夜に舞う不死鳥 その4
ヌコサ、白里、穂希、秋菜は、4人で一斉に不死鳥を呼ぶ魔法を唱えた。
するとヌコサが、海の向こうから、魔力と霊力が7:3の鳥が飛んで来ることに気がついった。
その鳥は、だんだんとこちらの方へやってきて、ヌコサたちの前に降りてきた。
大きくて、美しい雁の見た目をした鳥が1羽、こちらを見つめている。
そして、
「私は夜空を飛ぶ不死鳥、夜雁鳥だ。強き意思の持ち主よ、私は今ここに現れた。さあ、お前たちの願望を今ここで述べるのだ。」
不死鳥は、そう言った。
しかし、ヌコサは、こう感じた。
「(ん?願望?…そういえば何のために不死鳥を呼び出したんだっけ?)」
ヌコサたちは、不死鳥を呼び出して何をするかまでは決めていなかった。
「(まずい、これじゃあ、ただ呼んで終わりじゃん)」
4人は、内心少し焦った。
夜雁鳥は、ヌコサたちが自分を呼んだ理由は特にないということを察した。
そのため、夜雁鳥はこのように提案した。
「戯れごとをするのが丁度いい年頃のようだな。そうなれば、私も戯れごとに付き合うとしよう。」
夜雁鳥は、ヌコサたちに何かをして遊ぼうと提案した。
しかし、
「一緒に遊ぶと言っても、何をして遊ぶの?」
と、白里が問いかけた。
それに対し、夜雁鳥は、
「それなら、かくれんぼをしようでないか。」
と、提案した。




