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木刀のサムライその1
サムライが、この島へやって来た。名前は班妖 流刻。彼は木刀を身につけている。
この島の住人の一人である、魔法使いの白里は流刻がどれだけ強いのか気になり、
「流刻さんお相手よろしいですか。」と言い、流刻に剣の相手になると伝えた。
二人は砂浜に行き、それぞれ戦いの構えをとった。
「私が其方の魔法を受け止めて見せよう。」
流刻がそのように言ったため、白里は、氷系の魔法を流刻に向かって撃った。
流刻は自身が身につけるナラの木刀を握るとその木刀に力を込めた。
すると木刀の周りを霊気が覆い、その刃は最初に見た時よりもはるかに鋭く見えた。
と思っていたら、流刻に向かって来た魔法の氷が真っ二つに切れた。
白里はこの刃に対抗出来る魔法は無いと、あっさりと負けを認めた。
「これが我の実力なり。」
と流刻は言うとさらに、
「この島の面白い場所を教えてくださるか」
と問いたため白里は、
「岬の灯台に面白い人物がいるから会ってみたらいいよ』
と言った。流刻は、
「うむ、そこへ言ってみるか。」
と言い砂浜をあとにした。




