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不死鳥伝説 その4
紅翼鳥は、もう一つの不死鳥エピソードを話し始めた。
「あれから2年後、今から14年前話だ。その時俺はある渓谷で羽を休めていた。」
うんうん、と、ヌコサと白里がうなずく。
「すると、」1羽の雁のような鳥がこちらの方へやってきたんだ。」
「あれはサイズからして不死鳥だなと思っていたら、”君、紅翼鳥だね“と、話しかけてきたんだ。」
「うんうん、それで?」
白里が反応する。
「あの鳥は、口が達者ですぐに“私は不死鳥だよ”と、教えてくたんだ。」
「その不死鳥といろいろ話したら、最後に“不死鳥を召喚する呪文”というのを教えてくれたんだ。」
「ええ!?それってどんな呪文?」
ヌコサと白里は、驚きのあまり、声を上げた。
「ようし、君たちは魔法が上手そうだから、それを教えてやるよ。」
紅翼鳥は、ヌコサと白里に、不死鳥を召喚する呪文を語り始めた。




