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ヌコサの島守  作者: 舵 登山
始章
4/75

灯台守のヌコサ

 職業は結界魔術師と書いている。


しかし、実際それだけでは生活できないいため、ヌコは灯台守の仕事も合わせてやっている。


灯台は島の岬の先端にあり街からはあまり離れていない。

 太陽がだんだんと西の海へ向かおうとした頃、ヌコサは灯台の上に登り明かりのレンズを磨いていた。


 それから時は流れ、黄昏(たそがれ)の光がだんだんと淡くなり、雲に反射し何とも言えない雰囲気が漂う。


 ヌコサは電球のスイッチを入れ、レンズを回転させる。


灯台から見えるハロゲンランプの優しい光は夜の訪れを告げる。


 太陽が西の海へ沈み空が闇で覆われると、その光は闇に向かって一直線に光を放ち、消えていく。


 灯台の窓からは、これから海に出る漁船や島のそばを通り過ぎて行くタンカー船やコンテナ船などが、様々な光を放ちながら進んでいくのが見える。


 今日は特に気にかけることは無いため、管理室の布団に入り眠りについた。




 翌朝早くヌコサは眠りから目覚め、灯台の光を止めて、今日の一日が始まった。

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