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不死鳥伝説 その5
紅翼鳥は、不死鳥を召喚する呪文を語り始める。
「いいか、その呪文というのは、
コヨトリ ヨルカリノ シナズトリ
ツキヨガ テラス シマニハバタケ
である。」
しかし、不死鳥は一向に現れない。
「これ、本当に不死鳥が来るの?全然それらしきものは見えないけれど。」
ヌコサは紅翼鳥を疑い、紅翼鳥に問いかけた。
しかし、紅翼鳥は、
「そうか、言い忘れていた。この呪文は夜の8時半から3時までしか通用しないんだ。だから今夜君たちで試してみたらどうだい?」
と、言った。そして、
「俺はこの後東の大陸の火山に行くから、最高の夜を思う存分楽しんでな!」
と言い、広い海に旅立った。
「なるほど、後はこちら任せか。」
「でもでも、僕たち伝説の不死鳥に会えるんだよ。」
「うん、そうね。じゃあ今夜灯台に集合ね。あ、二人だけだと寂しいから、誰か呼ぼうかな…。」
こうして、ヌコサと白里は不死鳥伝説を、本物にしようと意気込んだ。




