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ヌコサの島守  作者: 舵 登山
始章
37/75

愛猫の神隠し  その1

 鍛冶屋の六介は、いつも鍛冶屋にやってくる白猫を可愛がっていた。


しかしある時、その猫が来なくなってしまった。


六介は心配しながら道を歩いて白猫を探してみたが、やっぱり見つからない。




 そこへ、ヌコサがやってきて、何をしているのか尋ねた。


「いつも鍛冶屋に来ている猫が来なくなって、心配だから探しているんだ。」


六介は答えた。





「猫ねぇ。」


ヌコサが呟くと、そこに魔法使いの白里がやって来た。


二人は、猫の件について白里に離した。


「じゃあ、猫に聞いてみようか?」


白里はそう言うと、通りすがりの野良猫に、


「やあ、いつも鍛冶屋に通っている猫がどこにいるか知ってる?」


と、尋ねてみた。


しかし、答えは、ノーだった。





「うーむ、これは厄介なことになるぞ。」


白里は、そう嘆いた。

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