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紅翼鳥物語 その6
紅翼鳥は空の飛び方を忘れてしまった。
そのため、ヌコサは紅翼鳥に空の飛び方を思い出させるべく、紅翼鳥を灯台のてっぺんへと連れて行き、そこで紅翼鳥を離してみた。
紅翼鳥は何かを思い出したかのように滑空した。空をぐるぐると旋回し、地上に降り立った。
ヌコサは空を飛ぶ魔法で紅翼鳥を見守っていたが、
それを見た紅翼鳥は、ピンと閃いた。
「そうだ、魔法だ。」
紅翼鳥は、自分が魔法を使いながら飛んでいたことを思い出した。
そして、
「飛行魔術、ツバメ。」
と言い、だいぶ遠くへ飛んでいった。ヌコサはそれを見守っていると、
「ヒエーっ、悪魔!」
と、海の方から何か叫び声の様なものがした。
何が起こったのかと、ヌコサは見にいったところ、なんと紅翼鳥が悪魔に追いかけられていた。
次回『ヌコサの島守』
「紅翼鳥物語 その7」
お楽しみに!




