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ヌコサの島守  作者: 舵 登山
始章
58/75

ヌコサ伝  第1話 ヌコサ誕生〜悲劇と出会い

 ヌコサは、大陸の海辺の街で生まれた。



その後、妹が一人生まれて、4人家族で暮らしていた。




 しかし、ヌコサが言葉を話せるようになったぐらいの頃の話。



ある夜、家族で海辺を歩いていると、後ろから何かが追ってくる様な気配がして、振り返ってみると、大きな魔物が一家を襲ってきたのである。



咄嗟に父親が家族を匿うが、魔物は父親を一撃で殺してしまった。



「逃げて。」



母親の叫び声が聞こえ、ヌコサは無心に走り出した。


ヌコサは、家族を捨て、ただ必死に走り続けた。




 どのくらい走っただろう。気づけば夜が明けていた。



ヌコサはその時、どこかの港町にいるようだ。






妹とはぐれ、行先を見失ったヌコサに、一人の少年が話しかけた。



(???)「やあ、ここで何をしているんだい?」



ヌコサは少年の問いに対し、



(ヌコサ)「お父さん死んじゃった。」



と、答えた。



(???)「え?」



少年が聞き返すも、



(ヌコサ)「お父さん死んじゃったの。」



ヌコサは、父親が死んだと口にした。




少年は、家族を探してあげようと、



(???)「じゃあお母さんは生きているの?」



と、問いかけたものの、



(ヌコサ)「お母とはぐれちゃって…今頃死んじゃってるんじゃないかな。」



ヌコサは絶望的な表情で少年に伝えた。





少年は、少し考えた末、自分の家に連れていくことにした。



(???)「じゃあ僕の家に行こうか。」



(ヌコサ)「へ?お家?…うん。」



ヌコサは少年の提案に少し動揺するも、帰る場所のないヌコサは、屋根の下に連れてってくれると感じ、とりあえず応じてみることにした。


 


 そして、少年は、こう話した。


「僕の名前は白里しらさと 霧潮きりしおここから少し飛んで先にある、アリカベ向島に住んでいる、そろばんの得意な魔法使いさ。」




 白里は、ヌコサを箒に乗せ、海に向かって飛び出した。

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