獣の動きを抑えた。
(白里)「穂希!ここは僕たちがなんとかするから、今のうちに逃げて!」
思考が止まりかけていた穂希は、白里の言うとおりその場から走り去った。
ヌコサと白里は、大魔獣と戦う。
(白里)「くっ手強いな。」
(ヌコサ)「対魔獣結界四。」
ヌコサが展開した結界により、魔獣の動きが抑えらsれる。
(ヌコサ)「グッ…まだ動きを封じれない。対魔獣結界六。」
ヌコサは、結界の威力を引き上げた
(白里)「氷の息吹」
白里は、氷の魔法で、大魔獣の体力を低下させる。
それでも、大魔獣は全くと言っていいほど弱らない。
この戦いはいつまで続くのだろうか。そんな事を考えている一方、穂希はとにかく死ぬ気で走った。行くさきを決めず、無我夢中で走った穂希は、気づけば神社の鳥居の前にいた。
しかし、魔獣がいつ追いつくか分からないため、穂希は神社の石段駆け上がった。
穂希が最後の一段を登り切ると、神社に麻の服を着た少女?のような人物が立っていた。
(???)「随分と、慌てている様だけれど、どうやらただ事では無いみたいね。」
(穂希)「ふぇ?」
(女神)「大変だっただとう。私はここの女神的な存在よ。大丈夫、後は私がなんとかするから。」
穂希は、さっきまで死ぬ気で走っていたのもあって、何が何だか分からない様子でいた。
ーつずくー




